マジック・マイク [マ行の映画]
『マジック・マイク』
“MAGIC MIKE” (2012・アメリカ・1h50)
監督 : スティーヴン・ソダーバーグ 製作・出演 : チャニング・テイタム
出演 : アレックス・ペティファー、コディ・ホーン、マシュー・マコノヒー
フロリダ州タンパで男性ストリッパーを職業とする者たちの物語。
男性ストリップという職業に嫌気がさし見切りをつける主人公。とりあえず映画としては主人公の立場を重視はしているものの、そこに残る者たちの事を軽視しているわけではなく。
辞めていく人も残る人もそれぞれに言い分が有り、それぞれの立場からしたらそれぞれが正しい。
主人公からしたら堅実な道を選んだという事で、オーナーからしたらそこで生き抜く覚悟を決めているという事ではないだろうか。
ああいうエンターテイメントの業界では情熱を失ったらそこに残る意味は無いって事なのだろう。
名優ジャック・ニコルソンも演じる情熱が無くなっての引退という事だし。
エンドロールでマイアミバージョンのオーナーソングが流れるけど、あれは主人公よりもオーナーの方にソダーバーグ監督が共感を持っているって事なんではないのかなあと思った。でもソダーバーグ監督も映画監督を引退するとか。
オーナーソングを歌うマシュー・マコノヒーはあんまり歌上手くなかった。それも演技なのだろうか。でもあれが本当の実力だったとしたらミュージカルの出演は無いなあと思った。
この映画はチャニング・テイタムの実体験が基になっているという事だけど、全部が全部実話ではないのだろう。
しかしダンスがキレキレだった。
一方ストリップメンバーのターザンさんはダンスではほぼ棒立ち状態だった。
コメント 0