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すべてが変わった日、白頭山大噴火 [映画]

すべてが変わった日を観た。2020年、アメリカ、1時間53分。
1963年、アメリカ合衆国モンタナ州。初孫の誕生を喜ぶ夫婦。しかしその幸せは長くは続かず孫と離れ離れになる事に。孫の置かれている環境が思わしいものではないと見抜いた祖母は愛する孫を取り戻す決意を夫に告げる。

50年以上前の話しという事になってしまうけど現代に通じている所は多々有ると思う。
西部劇の要素はかなり有ってそれを不自然にならなくするためには1960年代にする必要が有ったのかも。
アメリカ地方都市の得体のしれない闇が描かれるが。その描写はちょっと物足りない。もっとハードに得体がしれなくても良かったかなと思うけど、やり過ぎるとホラー映画になってしまうし。
結局最後は力(暴力)がものを言う所は、映画としての面白さを選べばそうなるのだろうし、そういう展開になる事を期待もしていた。『ランボー ラスト・ブラッド』的な。しかし、でも実際にそういう暴力での解決を見せられるとそれが一番確実で手っ取り早いのも理解出来てしまうしその代償もきっちりと有るのだけど、それでいいのか?とも思え何かモヤモヤとしたものが残る。それはケヴィン・コスナーとスタローンの映画スターとしての資質の違いによるものなのだろうか。



白頭山大噴火を観た。2019年、韓国、2時間8分。
北朝鮮と中国の国境にある白頭山(ペクトゥサン)が噴火。韓国にも甚大な被害が及びその後も第四波まで起こり朝鮮半島に壊滅的な被害が予想される事が研究者から告げられる。韓国政府は北朝鮮に部隊を潜入させ核ミサイルの弾頭を奪取しそれを使って噴火のエネルギーを抑える作戦を決行するがそこに大国のアメリカと中国の思惑が絡んでくるのだった。

噴火の影響は韓国でも凄まじく状況的にはかなり深刻。なのだけど登場人物の言動にはコミカルさも交えられる。むしろコミカルさがメインの様な。それがディザスター映画にはそぐわない所もあり緊張感を削いでしまっている所は正直有るが、でもコミカルである事の面白さも確かに有って、本作はそういう映画なんだなと理解すれば十分に面白いと思う。

ハ・ジョンウ、イ・ビョンホン、マ・ドンソクの3大スター共演作。個人的な記憶力の問題と老化現象で韓国スターの中で顔と名前が一致する数少ない3人。顔だけは分かる人は多くいるがとにかく名前が覚えられない。今やそれは韓国スターだけに限った事ではなくなってきている。
その3人ともがそれぞれのイメージとはちょっとひねりを加えた役柄を演じているのが面白い。
イ・ビョンホンがやっぱり頭一つ抜けてるスターなんではないかなと勝手に想像する。
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