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モンスターハンター、トムとジェリー [映画]

モンスターハンターを観た。
異常事態に巻き込まれた事を伝えてきたBチームの元へとやって来たAチーム。しかしBチームの姿はそこには無かった。Aチームもまた突然の嵐に遭遇し全く見知らぬ場所に放り出される。そこで強力な炎で焼き尽くされ変わり果てたBチームの残骸を発見する事になる。

日本製の大人気ゲームのハリウッド映画化。製作には東宝も大きく関わっているようで本編が始まると海外用のTOHOのロゴマークが現れてカッコ良かった。ハリウッド進出のための観賞料金の値上げなら微力ながらお手伝いしてもいいかなとほんの少しだけ思った。
でも日本映画得意の感動作を持ち込むのだけはやめて欲しい。会社は違うが松竹のキネマの神様の予告を初めて耳にして(スクリーンは見ていなかった)、宣伝材料になるなら何でも宣伝に使うべきだとは思うけど映画本編も見る気を失ってしまった。これから映画館で何回かあの予告に出くわしてしまうと思うと正直しんどい。

元となっているゲームは全くやった事が無い。観賞後退場する時に前を歩くゲームをやり込んでいると思われるお二方が映画とゲームの話で盛り上がっているのが耳に入ってきた。
自分はゲームの事では盛り上がれないがその分トニー・ジャーが盛り上げてくれる。何しろ可愛い。映画に限らずどこの世界でもトップスターとなる条件の一つに可愛らしさが有るのではないかと考えているが本作のトニー・ジャーにはトップスターとなるための可愛らしさが存分に有ると思う。
今回はアクションの見せ場はトニー・ジャーとしては控えめだったと思うが、これから作られるであろうハリウッドのアクションスターとしての主演作品で今までよりも更にアクションスターとしての凄さが世界中に知れ渡って行くのだろうと思う。



トムとジェリーを観た。
猫のトムはピアノ演奏で一旗上げるため、ネズミのジェリーはゴージャスな住み処を探すためニューヨークへとやって来た。初めて出逢った時から喧嘩を繰り広げる二匹が再び顔を会わせたのは数日後にセレブカップルの豪華な結婚パーティーが開かれる予定の一流ホテルだった。そのホテルが多くの者を巻き込む二匹の戦いの場となる。

トムとジェリー、その他の人間以外の生き物をアニメーションで描いた実写とアニメのハイブリッド作品。
近年の風潮ならトムとジェリーも毛がふさふさでフワフワののCGキャラクターになっていてもおかしくは無いだろうけど、あくまでトムとジェリーはCGは使うにしても手描き風に見える様にというこだわりが感じられるし、いかにもなCGキャラクターにはなっていない見慣れたトムとジェリーが実写の世界で生き生きと動き回っているのを見られるのは単純に楽しかった。
しかしトムとジェリーが壮絶な喧嘩を繰り広げるアニメーションの世界と、人間と同じ様な意思を持つ猫とネズミを何事も無いように受け入れる特殊な世界とは言え人間のいわゆる普通の日常が存在している世界の融合は物語としては合わない様に感じた。
トムとジェリーがいつも通りに喧嘩するとその周りに大変な被害が出る。そうなるとトムとジェリーがとても迷惑な存在に思えてしまう。コメディだから笑って許すべきではあるし、トムとジェリーの喧嘩で問題が起こってそれをトムとジェリーが協力して解決するというのが定番なのかもしれないがそれでもマイナスなイメージも持たれるだろうと思う。個人的には特にジェリーの方にマイナスイメージが強い。
そう考えるとトムとジェリーが喧嘩して周りに被害が出ても問題ないシチュエーションというものが必要なのではないかと思う。そうなると一番最適なシチュエーションはゾンビか。

クロエ・グレース・モレッツが本作の様なファミリー向けのドタバタコメディに出るのも最近では珍しいような気がする。シリアスなのも似合うけどコメディも似合うなと思う。

ワーナーのロゴが変わっていた。
何度かのマイナーチェンジは有りつつも長年これがお馴染みだった。

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