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週末観た映画(2018年9月1週) [映画]

ネタバレ有。

アントマン&ワスプを観た。
素粒子世界で行方不明になった人の思念がアントマンの脳へと流れ込む。

メインのストーリーよりもちょっと脇にそれたほのぼのわちゃわちゃしたところが面白い。

一連のマーベルヒーローシリーズの中の1作品として、出さなきゃいけないキャラクター、見せなきゃいけないエピソードの制約が有るのだろうと思う。
それが本作を単体のヒーロー映画として観た時に何か足枷の様なものになってはいないだろうか。



ボルグ/マッケンロー氷の男と炎の男を観た。
1980年ウィンブルドン決勝戦。5連覇がかかるビヨン・ボルグに対するは新星の悪童ジョン・マッケンロー。

ウィンブルドン決勝戦で伝説に残る死闘を繰り広げた二人。当時のテニス界の頂点という二人にしか理解できない世界。だからこそライバルではあるけど後年になっても続く友情が築かれる。

どちらかというとビヨン・ボルグの方に焦点を当てて描かれている。それは全く問題は無いのだけど、ジョン・マッケンローを演じるシャイア・ラブーフの悪態のつきっぷりが面白いのでそれをもっと見たかった。
もしマッケンロー物語が作られるなら主演はシャイア・ラブーフで観たい。

ステラン・スカルスガルドの頭の形が綺麗。



小さな英雄カニとタマゴと透明人間を観た。
ポノック短編劇場。1本20分弱を3本。
カニーニとカニーノ。人型両生生物の生態。
サムライエッグ。卵アレルギーを持つ少年と母親の日常。
透明人間。誰からも認識されない男の苦悩。

スタジオポノックは一時解散したスタジオジブリの後継という認識。そのスタジオポノックが今後どのような作品を作っていくのかそれを探る試金石なのかと思う。
カニーニとカニーノはジブリ(宮崎駿)ファンタジーの延長線上に有る作品。正直な所これを続けるのはきついんではないかと思う。そんなに面白くない。
サムライエッグは日常を丁寧に描くという所で高畑勲監督的。
透明人間は宮崎、高畑作品とは異なるジブリの系統としてみると異質な作品。

好みとしては透明人間だけど、日常を丁寧に描く高畑監督の系譜は続けていってほしい。



SPL狼たちの処刑台を観た。
娘が異国で行方不明になった父親の決死の捜索。

SPLシリーズ番外編。
今までタイトルのSPLの意味をよく知らずにいた。
{原題の「殺破狼」は「シャー・ポー・ラン(Sha Po Lang)」と読む。中国の占星術において、吉凶ともに人生に極端な影響を与える“凶星”と呼ばれる3つの星(七殺星・破軍星・貪狼星)のことで、SPLとはそれらの頭文字である。タイトルになった「殺破狼」の題字は、達筆として知られる香港の人気俳優アンディ・ラウによる} ウィキペディアより。
吉凶ともに影響を与えるという所が重要なのかもしれない。吉凶どちらに転ぶか分からない。

シリーズ2作目は日本ではドラゴン×マッハ!のタイトルで公開。そのドラゴン×マッハ!で悪役だったルイス・クーが本作では主役。
ルイス・クーの格闘シーンはバストショットが多めでカットも細かくなってしまうのが残念。娘を必死で探す父親のある意味で狂気はさすがだった。
主人公の相棒的存在を演じるウー・ユエは今まで知らなかったけどしっかりとアクションが出来る人だった。ウー・ジンらと共にクンフースターの第3世代として期待されているらしい。
トニー・ジャーはいつもながらのキレのあるアクションを見せてくれる。が…。
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