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マレフィセント2とアダムズ・アップル [映画]

マレフィセント2を観た。
プロポーズされるオーロラ姫。罠に嵌まるマレフィセント。

1作目の事ほとんど憶えてないし観ないでいいかとも思っていたが、 グランドシネマサンシャインで6ポイント貯まっていたのでそれに700円足してIMAXで観たらとても良かった。今まで観てきたIMAX映画の中で一番良かったかもしれない。
映像は百点満点じゃないかと思う。革新的と言える所は無いかもしれないが、現時点での最高水準の映像が全編に渡って見られる。特に背景が凄い。セットだったりCGだったりするんだろうけど何一つ疑問を持たずただ感心してこの創られた世界を見ていられる。

小道具で気になったのは拡声器。あのデカさでどれぐらい拡声されるのか実際に聞いてみたい。スピーカー(?)が二つに別れているからステレオ音声で聞こえるのだろうか。

お話しは最初に「昔々ある所に」で始まるおとぎ話なので「めでたしめでたし」で終わるのもディズニーだから納得だけども正直納得しきれない気持ちも残る。
三部作になるとしたら今回明かされたマレフィセントの正体が重要になるのだろう。あの正体を見た人間、特に宗教関係の辺りが黙っているとは思えない。どうにかしてマレフィセントの首を獲って不老不死の秘儀を手に入れようとするだろう。結果妖精は人間の前から姿を消す。となるともののけ姫になるが、マレフィセント3を正式にもののけ姫のハリウッドリメイクとすれば問題無いんじゃないだろうか。ディズニーとジブリとの蜜月な関係なら。



アダムズ・アップルを観た。
仮釈放された男が更生プログラムの一環で田舎町の教会にやって来る。

ネタバレ有。

ブラックコメディな宗教(キリスト教)映画。宗教的な事はよく分からないけど、ネオナチを信奉している男が神父の奇跡を目の当たりにして信仰心に目覚めるというのは、じゃあ奇跡が起きなかったらどうなのかという事でもある。
信仰心が有るから奇跡が起きるのか、奇跡が起きたから信仰心に目覚めるのか。
神がいると信じているのなら奇跡と悲劇はどちらも神の思し召しでその点でどちらが良いか悪いかの大差は無いのだろう。不信人者からしたら奇跡だけ起きて悲劇は起こらないで欲しいけど。
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