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きょうのポストカード(残された者 -北の極地-) [映画のポストカード]

残された者 -北の極地‐を観た。
飛行機墜落によりたった一人で北極地帯でサバイバルする男は生還出来る事を決して諦めようとはしなかった。

マッツ・ミケルセン主演。他の出演者は人間二人とホッキョクグマ一頭(二頭?)。マッツ・ミケルセンの自己紹介映像を見るとメッス・ミケルセンと言っている様に聞こえる。

そんなマッツ・ミケルセンが97分間ほぼ出ずっぱりで逞しくて頼もしくて優しくて、そして何と言ってもカッコいい姿を見せてくれる。97分間ずっと遭難状態なので見ていてしんどい事はしんどい。しんどい時でもマッツ・ミケルセンはカッコいい。
入場者特典で貰ったポストカード
残された者 -北の極地-.JPG

監督はてっきり北の方の人なんだろうなと思っていたら南米ブラジル出身。

こういった遭難・サバイバルモノを観るとさいとうたかを先生のサバイバルで魚は生で食べた方がミネラルが摂れて健康的にいい。みたいな事が描かれていたのを思い出す。



国家が破産する日を観た。
韓国、1997年。通貨危機目前。

実際に起きた話。経済の事はなんの事やら全く分からない。韓国が通貨危機に陥ったのは好景気と言われそれを信じてイケイケどんどんでやってて外国からの投資もそれを後押ししていたけど、そんないい加減なイケイケどんどんが長続きするはずもなくそろそろヤバいなと投資家から手を引かれ(その裏にもアメリカの影がチラリと見える?)、国が介入してもどうにもならなくなった。という事なのだろうと解釈。そしてIMF国際通貨基金に救済を申請して国内の中小企業は見捨てられ国内外の大企業が繁栄する現在の仕組みが出来上がったと。

韓国経済の仕組みと経済が及ぼす価値観や倫理観とががらりと変わろうとしたその瞬間にそれぞれの人がそれぞれの思惑で戦ったり悪巧みしたり這い上がろうとしたり苦しめられたり。そういった群像劇が上手くまとめられていて見応えのある映画だった。
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