ミモザの島に消えた母 [マ行の映画]
『ミモザの島に消えた母』
"BOOMERANG" (2015・フランス・1h41)
監督・脚本 : フランソワ・ファヴラ
出演 : ロラン・ラフィット、メラニー・ロラン、オドレイ・ダナ、ウラディミール・ヨルダノフ
幼い頃に母親を亡くした男。母親の死には不明な点が多く、その真相を調べる内に家族の隠された秘密が明らかになってゆく。
何か美談、いい話のように描かれているが、どう考えても美談だとかいい話には思えなかった。
母親の死の真相を知る事によって母親に対して持っていたわだかまりは消えるが別の確執を生む。その確執は決して許す事の出来ないものとして残り続ける。それって美談?
原題は"BOOMERANG"。あのブーメラン? と思ったらあのブーメラン。
あのブーメランの他に「やぶへび」「被害が自分に跳ね返る結果となる計画」という意味でもあるらしい。
皮肉めいた内容からすると原題の方がしっくりくる。でも『ブーメラン』のタイトルで公開してもなんのこっちゃ分からないだろうし、エディ・マーフィ主演作で既に有るし。
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