処刑剣 １４ ＢＬＡＤＥＳ

『処刑剣　１４ ＢＬＡＤＥＳ』
“錦衣衛”　（2010・中国）　1h53
監督・脚本　：　ダニエル・リー
出演　：　ドニー・イェン、ヴィッキー・チャオ、ケイト・ツイ、ウーズン、サモ・ハン








中国、明の時代。反逆を起こそうとした者の前に立ちはだかるのは戦闘集団“錦衣衛”。



シネマート六本木での都内独占ロードショー。六本木行くのが億劫でどうしようかと思っていたけど、『導火線』を観てしまったらドニー・イェン主演作を観逃す事は出来ない。

本作のアクションは剣劇中心。こっちはこっちで別の良さが有った。
『導火線』はアクションの壮絶さでの面白さ、本作は剣劇ヒーローモノとして面白かった。
ヒロインのヴィッキー・チャオは相変わらず可愛かった。



主人公が錦衣衛最強の証しとして所持する14本の剣。
観ている間は邪魔に思えてもどかしかったけど、ヒーローとしての特徴づけとしてはなんだかんだ言って印象に残る。「ドニー・イェンが剣14本持ってる映画」と言えばこの映画しか無いわけだし．



サモ・ハンが送り込んだ刺客・脱脱強かった。さすがサモ・ハンに送り込まれるだけの事はある。
最強とされる主人公が色々と策を弄して結果があれって事は、実力的には脱脱の方が最強だったのかもしれない。



剣の柄の部分の作りが意外と簡単だった。持つ所に木をくっつけただけ。包丁の延長みたい。あれでは血でヌルヌルになったら簡単にすっぽ抜けそう。
その簡単な作りは下っ端の人たちの剣だったかも。エライさんになると立派な装飾がなされてすべり防止の加工とかもなされるのかも。
一番のすべり防止は柄と手甲を一体化させることだと思うけど、それだと装飾品としては見た目が今イチ。