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フリーソロ [ハ行の映画]

フリーソロを観た。
安全装置を一切使わないクライミング・スタイル、フリーソロで約975メートルの断崖絶壁エル・キャピタン(アメリカ、カリフォルニア州ヨセミテ国立公園)への人類初の登頂成功に挑む若き天才クライマー、アレックス・オノルドの姿を追うドキュメンタリー。

何かこの所登山のドキュメンタリー映画が年に一本位公開されている様な気がする。撮影技術が進歩してより迫力の有る映像が撮れる様になったからだろうか。
それらの映画は気になりつつも観なかったが本作は観てみた。
練習段階からの登頂シーンをただ見ているだけでも手に汗だった。

全ては重力との戦いであるのだろう。それはフリーソロに限らず全てのスポーツに言える事かもしれない。逆に重力が有るから全てのスポーツは成立しているとも言え。重力が無ければダンクシュートもサービスエースも上手出し投げもハイジャンプ魔球も無いわけで。無くは無い? それ以前に走るなどの基本の動きが出来るのかが分からない。四股は踏めない。サンドバッグを叩くとどうなるんだろう?
重力に支配されている絶壁、その支配に抗って登りきった先に有るのはやはり重力に支配されながら絶壁とは違い安全(とりあえず落下する危険は大幅に減る)をもたらしてくれる頂上。
重力の支配に抗う、重力の支配から逃れるという事に大きな意味を求めながら最後には重力の支配が安らぎを与えてくれるという。
重力が無かったら横になってゴロッと寝っ転がれないだろう。ゴロッとしたらいつまでもゴロゴロゴロゴロと行ってしまう。自分の重みを心地よく感じて寝っ転がれない。それが無重力の一番の問題かもしれない。人はやはり重力の支配からは逃れられないし、抗った先には大体の人には死が待っている。大体の人は支配された上で安心、安定を求めてしまうものなのだろう。
重力の支配から解放された時に人は新たなステージに進めるのか。

戸田さんがめちゃくちゃ美人





最初にちょっとだけ流れる音楽はクラッシャージョウの連合宇宙軍
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