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姿三四郎 [岡本喜八監督の映画]


マジメとフマジメの間 (ちくま文庫)

『姿三四郎』
(1977・日本・2h23)
監督・脚本・出演 : 岡本喜八
出演 : 三浦友和、秋吉久美子、仲代達矢、若山富三郎、田中邦衛、中村敦夫、矢吹二朗、宮内洋、森繁久彌、丹波哲郎、芦田伸介、岸田森








明治時代、会津の若者姿三四郎は柔術を極めるべく東京へと旅立つ。運良く高潔な師に出会い、己の高慢さに気付かされた三四郎は真の柔道家となるため様々な試練に立ち向かうのだった。



銀座シネパトス “生誕88周年 ハチ、ハチ、喜八 岡本喜八監督特集”にて。



黒澤明監督の『姿三四郎』のリメイクという事なんだろうか。黒澤版は未見。なので単純に岡本作品として楽しめた。

前半と後半で物語が分かれるが、そのつなぎが上手くいっていない感じはした。これは『姿三四郎』と『續姿三四郎』の2本を1本でリメイクしたという事なのか。



当時人気沸騰中の三浦友和さんの若さ爆発の魅力が詰まった青春柔道映画として成功していると思う。爽やかでカッコいい。

アイドル映画という側面も有ったのか主題歌有り。ザ・主題歌といった感じで聴いてて若干恥ずかしくなってくるけど耳には残る。

三浦さん、身体能力が高く映画冒頭でのアクションシーン、特に小部屋での三四郎と憲兵との立ち回りシーンは柔道アクション映画としての面白さと、柔道がアクション映画となり得る可能性を感じた。ちょっとジャッキー・チェンの映画っぽいアクロバチックな感じで。

若山富三郎さんとの対決シーンも良かった。若山さんのアクションがキレキレ。恐らく実際に柔道有段者だろうと思える動き。



V3、アオレンジャー、ズバットの宮内洋さんを映画で見たのは初めてかも。年代的にはズバットの頃の様。
快傑ズバットメモリアル [VHS]












宮内さんの兄役の矢吹二朗(千葉治郎)さんは千葉ちゃんの実の弟さんである事を初めて知った。
宮内さんとの兄弟役はライダー出演つながり?三兄弟で長兄は木枯らし紋次郎の中村敦夫さん。
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