クラッシャージョウ [カ行の映画]
『クラッシャージョウ』
(1983・日本) 2h12
監督・脚本・作画監督 : 安彦良和
声の出演 : 竹村拓、佐々木るん、小林清志、小原乃梨子、二又一成、武藤礼子、納谷悟朗、小林修
ワープ航法の確立で惑星の開発が進む未来。
惑星開発を始まりとする宇宙の何でも屋は「クラッシャー」と呼ばれた。
テアトル新宿『サンライズフェスティバル2011夏嵐(なつあらし)~今年もサンフェスはじめました~』にて。
久し振りに映画館のスクリーンで『クラッシャージョウ』が観られる。と、ちょっと無理して観に行ったら次の日暑さもあってしんどかった。
1983年公開当時、『クラッシャージョウ』と『幻魔大戦』が同時期に公開されて。ウィキペディア見たらそれに『ヤマト完結編』も同時期。『ヤマト』は未見だった事も有って全く忘れてた。
さらにウィキペディアによると興行成績では『幻魔大戦』『ヤマト』『クラッシャージョウ』の順番だとか。さすが当時の角川映画といった所なのか。
しかし『幻魔大戦』も面白かったけど、『ヤマト』未だに未見だけど、個人的に『クラッシャージョウ』が一番好きだなぁと。
で、久し振りに観て面白かった。
アクション盛りだくさんのSF大冒険。何より安彦良和さんの天才アニメーターっぷりを2時間超で楽しめるという贅沢な作品。
アクション、コメディ、シリアスそれぞれメリハリの利いた演技のつけ方が素晴らしい。
表情、仕種、ポージングどこを取っても安彦アニメ。
それは監督・脚本・作画監督・キャラクターデザインと驚くべき仕事量が成し得た結果だと思う。
エンドロールでの主題歌とロールの尺が合わなかったのがちょっと残念な所ですが。
声優さんも良かった。ジョウ役の竹村さんはしばらく声優をやめていてこれが復帰作という事も有ってか多少硬い所もあるけどその硬さが良かったりもする。
タロスとリッキーのお笑い(?)コンビも良かった。そこらへんはさすが次元とペーター。
安彦さんにはまたアニメやって欲しい。『ガンダムオリジン』アニメ化という事だけど安彦さんはアニメ製作には関わるのか関わらないのか。
絵を動かす事の面白さ、しかも天才が動かすととんでもなく面白い。という事を本作で見せ付けられて。それをまた凡人の自分などにこれでもかと見せ付けて欲しい。
短編作ってアカデミー賞狙ったらすぐ獲れるんじゃないだろうか。
あの頃は初日に並ぶとなんかもらえたんですよね。みんな前の晩から徹夜で並んだりして。入れ替えじゃなかったからそのまま2回目見たりして。三本のうち少なくとも二本は同日に見たような記憶が…遠い目w
by inuneko (2011-08-14 14:22)
xml_xslさん、niceありがとうございます。
by テンプラ・ソバ・ニーロ (2011-08-15 08:44)
donさん、niceありがとうございます。
by テンプラ・ソバ・ニーロ (2011-08-15 08:45)
inunekoさん、おはようございます。
何で貰ったのか忘れましたが原画(コピー?)を持ってます。この映画だけのファンクラブが有ってそこに入ったのでそれで貰ったのかも。
それもこれもなんだかんだで30年近く前の事で。それは遠い目になっちゃいますね。
by テンプラ・ソバ・ニーロ (2011-08-15 08:53)