ウィンターズ・ボーン [ア行の映画]
『ウィンターズ・ボーン』
“WINTER'S BONE” (2010・アメリカ・1h40)
監督・脚本 : デブラ・グラニック
出演 : ジェニファー・ローレンス、ジョン・ホークス、アイザイア・ストーン、アシュリー・トンプソン
アメリカの寂れた町。ある一族の掟によって支配されていた。
行方知れずとなった父親の生死の有無を確認出来なければ少女の家族は離散の危機に陥ってしまう。掟に逆らい父の行方を追おうとする少女に一族の妨害の手が伸びる。
ネタバレあり。
全てを語らない映画。断片を提示しそこから観客に想像させる。情報の出し引きの按配が上手かった。
だから色んな解釈ができる。最終的に少女と家族を救うのはその一族で。それは少女が一族の仲間として認められたからなのかもしれない。
果たしてそれが少女と家族にとっていい事なのか悪い事なのか。
その地に潜む闇は奥深くそこから抜け出すことは難しい。少女に救いは有ったのか無かったのか。おじさんはどこに向かったんだろう?
ウィンターズ・ボーン。冬の骨。
なんかの慣用句かと思ったらそのままという。チェーンソー持ってる人たちに小舟に乗せられる。恐ろしい。
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