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マーウェンとXYZマーダーズとペット2 [映画]

マーウェンを観た。
マークの自宅の庭にある空想の世界マーウェン。マーウェンでは日々ホーギー大尉と女性部隊がナチスと壮絶な戦いを繰り広げていた。

主人公マークが受けた暴行事件によるPTSD心的外傷後ストレス障害の苦しみと、その苦しみから少しずつ立ち直っていく姿を描いた映画。
実話を基にしているという事で、そのモデルとなった人は実際にセラピーとしてフィギュアを用いて第2次大戦中の物語を写真撮影しているらしい。
その空想の物語に焦点を当てて実際に映像化するのがロバート・ゼメキス監督ならではといった所。
ひと頃は実際の俳優に演技をさせてCGキャラクター化するパフォーマンス・キャプチャーに執心していて、それが最近の映像上で役者を若返らせる技術に貢献しているのかもしれない。しかし作品として成功したとは言い難く、ここ最近はそういった映像的な事より人間ドラマに重きを置いた作品が続いた上で本作がパフォーマンス・キャプチャーの延長線上にある空想世界と現実世界のPTSDに苦しむ男の人間ドラマの融合であるのは納得出来る。納得は出来るがやはり成功しているとは言い難い。



XYZマーダーズを観た。
猛スピードで車を走らせる尼さん。その頃刑務所では無実を訴え続ける死刑執行直前の死刑囚の口から事件の全貌が語られていた。

新文芸坐、夜フェス! 真夏のカルトホラー大集合! にて。

1981年にスプラッターホラー死霊のはらわたで注目を浴びたサム・ライミ監督が続いて1985年に発表したロマンティックブラックコメディ。初見。映像テクニックで凝ってて面白いと思えるところはあった。
脚本はサム・ライミ&コーエン兄弟。コーエン兄弟らしさと言えば殺し屋が出てくるところ。
オスカー女優フランシス・マクドーマンドが尼さんの一人で出演。



ペット2を観た。
心配性のマックスが野生の中で精神と肉体を鍛えられ、愛するマックスから預かったおもちゃを取り戻すためギジェットは猫になり、うさぎのスノーボールは極悪サーカス団にいる囚われのホワイトタイガーを救い出そうとする。


3つのストーリーが同時に展開。なので話があっち行ったりこっち行ったりでちょっと落ち着かない。それが最後には一つにまとまるんだろうなあと思いながら観ていた。当然最後にはまとまるわけだけど、予想外や予想を超えるという事は無く落ち着くところに落ち着く。それで良かった。面白かった。
今回で飼い主に子供が生まれてその子が成長してこのままシリーズが続くとなるとペットとしての物語は最後どこに落ち着くのか想像出来てしまうが、それをやるのかやらないのか。やると感動作になってしまうし。

併映の短編ミニオンのキャンプで爆笑大バトルが面白かった。いつもの様にドタバタギャグで。
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