ロボット [ラ行の映画]
『ロボット』
“ENDHIRAN” (2010・インド・2h17)
監督 : シャンカール
出演 : ラジニカーント、アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン、ダニー・デンゾンバ
軍事目的に開発された高機能ロボットが感情をも持ってしまった。それはあらゆる意味で純粋すぎる感情だった。
インドSF。ただのドタバタギャグ映画かと思っていたら、ロボットは軍事目的で開発されたというシビアな面を見せる。
それはインドのお国事情が大きく関係しているのだろうと思う。例えば韓国だったとしたらそういう軍事的な事になる可能性はあるし。
日本だと『ロボジー』になるのが日本まだまだ平和だなぁと。
奇想な物語展開。そこらへんがインド映画ならではなのか。
ただその奇想が単発なような気がした。奇想の一個一個は面白いんだけどそれが連ならない。
列車内のアクションシーンとか本当に面白かったけど。それも単発。
列車内での不良グループたちは面白くなりそうな素材だと思った。インド版『シティ・オブ・ゴッド』が作れそうな。
インドでそういったバイオレンスな作品は無いんだろうか。バイオレンスだったとしても途中で歌とダンスが入ってしまうとか。
インド映画ってなんか色々吊り上げんのが好きなんだろうか。前に観たインド映画では人を何人も吊り上げてた。
この映画は製作費が多かったみたいなので主に車を吊り上げてた。
ロボットのバージョン2.0の磁石の威力!磁石の威力ときたらそれは『鋼鉄ジーグ』を思い出せ。と言われているようなものです。
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