ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金 [ハ行の映画]
『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』
"PAIN & GAIN" (2013・アメリカ・2h09)
製作・監督 : マイケル・ベイ
出演 : マーク・ウォールバーグ、ドウェイン・ジョンソン、アンソニー・マッキー、トニー・シャルーブ、エド・ハリス
トレーニングジムのインストラクター3人がアメリカンドリームを実現するため犯罪に手を染めやがて凶悪犯罪者となる。
『トランスフォーマー/ロスト・エイジ』を観て、そういえばこっちを観てなかったなあと思いDVDをレンタルして観た。
『トランスフォーマー/ロスト・エイジ』よりかは人間のドラマが描かれているなあと思いながら観ていたが、それはただ単に人間が主役(『トランスフォーマー/ロスト・エイジ』も人間が主役ではあるが)だったからで、その人間の内面の奥深くまで描かれているわけではなく、外っ面の事象だけをスタイリッシュに描くというマイケル・ベイ監督の本質は全く変わっていなかった。
事象だけを描くという点においても上昇志向の強い犯罪者を主人公にしたという点においてもマーティン・スコセッシ監督の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』ととてもよく似ている作品だと思った。
より凶悪な犯罪行為へと向かうために後味の悪さはこちらの方が上。
過去のマイケル・ベイ作品にゆかりのある俳優が顔を出している所がなんか嬉しい。オールスターとまではいかなかったけど、いつかマイケル・ベイ・オールスターみたいなのが作られたら面白そう。
過去のマイケル・ベイ作品にゆかりはなさそうだけど『アルカトラズからの脱出』のチャーリー・バッツ役のラリー・ハンキンが出ていたのも嬉しかった。ドウェイン・ジョンソンのケツを狙う男役。
『アルカトラズからの脱出』と『ザ・ロック』でアルカトラズ刑務所つながりでの出演?
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