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ドラゴン×マッハ! [タ行の映画]


SPL2 : 殺破狼 II 香港映画OST

『ドラゴン×マッハ!』
"殺破狼II" (2015・香港=中国・2h00)
監督 : ソイ・チェン
出演 : ウー・ジン、トニー・ジャー、サイモン・ヤム、マックス・チャン、ルイス・クー







人身売買組織への潜入捜査中の刑事の正体がばれ組織の支配下にあるタイの刑務所に囚われる。その刑務所の看守は娘の病気の治療のため大金を必要とし、そのため汚い仕事に手を染めようとしていた。
しかし、2人の男の正義が燃え上がる時はやってくる。



2005年の香港映画『SPL/狼よ静かに死ね』の2作目だとは知らず、冒頭にスクリーンに出たSPLの文字でそうだと分かった。続編ではなく2作目という事。
サイモン・ヤム、ウー・ジンは1作目にも出ていたという事など、1作目の事をほとんど覚えていなかったが関連としては狼ぐらいだと思うので特に問題は無かった。

とりあえずトニー・ジャーとウー・ジンのアクションに期待。しかし、館内ロビーの壁に張られていた本作の雑誌の紹介記事をぼーっと眺めていると何やらその二人よりもマックス・チャンが凄いと。
でもそうは言ってもトニー・ジャーとウー・ジンだろうと思って観たら、マックス・チャンが凄かった。当然トニー・ジャーもウー・ジンも凄いんだけど、2人とはベクトルが違うというか、スマートでクール、それでいてアクションは超絶というカッコよさ。
スーツが似合うし。クライマックスではいつの間にかジャケットを脱いでいたけど多分脱ぐ仕草もカッコ良かったんだろうなあと想像する。



物語はドラマチックがてんこ盛りといった感じ。あまりに盛り過ぎてアクションシーンに支障が出るほどだったと思う。特にクライマックスシーンではこちらとしてはアクションを見ていたいのにドラマチックが何度も挿入されて邪魔に思えてくる。

刑務所内でのウー・ジンの携帯アンテナ探しin暴動はワンカット(風?)なので邪魔される事なく気持ちよく観れた。



他の映画なら死んで当たり前の怪我でも本作では死なない。人間って結構丈夫なんだなと勘違いしてしまいそうだけどそれは間違いでやっぱり死んで当然の怪我してる。



サイモン・ヤムの台詞で「後から振り返れば間違った事は正しい時に起きている」というのが有った。なんだかとても良い事を言っているような気がする。そのように振り返れる現在が大事と解釈。
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