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男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎 [男はつらいよ]

男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎を観た。
岡山県を旅する寅さん。義弟・博の父親、諏訪飇一郎の墓参りに訪れた寺の住職の娘朋子に一目惚れ。

角川シネマ有楽町《男はつらいよ 4Kデジタル修復上映》にて。

1983年12月公開の32作目。映画のシリーズ開始から14年。この時点で既に大長寿シリーズ。お約束なパターンは有るけどそれがマンネリという事ではなくて。お約束を外さない面白さというのは有るし、まるっきり同じ事を繰り返しているのではなくて年を重ねてきての変化の面白さだったり感慨深さも有るし。
寅さんも当然変化している部分は有るけど一番変化しているのは満男だろうと思う。成長と言った方が正しいか。満男の成長によって周りもみんな変化(悲しいけど老化)していく。

4Kデジタル修復にはそれほど期待はしていなかったけどやっぱり映像は綺麗だった。
それと映画館で観ると他の人の笑い声クスクス笑いだったり爆笑だったりがプラスされるのでそれがまたいい感じ。劇場初公開当時の劇場の雰囲気とはどの様なものだったのだろうか。もうこの様な極めて稀な時代を重ねていく国民的映画と呼ばれる映画も出て来ないだろうし、一度は体験してみたかった。と、今さらになって思う。
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