メリダとおそろしの森 [マ行の映画]
『メリダとおそろしの森』
“BRAVE” (2012・アメリカ・1h40)
監督・脚本 : マーク・アンドリュース/ブレンダ・チャップマン
声の出演 : ケリー・マクドナルド、エマ・トンプソン、ビリー・コノリー
王女であるメリダはお年頃となり国のために結婚をしなければならなかった。しかしメリダ自身にその意思は全くなく、女王を思いとどまらせるため森に棲む魔女の何事かの呪文入りケーキを女王に食べさせてしまうのだった。
本編前の短編2本ですでに満足。『ニセものバズがやって来た』と『月と少年』。
『ニセものバズがやって来た』は『トイ・ストーリー』シリーズの短編。安定の面白さとしか言いようがない。ウッディとバズの声をちゃんとトム・ハンクスとティム・アレンがやっているのがうれしい。
『月と少年』も月の輝きの源はチョコビだった。という話しではなかったけどそんな風にも思えて面白かった。
『メリダとおそろしの森』はピクサーのCGアニメと言うよりもCGによるディズニーのプリンセスアニメ。上映時間にしても丁度100分という事でそこら辺もディズニー。ディズニーだともう少し短いか。90分位。10分の延長がピクサー。
だからピクサーを期待すれば期待したものとは違うだろうし、ディズニーだと思って観れば納得の作品。
とは言え女王がクマに変身してお城でドタバタっていうのは今イチ乗れず。やっぱりどこかでピクサーである事を期待していたんだろうか。お城を出てからは完全にディズニーと割り切れたのか面白く思えた。
ピクサーを期待した人は『ニセものバズがやって来た』で納得をしなければならないのだろう。
クマが予想外にフィーチャーされた作品だった。こんなにクマな映画だったとは思いもしなかった。『デンデラ』級と言っても過言ではない。
CGによるクマの造形、毛並、動作、表情が素晴らしかった。
3D。特に印象に残る所は無かったけど、最近の3Dは薄暗さを感じ無い事に気付いた。
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