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GODZILLA ゴジラ [英数字の映画]


ゴジラ (角川文庫)

『GODZILLA ゴジラ』
"GODZILLA" (2014・アメリカ・2h03)
監督 : ギャレス・エドワーズ
出演 : アーロン・テイラー=ジョンソン、エリザベス・オルセン、ブライアン・クランストン、渡辺謙、サリー・ホーキンス、デヴィッド・ストラザーン








巨大生物が人類の脅威として現れた時別の巨大生物が現れる。



ゴジラで観たものと言えばこの間公開されたデジタルリマスターの1作目と、VSビオランテと、金子修介監督のを観たかもしれない。それとローランド・エメリッヒ監督のを。
その中で記憶に残っているのは最近観た1作目だけなので、映画の中におけるゴジラの立ち位置というか人間との距離関係みたいのをよく分からないままで観たところ、てっきりゴジラは人間に対しての自然災害的な脅威としての存在なのだろうと思っていたが、全くそうではなくて何か人類にとって都合の良過ぎる存在になっているのが拍子抜けだった。
後から考えてそれはアメリカ人にとってゴジラはただの怪獣ではなくゴッドジーラ、神(ゴッド)的な存在であるのではないかと思った。
神であるからゴジラが地球の秩序を守るという事になっていた。しかしその秩序というものがあくまで人間本位の秩序という気がしないでもなく。やっぱりゴジラが人類にとって都合の良い存在になっているのではないかと思えた。

MUTO(未確認巨大陸生生命体)にしたって人間が作り出した放射能によって活動を再開させたわけで、要は人間にとっては自業自得であるのにもかかわらず人間に何の罪も無い様な被害者面で、そんな人間をゴジラは無償の精神で助けてくれる。それは神だからとしても何か納得いかないものが残る。ゴジラに助けてもらっても特に何の反省をするでもなし。



ギャレス・エドワーズ監督の演出方法は寸止め演出。クライマックスまでは肝心な所は見せない。
『トランスフォーマー/ロスト・エイジ』を先に観てしまった事も有ってか物足りなさを感じる。
『スターウォーズ』のスピンオフ作品を監督するとかなんとからしいけど、そっちも寸止め演出でやるのだろうか。
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