カンフー・パンダ2 [カ行の映画]
『カンフー・パンダ2』
“KUNG FU PANDA 2” (2011・アメリカ) 1h30
監督 : ジェニファー・ユー・ネルソン
声の出演 : ジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリー、ダスティン・ホフマン、ルーシー・リュー、ジャッキー・チェン、セス・ローゲン、デヴィッド・クロス、ゲイリー・オールドマン、ミシェル・ヨー、ジャン=クロード・ヴァン・ダム
都を手始めに中国全土を手中に収めようとする孔雀が現れた。阻止に向かうアニマルカンフー軍団。孔雀は龍の戦士ポーの出生の秘密に関わっていた。
カンフー・パンダ、2作目も面白いなぁ。とただ感心するばかり。
ドリーム・ワークスとピクサー。両社ともサービス精神旺盛ながらピクサーは面白いと思ったものをあれもこれも詰め込んだ結果ボリューム満点で時間も長くなりがちな傾向に有り。
一方のドリームワークスもボリューム満点ながら何か90分から100分を目安に作品を作っているからダレない。みたいな違いが有る様な気がする。
時間に制約を持たせるか持たせないか。という事だけを考えるとドリーム・ワークスはテレビ的、ピクサーは映画的と言えるのかも。
ファミリー向けコメディアニメ。とちょっと低く見られるかもしれないけれどCGアニメーション技術がとんでもなくハイレベル。
3DCGアニメ(飛び出すやつじゃなく、カメラの動きが三次元のアニメ)のカメラワークが凄い。カメラぐりんぐりん動く。
セルアニメの背景画の上にセル画を載せて。という作り方と根本的に違うんだろうなぁと思う。
カメラが動く(実際はカメラが動いているように見せる)という事はカメラに映る全ての対象物が動くという事で、背景からキャラクターから小物から全て。
しかも背景は静止しているけどキャラクターはカメラとは別の動きをしている場合も有る。
それらを一つの画面の中で同調させる。ってどういう風に作るのか。
分からんがそれがビシッと決まると凄い映像になるという事は分かる。
ハイレベルな3DCGアニメだけどセルアニメを全く無視というわけではなく。これまでセルアニメが作り上げてきたアニメーションならではの表現の面白さを取り入れてそれが上手い事融合されている。
カンフー・パンダ、最強のアニメ。と言ってもよろしいのでは。
カンフー・パンダを面白くしているのにジャック・ブラックの貢献も非常に大きいと思う。
ポーはやっぱりジャック・ブラックそのもの。ジャック・ブラックあってのポーであると思う。
ジャッキーは・・・、ちょっとセリフが増えたような。
マスター・タイガーって女の子だったんだ!と今更になって気付く。
声がアンジェリーナ・ジョリーだから当然と言えば当然だったんだけど。全然女の子として見てなかった。
今回女の子っぽい所を見せるのでそこでやっと気付いた。
タイガー、カンフーの実力はポーよりも数段上ながらポーのカンフー以外の未知の力を認めている。
タイガー、いい子。
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