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カウントダウン、ディヴァイン・フューリー/使者、インターステラー [映画]

カウントダウンを観た。
自分の寿命をお知らせするアプリに必死の抵抗を試みる。

ネタバレ有。

アクションホラーかと思ったがアクションも無くは無いがどちらかと言えば恐怖がじわじわと迫ってくる感じのホラーだった。
だけど陰湿ではない。とにかく主演のお姉さんエリザベス・レイルが美人で恐怖そっちのけで見とれていたからかもしれない。

実はオカルトホラーだったのが意外で面白かった。神より悪魔の方にぞっこんの様な神父が面白い。
悪魔もルールというものの上に存在している。なのでそのルールから外れると存在出来なくなる。というのはやっぱり悪魔は人間が作り出したものである証しなんだろうなあと思う。ルールが無いと映画として成立しないからでもあるが。
そのルールを上書きしてくるという結末は悪魔ならでは。結局人間の中に有る悪魔との戦いは人間が存在し続ける限り永遠に続くからだろうし、なにしろ続編が作りやすい。

出演者は見知らぬ顔ばかりだけど唯一医者役の人はなんか見た事有るなあと思っていたがトワイライトシリーズのヴァンパイアの人だった。トワイライトの方でも医者のヴァンパイアの役。



ディヴァイン・フューリー/使者を観た。
人気絶頂の総合格闘技チャンピオン。ある日右手に聖痕が現れる。

カウントダウンと同じくこちらもオカルト映画。悪魔との戦い方は正反対なのが面白かった。
カウントダウンの方はどちらかと言えば頭脳戦。本作はエクソシズム悪魔祓いが基本なのだけど最終的には右手の聖痕で悪魔をぶちのめす肉弾戦。
オカルト映画は静かに物語が進行していく印象。なので自分は居眠りしやすいのかもしれない。本作の様に派手な所も有ると居眠りしないで済む。

韓国の名優アン・ソンギも色んな映画出るなあと思ったがフィルモグラフィを見てみれば近年はエンタメ寄りになっているのかなと思う。

一瞬しか出番は無いけど出前の人が面白かった。演じている人は結構有名な人みたい。
韓国映画や出演者を調べる時にはこちらを見させてもらっている。とても詳しい。
http://www.hf.rim.or.jp/~t-sanjin/pakchinju_p.html
物覚えが悪いのでこの映画にも出ているあの人は最近のあの超有名映画に出ていたあの人だったのかという事にも気付く。
http://www.hf.rim.or.jp/~t-sanjin/cheusik_p.html



インターステラーを観た。
地球では徐々に植物が育たなくなっている。既に食糧危機は訪れやがては酸素も欠乏して生き物は絶滅。農業が人類を救う唯一の手立てと思われていた。その頃解体され存在しないはずのNASAは秘密裡に地球脱出計画を進めていた。

クリストファー・ノーラン監督の新作テネットTENET公開を記念してのIMAX上映。グランドシネマサンシャインにて。
IMAXのフルサイズでの上映という事だったけど、作品自体がフルサイズだったりそうでなかったりした。

相対性理論だったり5次元なんとかだったりブラックホールの境界のなんとかかんとかだったりはよくは理解出来ていない。でも面白い。
マット・デイモンの出演作としてならオデッセイの方が好きだけど、SF作品としては甲乙つけ難い名作。

gravity引力、重力。引力とは物体がお互いに引き寄せ合う力で、重力は惑星の中心に引き寄せられる引力と自転による遠心力を合わせた力との事。
地球の場合生物が存在するのに丁度いい塩梅の重力(その重力に適応した生物とも言えるのか)を保っている。地球の自転で1回転すると1日、1日は24時間、1時間は60分などはあくまで地球上での事であって。他の惑星ではその惑星に相対した重力と時間が存在する。地球上では絶対の重力や時間は宇宙においては絶対ではない。そんな中で絶対に確実なものが有るとすればそれは愛だと。
その愛もお互いに引き寄せ合ったり、引き寄せようとする力と離れようとする力が働いて微妙なバランスになったりと色々と難しいが最終的には愛を信じる事で間違いないという事。
そんな事を考えていたらこちらもSF映画の名作ゼロ・グラビティ(ゼロ・グラビティが2013年、インターステラーが2014年、オデッセイが2015年と3年連続でSF映画の名作が誕生していた)の邦題問題の事を思い出した。当時は別にいいじゃんと思っていたが、宇宙空間での無重力のサバイバルであるからゼロを付けても問題は無いんだろうけど、グラビティが単に物理的な重力の意味だけではなくて、人と人とが引き寄せ合ったり離れようとしたりする心の動きをグラビティとしているのだったらそれにゼロを付けてしまうのはなんか寂しいなと今更ながら思った。
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