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ワンダーウーマン1984、クローゼット [映画]

ワンダーウーマン1984を観た。
最愛の人スティーヴを亡くしたダイアナことワンダーウーマン。1984年には文化人類学・考古学の学者となりスミソニアン博物館に勤務している。
それに触れたその人の願いが一つだけ叶う魔法の石を手にした時ダイアナはスティーヴとの再会を願うのだった。

前作も長かった(2時間20分)が本作も長い(2時間30分)。長さに見合った内容かと言えばそうとも思えない。
ヴィラン(悪役)誕生の経緯を詳しく描いていくのはアメコミ映画(映画だからというわけではなくてアメコミ自体がそういう作劇なのかも)のお約束と言ってもいいのだろうけど、それをやるとどうしてもヴィランの方がメインになってしまう。そして長くなる。元凶である邪悪な神の事まで描いたら3時間超えていただろう。
途中のロマンス要素は良かった。透明ジェット機で打ち上げられた花火の間を飛ぶシーンが素敵だった。
前作とは逆のパターンでスティーヴの方が現在、1984年の事を知らないカルチャーギャップの状況が起こるのも面白かった。
本作の良かった所と面白かった所を思うとやっぱりあくまでスーパーヒーローの方をメインにした方がいいと思うが、それだとシリーズとしてはワンパターンになってしまうから個性的なヴィランを登場させて物語を変化させているのだろう。それにしてももっと短くても良かったと思う。

ワンダーウーマンが自分の能力とスティーヴの言葉によって自身の力で初めて空を飛べる様になって、危機が迫った状況の中で時間的に結構長めに飛んでいるように思えてどこに行くんだろう?と思ったら歩いてでも行ける自宅にゴールデンアーマー取りに行ったのが面白かった。走るのもめちゃくちゃ速いので飛んで行くのと時間的にはそんなに変わらないと思う。
ゴールデンアーマーを取りに行ってから空を飛べる様になったのではゴールデンアーマーのお披露目がカッコつかないというのも有るかもしれない。空を飛べる様になるのもゴールデンアーマーをお披露目するのもどちらも重要でどっちを先に見せるのかの順番は難しい所だろうけど。
ところで自宅から見える建物はウォーターゲート事件の起きたビルだろうか?と言うかそのビルに住んでいる?

前作は第二次大戦の頃の話だと勘違いしていて、そうなると本作とは40年くらいの間隔だからスティーヴ以外にも前作の登場人物は出るのかなあと思っていたが、前作は第一次大戦なので70年くらい経っているので唯一ある人がかつての写真で姿を見せているだけだった。



クローゼットを観た。
交通事故によりPTSD(心的外傷後ストレス障害)となった父と娘。治療のため郊外に転居するが娘の部屋のクローゼットから心の傷を持った少女がやって来る。

悪霊系オカルトホラー。韓国製なので祈祷師が登場してオカルトだけかと思ったらちょっとした科学の力も使用するのが面白かった。
エクソシストが有ってゴースト・バスターズが有って、それが合わさってインシディアスになって、その流れを汲んだ本作。と見る事も可能だろうか。

何年か前に箪笥という韓国製のホラー映画が有ったけど怖いので観ていない。そんな昔でもないだろうと思って調べたら2003年(日本公開は2004年)の作品で月日の経つ速さを痛感。
箪笥、クローゼットと来て次は床下収納あたりだろうか。そう言えばパラサイト半地下の家族には秘密の地下室が出て来た。
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