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きょうのポストカード(ロスト・イン・トランスレーション) [映画のポストカード]

ビル・マーレイ・クリスマスを観た。
ビル・マーレイがホストのクリスマスTVショー。当日ニューヨークは悪天候のため豪華ゲストは誰も来られず、更には放送開始直後に停電が起こる。

NETFLIXで。
2015年のクリスマス番組を今更観た。監督、脚本はソフィア・コッポラ。ロスト・イン・トランスレーションから約10年後。
ロスト・イン・トランスレーション.JPG

ビル・マーレイとゲストがクリスマスソングを歌う。ビル・マーレイが最初は嫌々で駄々こねたりするけど、中止になったTVショーの舞台裏で色々あって歌う姿をTVショーとして見せるというひねくれてる感じがビル・マーレイらしい。
ただのバカ騒ぎにはならずに、かといって取り澄した感じでもなくクリスマス気分を盛り上げてくれる。
そして最後はビル・マーレイがみんなの幸せなクリスマスを願う。
56分。この内容で100分くらいでも全然良かった。



最後の追跡を観た。
テキサスの3つの田舎町で銀行強盗が同日に発生。定年を間近に控えたベテランのテキサス・レンジャーは次の犯行が起こることを予測した。

NETFLIXで。ネタバレ有。
2016年のアカデミー賞で作品、ジェフ・ブリッジスの助演男優、脚本、編集の4部門でノミネートされた作品。残念ながら受賞はゼロ。日本では劇場未公開。

自分たちの事は自分たちで何とかする、無理にでも何とかしてしまうのがテキサス人気質なんではないかと勝手に想像する。
老レンジャーと強盗犯。立場と世代は全く違うけど、テキサス人として根本は多分同じなんだろうと思う。なので立場、世代を超えてお互いの事を理解できるが、だからと言って馴れ合いにはならず。そしてお互いに絶対に譲れない所も有り決着を付けるしかない。だがそれは今ではない。と。
現代の西部劇と言える映画だけど西部劇お約束の最後の決闘はあえて外したのではないだろうか。いずれ二人が決着を付けるのは言わずもがななのだから見せる必要はない。そんな所もまたテキサス人気質なのかも。これはこれで良かったし良い映画だった。
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