私の少女時代 -Our Times- [ワ行の映画]
『私の少女時代 -Our Times-』
"我的少女時代" (2015・台湾・2h14)
監督 : フランキー・チェン
出演 : ヴィヴィアン・ソン、ワン・ダールー、ディノ・リー、デイヴィ・チェン
現在の自分の人生、仕事、恋愛に悩む女性が1990年代の高校生だった自分自身を振り返る。
映画が公開されてから台湾での年間1位の興行成績と知って観る気になった。
何か日本の少女マンガの映画化みたいな感じで。少女マンガ読んだ事無いし、少女マンガの映画化も観た事ないんだけど。と言っといて、『のだめカンタービレ』はマンガも読んだしドラマも映画も観た。『動物のお医者さん』もマンガは読んだ。
台湾の高校生の恋愛が描かれる。そういう映画と知っていたら観なかったかもしれない。
外見に無頓着だった女子高校生が恋をし、外見にも気を使うようになるがそれで恋が上手く行く事は無く様々な紆余曲折が待ち構えている。
台湾映画らしいと思える純粋さを微笑ましく観られている時間も少しは有ったけど、紆余曲折が有り過ぎてその内どうでもよくなってきてしんどくなってきた。
恋がすんなりと成就せず焦らすのが恋愛映画の醍醐味なのだろうけど、本作を観て改めて自分には恋愛映画が向いていない事が分かった。
甘酸っぱい青春回顧だけでなく、過ぎ去った日を振り返る事で現在の自分を見つめ直す。という所が台湾で広い世代に受け入れられたんじゃないだろうか。
伏線の回収を律儀なまでにしているのは好感が持てる。
アンディ・ラウは今も昔も中華圏のスーパースターなのだと改めて分かった。
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