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プリデスティネーション [ハ行の映画]


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『プリデスティネーション』
"PREDESTINATION" (2014・オーストラリア・1h37)
製作・監督・脚本・音楽 : ピーター・スピエリッグ  製作・監督・脚本 : マイケル・スピエリッグ
出演 : イーサン・ホーク、セーラ・スヌーク、ノア・テイラー









ある爆破犯を捕まえるために時間を遡る男が過去の時間の人物に接触する。その人物は波乱の人生を歩んでいた。



ネタバレ有。



卵が先か鶏が先か。という正解の出せない問いが重要なモチーフになっていて。この映画もなかなか答えが出せない。もしくは答えが無いのかもしれない。
観ている間中はずっと考え続ける羽目になり、観終わっても答えが出なくてモヤモヤとする。わざと答えを出そうとしていないふしも有る。答えの出ない問題に無理矢理答えを出そうとしたらどこかで破綻してしまうだろうし。



1945年から1981年以降のそんなには経っていないであろうX年(ここら辺がよく分かっていない)までの話で。その1945年からX年の時の流れを直線上で理解しようとすると無理が生じるのだろう。
1975年にニューヨークで大規模爆破事件が起こり、1981年にタイムマシンが発明されそれを使い犯行を未然に防ごうとした結果過去に介入する事となり、そこで時の流れが本来向かう方向と枝分かれしてしまって、そして本来生まれるはずの無い人物が1945年(1963年?)に誕生し、その人物が1975年に爆破犯となって、そして1981年にタイムマシンが発明され事件を防ごうと過去に介入してしまう。という永遠にその時間をループする流れになってしまったのではないかと解釈した。
その解釈ではよく分からない所も有るが、その人物が自分自身であると分かっていながら恋愛感情を持ってしまうとか。そこら辺は宿命なのかなあという事で納得してみる。



卵が先か鶏が先かの問題でもう一つ重要なのは卵が先にしろ鶏が先にしろその始まりはいつなのかという事ではないかと思うが、本作の始まりはいつなのかと考えると過去に介入してしまった時点といえるのだろう。

ドラえもんは過去に介入しまくっているが、だからのび太小5の時代を永遠にループしているのかもしれない。



ループの中に入ってしまったとして、X年より先の未来の世界は無くなってしまったのだろうか。1981年をゼロとしたプラスマイナス53年の時間を移動できるタイムマシンで2034年に設定したら何が起きるのだろう。
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