アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場 [ア行の映画]
『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』
"EYE IN THE SKY" (2015・イギリス・1h42)
監督・出演 : ギャヴィン・フッド
出演 : ヘレン・ミレン、アラン・リックマン、アーロン・ポール、バーカッド・アブディ、フィービー・フォックス、イアン・グレン
ケニア、ナイロビに潜伏するイスラム勢力アル・ジャバブのメンバー捕獲作戦が英米合同で進行する中、偵察映像によって自爆テロの準備が進められている事が判明する。ドローンによるピンポイントの爆撃はすぐにでも可能だったが一般市民への巻き添えが考慮され会議室においての決行の指示を出せずにいた。
ネタバレ有。
緊張感が続く良く出来た軍事サスペンス映画。政治家たちの責任逃れのために決断が下せないのはイラっとするが、それだけ責任重大という事。
軍事的には速やかな決断を迫られるが、政治的・倫理的には慎重な判断が必要。
結局映画の中では軍事的な判断が下されるがそれが正しかったのかは分からない。
爆撃の巻き添えで犠牲となった少女の両親がその復讐のため自分たちが自爆テロを行う。こうして復讐の連鎖が続いていく。という所まで行くのかと予想したけど。
上空を飛行しているドローンから地上の一か所の静止映像をどうやって撮影しているのだろう?
ドローンは上空を旋回していて、搭載されているカメラが動いて一点を撮影し続けているという事なのか。
アラン・リックマンの遺作は『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』という事になるらしい。
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