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きょうのポストカード(殺人の追憶 その2) [映画のポストカード]

死体の消えた夜を観た。
財閥企業の女性社長が亡くなった夜、死体安置所から女性社長の死体が消えた。

来年1月5日(土)公開予定の迫り来る嵐とごっちゃになっていて中国映画だと思っていたら韓国映画で、キム・サンギョンが主演なのも知らなかった。
ホラーなのかミステリーなのかもよく分からずに観たので話がどう転んでいくのか分からずその点で良かった。

キム・サンギョンというと今でも殺人の追憶のキム・サンギョンという事になってしまう。他に代表作もいっぱい有るのだろうけど。
殺人の追憶 (2).JPG

迫り来る嵐を例えるのに殺人の追憶と薄氷の殺人の2作品が挙げられている。予告を見ると確かにそんな感じ。




マイ・サンシャインを観た。
1992年に起きたロサンゼルス暴動の現場近くに住んでいた人々。

歴史的事件を背景にその町ならではのありふれた日常が描かれ、その人たちにとっての大切な日常が壊されていく。
暴動が起こる以前から元々危険な地域ではあったんだろうけど、だからと言って危険な人だけが住んでいるという事ではないし、危険な事ばかりが起こるわけでもない(起こるのかもしれないけど)。どことも変わらない日常が有って、それが壊されるのはよくない。と、みんな分かっているんだろうけど、分かっていてもその一線を越えてしまう複雑な事情とか人間の心理とかが有る。本作の若者の衝動的な行動もそういう事なんだろう。
一線を越えてしまったら取り返しはつかない。

原題はKINGS。なんでKINGSなのかよく分からないけど、邦題のマイ・サンシャインもよく分からない。どこからそのタイトルが出てきたのだろう。

追記
KINGSは暴動の発端となったロドニー・キング暴行事件からだと物凄く当たり前の事に数日経ってから気付く。
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