BIUTIFUL ビューティフル [英数字の映画]
『BIUTIFUL ビューティフル』
“BIUTIFUL” (2010・スペイン=メキシコ) 2h28
製作・監督・原案・脚本 : アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
出演 : ハビエル・バルデム、アナー・ボウチャイブ、ギレルモ・エストレヤ、マリセル・アルバレス
余命僅かと宣告された男。娘と息子が生きてゆく自分のいない世界をより良いものにしたいと願うが。
エンドロールで“IKIRU”と出てきて、その内容の方はスペイン語か何かだったので分からず。でもそこではじめて本作が黒澤明監督の『生きる』から影響を受けた作品だったのではないかと思った。
スペイン語か何かだったので違うかも。しかも『生きる』は未見。
ただ『生きる』の大まかなストーリーは知っていて、余命僅かと宣告された男が社会をより良くしようと奮闘する。とか、大まかな所ではそんな感じではないかと。
本作でも男が自分の身近な社会を良くしようと奮闘する。
しかし男が一人で良くしようと思った所で何も変わらず。それは死期の近づいた男の願いであったとしても。
『生きる』の方は多分主人公の社会を良くしたいという願いが叶うんじゃないだろうか。
人種、犯罪、人間関係その他諸々が複雑に絡み合う現代においては、例え映画の中であっても男の願いは叶わない。
ただ、だからといって絶望するのではなく、世界は変わらなくても人間はまだ信頼するに値する。そういう希望が男を救ったのだろうと思った。
xml_xslさん、niceありがとうございます。
by テンプラ・ソバ・ニーロ (2011-08-14 08:06)
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが好きなので、
気になってたんですが・・・「生きる」からインスパイアされた
作品になってたんですか。うーん、なるほど。
って「生きる」も観てないんですけどね(笑
やっぱり気になるなぁ。備忘録に入れます。
ありがとうございます^^
by もももんがが (2011-08-19 17:00)
もももんががさん、おはようございます。
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ作品はちょっと苦手でした。あっちこっち話しが飛んで何を追いかければいいのか分からない感じで。
でもあっちこっち飛んだ話しが元に戻ったり、そのまま放ったらかしだったりするのが面白いんだろうなぁと少し分かったような気がしています。
by テンプラ・ソバ・ニーロ (2011-08-21 08:38)