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X-MEN:ダーク・フェニックスとハウス・ジャック・ビルト [映画]

X-MEN : ダーク・フェニックスを観た。
X-MEN最強のミュータント、ジーン。宇宙物質と接触した事でその能力は更に覚醒するが、感情のコントロールが出来ず怒りが頂点に達するとダーク・フェニックスとなるのだった。

怒りが頂点に達すると赤くなる(ほほを赤らめるわけでは無い)のはレッドタイガー。


X-MEN第一世代シリーズの最終作という事らしい。
最強のミュータントのジーンが主役になるのは納得と言うか当然。ウルヴァリンはヒュー・ジャックマンが卒業したので出てこない。
フューチャー&パストで過去改変をしてしまったので2000年に作られた1作目のX-メンにつなげる事も出来ないのもしょうがない。
20世紀フォックスがディズニーに買収されたという事もあり、そんなこんな色んな諸事情の下で出来上がった作品なのだろうなあと勝手に想像する。
最終作の晴れやかさみたいなのは無いけどこれはこれとしてそんなに悪くは無かった。

同じくマーベルコミックヒーローのスパイダーバースでも示されたように並行世界が幾つも有って、第一世代シリーズもその内の一つの並行世界という事なんだろうと思う。
デッドプールがいる並行世界にも別のX-MENがいてそっちでも活躍するかもしれないし、ディズニーによるX-MENの新シリーズも作られ、そちらが新しいアベンジャーズにアッセンブルするのかもしれない。



ハウス・ジャック・ビルトを観た。
建築家を自称するジャックは自分の理想の家を建てるのと並行して欲望の赴くままに殺人を重ねていた。そして、ジャックにしか建てられない家が完成する。

ラース・フォン・トリアー監督作品はそんなに観ていないのでよく分からないのだけど、死後の世界、地獄みたいなのが出てきてそっち方面の事を信じている人のようにも思えたのがなんか意外だった。
しかし考えてみたらジャックが罪の意識や良心の呵責など一切無いままにあっさり(ジャックの被害に遭った人たちと比べて)地獄に堕ちてそれでおしまいというのも地獄とか天国とか神とかの存在を茶化しているようにも思える。
ウィキペディアによると無神論者との事。
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