崖っぷちの男

『崖っぷちの男』
“MAN　ON　A　LEDGE”　（2011・アメリカ・1h42）
監督　：　アスガー・レス
出演　：　サム・ワーシントン、エリザベス・バンクス、ジェイミー・ベル、ジェネシス・ロドリゲス、エド・バーンズ、タイタス・ウェリヴァー、エド・ハリス、ウィリアム・サドラー







ニューヨークのど真ん中。高級ホテルの21階の壁際に立つ男。男は元刑事で今は宝石強盗犯として刑務所に入っていなければならなかった。
男は何故壁際に立っているのか。その理由が徐々に明らかにされる。



ネタバレ有。



クライマックスのダイブ。あれをどう捉えるかでこの映画の評価も決まるような気がする。
ちょっと個人的には無かった。男は飛び降りてしまうのか否かがポイントとなるこの映画でその決着をつけてなおかつ物語としても決着をつける意味合いがあるのだろうけど。
どうしても『アザー・ガイズ』のサミュエル・Ｌ・ジャクソンとドウェイン・ジョンソンの事が脳裏に。









あのダイブに説得力を持たせるなら主人公は数学教師とかの方が良かったんじゃないだろうか。
瞬時に距離とか速度とか射出角度とか計算してのダイブ。数学教師だと話の根本から変わってしまうが。
ロバート・ダウニー・Jrのホームズならそういう見せ方も出来たのかも。



サム・ワーシントンは声がいい。低音でビブラートと言うか微妙に振動してて。



『リトル・ダンサー』ファンの方にはたまらないジェイミー・ベルのダンスシーン。
残念ながらファンではないけど、でも『リトル・ダンサー』以来（？）のダンスシーンは何故か嬉しかった。


予告見たら観直したくなった。



ウィリアム・サドラーと言えば『ダイ・ハード2』や『ショーシャンクの空に』。それと『ビルとテッドの地獄旅行』の死神。

『ビルとテッドの地獄旅行』の内容はほとんど覚えていないけど。
この映画の役も印象に残るだろうと思う



エド・ハリスが痩せ過ぎで心配。撮影が過酷だったらしい『ウェイバック‐脱出6500km‐』の影響が残っていたんだろうか。

コメント 2

自分は、屋上から体当たり、もしくは弟…いや、死体を投げてエド・ハリスにぶつけると期待して外れました。
「通行人に当たったらたいへんだから人払いを」ってのが伏線だと思ってたんですが。
by inuneko (2012-07-14 23:28) 

inunekoさん、こんにちは。
その際はやはりジャイアントスイングの後の投てきでしょうか。投げた後はハンマー投げよろしくの雄叫び付きで。弟も絶叫しながらクルクル回ってエド・ハリスに激突して見事ダイヤを手にするという。
by テンプラ・ソバ・ニーロ (2012-07-15 17:13)