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ランボー ラスト・ブラッド、ハーレイ・クイン、新喜劇王、暗数殺人、ANNA/アナ、ユーロビジョン歌合戦 [映画]

ランボー ラスト・ブラッドを観た。
生まれ故郷のアリゾナで牧場を継いで平穏な暮らしをしていたジョン・ランボー。10年近く親代わりとなって見守っていたガブリエラが行方知れずの実父を探しに行ったメキシコで行方不明になってしまう。

ランボーシリーズ最新作。絶望と怒りがランボーの兵士としての超絶殺傷能力の原動力であるという事は一貫されていて、本作においての絶望と怒りも観るのがしんどい所が有るが(シリーズ中一番のしんどさかもしれない)そのしんどさが有ったからこそそれを経てのランボー怒りの皆殺しは単純に復讐モノのアクション映画として面白かったし殺戮シーンの数々は大変良く出来ていたと思う。

復讐モノとして楽しめるのだけど相手が極悪人とはいえ、それでも人間なわけだから殺人はよろしくないとも思えるわけで。ランボー容赦なくやり過ぎちゃうから。
ランボーの超絶殺傷能力を最大限に生かし、尚且つ罪悪感も無いという映画にするならランボーVSゾンビがいいんじゃないだろうか。ランボーが無理ならランボーみたいな人物をスタローンが演じてゾンビと戦う。ランボー以上の容赦無さで。
シュワルツェネッガーはちょっと毛色の違うゾンビ映画に出てあまり成功しなかったけど。



ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREYを観た。
ゴッサムシティで恐れられるジョーカーの彼女としてやりたい放題だったハーレイ・クイン。ジョーカーと別れた事が知れ渡るとそれまでの恨みつらみがある者たちからの標的となるのだった。

スーサイド・スクワッドに登場したハーレイ・クインを主人公とした映画。BIRDS OF PREYの意味は調べると猛禽類と出て来るが何か他の意味も有ったりするのだろうか。本作の中ではチーム名として使われる。
ハーレイ・クインが一応メインではあるけど、DCコミックの一部の女性キャラクターが集結しBIRDS OF PREYを結成する話でもあった。その中ではクロスボウを武器にする暗殺者ハントレスが興味をひかれた。凄腕の暗殺者で有るけど出自がお嬢様で多分天然キャラなんだろうと思う。天然キャラである事をあんまり自分では分かっていないような感じで本人は至って真面目なのを周りからいじられる。そこが面白い。

正直あまり期待していなかったアクションシーンが良かった。
超音波を発する歌姫が敵と戦ってる途中で髪を束ねるシーンがカッコ良かった。



新喜劇王を観た。
映画スターを夢見る売れないエキストラ女優モン。演技には自信とこだわりが有るが映画業界はただ売れる映画を作るためにキャスティングに最重要視するのは容姿と知名度だった。

1999年のチャウ・シンチー監督・主演作の喜劇王の続編なのかと思っていたがリブートという事。喜劇王は未見なので本作を観る前に観ておきたかったが配信を探しても見当たらず、レンタル店はもう徒歩圏内には失くなってしまった。
でもリブートなので未見でも問題は無かったのかもしれない。実際問題無く観られたが、でもやっぱり観ておいた方がより面白かったんだろうなあと思う。

映画業界の内幕モノ。シビアではあるけど当然チャウ・シンチー作品なので面白おかしく描かれる。面白おかしいのが逆に余計に辛かったりもするが。
結末はおおよそ予想は出来るのだけど、チャウ・シンチー作品はそこに至るまでにどういう展開をするのかが読めないのでハラハラする。予想通りの結末であっても予定調和と感じないのはそのハラハラが有るからかもしれない。



暗数殺人を観た。
人から頼まれて山中に埋めたのは遺体だったと麻薬捜査班の刑事キム・ヒョンミンに告白する男カン・テオ。しかし殺人課はカン・テオが犯人だとして捜査し逮捕する。事件解決を急ぎ法廷に物的証拠をでっち上げた殺人課の隙を突きキム・ヒョンミンを利用し減刑を手にしたカン・テオはキム・ヒョンミンに更に複数の殺人を告白するのだった。

自粛要請直前(4月3日)に公開されて観ないうちに自粛に入って。このまま観ないままかと思ったが(その内配信で観られるだろうけど)ユナイテッドシネマ豊洲でも上映されていたので観た。
ユナイテッドシネマ豊洲の入っているららぽーと豊洲の新館がオープンしていた。新館が地下鉄とつながっているので結果地下鉄からユナイテッドシネマ豊洲までがつながる事に。雨の日とか真夏とかは助かる。ただ、この日たまたまなのかもしれないが新館のエスカレーターの速度が遅い。

実際に起きた事件の映画化。物語として多少事実と異なる所は有る。という旨の説明が映画の冒頭に有った。
数年前に起きた殺人を告白するので映画で描かれる時間は現在と数年前の過去となるけど、思いもしなかった所で過去のシーンになるのにちょっと戸惑った。それは事実(真実ではない?)を提示する事で本作が実話を基にしているという事を強調するためだったのかもしれない。

エクストリーム・ジョブで印象に残ったチン・ソンギュが出演。

今のところ印象的な脇役というのが多いみたいだけど主役でめちゃくちゃ2枚目の役もきっと似合うと思う。



ANNA/アナを観た。
モスクワの市場で土産物のマトリョーシカを売っていたアナだったがパリのモデル事務所にスカウトされ一躍売れっ子モデルとなる。モデル事務所の共同経営者はロシア人でアナの事を見初め付き合い始めて2か月、アナの事を真剣に想うロシア人は自身の秘密を打ち明けるのだった。

シネマロサにて。

やさぐれた暮らしをしていた女性が機関にスカウトされて一流の殺し屋になる。というのはニキータそのままで、ニキータは邦題アサシンとしてブリジット・フォンダ主演でハリウッド・リメイクもされているし同じこと何度もしなくてもいいんじゃないかと正直思ったが、話が進むにつれニキータではないひねりが加えられて面白い話になっていて良かった。
アクションも良かった。

T-34レジェンド・オブ・ウォーのアレクサンドル・ペトロフが出てた。違う意味でキレてる役だった。
T-34レジェンド・オブ・ウォーはダイナミック完全版より1時間近く長い3時間11分の最強ディレクターズ・カット版がこの夏日本で上映予定。



ユーロビジョン歌合戦 ~ファイア・サーガ物語~を観た。
アイスランド。1974年、ラース少年は母親を亡くした悲しみをユーロビジョン・ソング・コンテストによって癒される。以来幼なじみのシグリットと共にバンド、ファイア・サーガを組みユーロビジョンでの優勝を夢見て活動してきた。夢を追いかけ続け40数年が経ち遂にユーロビジョン出場のチャンスが訪れる。

NETFLIXオリジナル。
ウィル・フェレル主演の毎度おなじみのコメディではあるけど今回はドラマ性も重視しているのだろうと思う。
傍から見れば滑稽にも思える夢を追う者たちの物語で新喜劇王と同じテイストの作品。
ドラマ性を重視した結果はコメディとしてはあまり良くなかったかなあと思うが、ドラマとして観ればかなり異色のドラマで結末も良かった。レイチェル・マクアダムスは相変わらずチャーミング。

アイスランドで一部の人に信じられている小さな妖精エルフが物語の重要なカギを握っているのはやはりウィル・フェレルがかつてエルフだったからだろうか。
Elf [DVD]

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