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僕たちのラストステージ、パパは奮闘中!、シャザム! [映画]

僕たちのラストステージを観た。
1937年、ハリウッド。コンビでの主演映画が軒並みヒットしているローレル&ハーディだったが契約がこじれコンビを解消する。
16年後、イギリスでコンビ復活の巡業公演がスタートする。

ローレル&ハーディの事は全く知らなかった。ジョン・C・ライリーが演じていたハーディもイギリス人だろうと思って観ていたがアメリカ人という事。
HOLMES & WATSONではイギリス英語でワトソンを演じているみたいなのでこっちでもイギリス人役なのかと思っていた。
Holmes & Watson












イギリス人のローレルがボケでアメリカ人のハーディがツッコミ。見た目はローレルの方が神経質っぽくてハーディの方が巨漢で大らかそうに見えるけど、ローレルがハーディの事をからかってハーディを困らせて怒らせるというのが一つのパターンの様。ちょっと気取った風に聞こえるイギリス英語でからかうのが面白さなのかも。
観ていて日本でいうとコント55号なのかなあと思った。コント55号もリアルタイムで見た事は無いが。

ドーランの下に涙の喜劇人。とは故ポール牧師匠がサイン色紙に好んで書いていた言葉。舞台に立てば常に面白い事だけを期待されるけど、舞台を降りれば当然面白い事ばかりじゃなくて辛い事や悲しい事が有って。でもそういう事は舞台に立ったらお客さんに微塵も感じさせてはいけない。
だから、本来こういったコメディアンの舞台裏を描いた作品が作られるのはよくない事なのかもしれない。本作はいい映画だったけど。



パパは奮闘中!を観た。
共働きで子供二人を育てる夫婦。夫の方は仕事が忙しく家事、育児はほぼ妻に任せていた。

家事、育児は夫婦間でどちらかに負担がかかるような事が有ってはいけない。仕事が忙しい事を理由にするのなら、社会が金銭面でも環境面でも手助けしなければならない。社会を変えるためにはまず人間が変わらないと駄目だ。権力に隷属することを良しとするな。気高く生き誇り高く死ね(死ねとは言ってない)。という事を静かに訴えかける社会派ファミリードラマ。
さすが国歌でこの内容の歌を歌う国フランス。




シャザム!を観た。
7つの大罪が蘇ろうとしていた。それは世界の破滅を意味する。阻止するため一人の少年が急遽勇者に選ばれる。

日本語の字幕では勇者となっていたが、英語ではチャンピオンchampionと呼ばれていた。勝者、優勝者の意味と、(主義・主張のために戦う)闘士の意味が有るらしい。

ちょっと長いかなと思うがこの内容なら仕方ないと思える。
原作のアメコミを知っている人なら驚く事は無いんだろうけど、原作を知らないし、映画のネタバレにも遭わずに観れたので完全に予想外の展開が待っていて面白かった。

スーパーマン、バットマンなどのDCコミックヒーローが実在する世界。そのうちジャスティス・リーグにも参加するのか。
ジョーカーはそれらのDCユニバースには属さない単独作品らしい。


フィラデルフィアが舞台なので当然ロッキーネタが有り、他にはフィラデルフィアは関係ないがビッグ、ターミネーター2を連想させるシーンも有った。ビッグは当然として(移動遊園地が重要な場所になっているし)ターミネーター2は謎だけど。もしかしてこの先過去改変が起こったりするのだろうか。それはややこしくなるのでやめた方がいいと思うけど。
初めの方でアナベル人形らしきものもちらっとだけ見えた。
しかし、この映画を観ててんとう虫の歌を思い出す人はそう多くはいないかもしれない。

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