SSブログ

オクジャ、エクストリーム・ジョブ、カンフーリーグ、ロング・ショット [映画]

オクジャ/okjaを観た。
世界の食糧事情改善を目的にアメリカの企業が南米で発見された新種の生き物をスーパーピッグとして繁殖させるため世界各地に飼育場所を設ける。10年の歳月をかけて飼育された中で最も優秀なスーパーピッグが表彰される。

パラサイト半地下の家族が話題のポン・ジュノ監督作品。NETFLIXにて。ネタバレ有。

現在も食糧不足が深刻な地域が有り、将来その地域は広がりより深刻な問題になるかもしれない。多分なるのだろう。そういったシリアスな問題を掲げながら少女と生き物のファンタジーアドベンチャーの様な結末を迎えるのは、大多数の人間が地球上の他の生き物を食糧とする事で生きているわけで(スノー・ピアサーでも結局アレをナニしてでも生き続けていくわけだし)、それを問題にして何か劇的な解決法が有るかといえば無いし、無理やり解決させても嘘臭い偽善になってしまうだろうし、せめて人間はそういう罪深い生き物であると自覚して謙虚に生きるべき。といった所に落ち着くしかないのだろうと思う。



エクストリーム・ジョブを観た。
失態の続く麻薬捜査班。麻薬組織の大物を逮捕するため鶏のから揚げ店に成りすます。

ネタバレ有。

予告が面白かったので期待していた。予告通りに面白くてクライマックスで明かされる捜査班の真の実力に感動した。さすが韓国で最大のヒット作。観客動員数では2位だとか。ハリウッドでリメイク決定だとか。
捜査班のメンバー全員のキャラクターが良かった。その中でもマ刑事役のチン・ソンギュが外見も含めて良かった。
麻薬組織の女性ボディガード役チャン・ジニのアクションがキレが有って良かった。
一人大泉洋さんそっくりな人がいて、声もなんとなく似ていて。オ・ジョンセという俳優さん。スクリーンに映ると気になってその人ばかり見てしまうので話が頭に入ってこなくて困った。

不死身の男でゾンビとも言われる班長が犯人に噛みつくのを見せるのは次作への伏線と見るべきだろうか。大ヒット作なので恐らく続編は有るんだろうと思う。
噛みつかれた側もゾンビになって復讐。班長の特異体質の謎が明かされる。というのは刑事モノとしては外れ過ぎかも。とりあえず続編ではから揚げ店がどうなったのかは知りたい。

パルプ・フィクション、TAXIシリーズでお馴染みの曲とそっくりな曲が流れる。多分恐らく意識しての事ではないだろうか。




カンフーリーグを観た。
お金持ちのお嬢様に恋する貧乏な青年。身分の違いを引け目に感じ自信の無い青年は告白する事すら出来ずカンフーマスターたちに助けを求める。

シネマート新宿 のむコレ3にて。

実在したカンフーマスターたちが現代にタイムスリップして顔を揃える奇跡の映画。ウォン・フェイフォン、フォ・ユェンジャア、チェン・ジェン、イップ・マンの4人。
演じている役者さんたちもバリバリのアクション俳優さんたちなので生身のカンフーアクションてんこ盛りを期待したが、エフェクト、CG多めで期待していたものでは無いものの、ドタバタラブアクションコメディとしてそんなに酷い出来では無いのでそれなりに良かった。ただ、カンフーリーグと銘打って出演者も揃っているのに肝心のカンフーアクションにあまり見どころが無いのは勿体無いなとは思う。
DCコミックヒーロー勢揃いのジャスティス・リーグからのカンフーリーグだろうか。アベンジャーズからにしたかった所だろうけどカンフー・アベンジャーズだとなんかいかにもだし。

カンフー映画好きといってもそのほとんどがジャッキーのカンフー映画なので実在したカンフーの達人たちについてよく知らない。そもそもカンフーそのものについてもよく知らないのでカンフーって何?と聞かれても説明出来ない。カンフーの達人って結局何してる人たちなのか。道場主として生計を立てている? 社会とはどう関わっているのか。やっぱり主に黒社会との関りが強いのだろうか。その中で正義の味方のような人たちもいたと。
ウォン・フェイフォンは酔拳の主人公(映画ではかなり脚色されているらしいが)、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナシリーズではジェット・リー(当時はリー・リンチェイ)と本作でも演じているチウ・マンチェクが演じている。ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナシリーズは観ようと思いつつ未見のままで今日に至っている次第。イップ・マンはドニーさんの映画でお馴染み。といった事位の知識。
1900年代の初め頃に場所は違うみたいだけど4人揃って実在していたらしいので顔見知りかもしれないし、お互いにカンフーの達人同士として認識は有ったのかも。本作で描かれているような色恋沙汰は有ったのか無かったのか。
4人ともがそれぞれ幾つものカンフー映画の主人公として描かれているのでその映画の中でのファイトスタイルが本作の中で再現されていたりするのだろうか。

カンフーのイメージで思い浮かべるのはジャッキーの映画でのアクロバチックな動きと突きや蹴りの時の効果音。最近そういった映画もほとんど観ないし誰かがやればいいのになあと他人任せで期待する。カンフーチェンみたいな。

「激闘カンフーチェン」は語感がいいのでつい言いたくなる。激闘カンフーチェンの前に第1部の魔拳!カンフーチェンが有った事はすっかり忘れていた。第2部の激闘カンフーチェンは野球中継シーズンに入ったため月に1回の放送とかになったみたい。だからいつの間にか終わってしまったような記憶。


オリジナルはひらけ!ポンキッキの楽曲。



ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋を観た。
正義感の強さにより無職になったジャーナリストのフレッド・フラスキー。アメリカ合衆国初の女性大統領に最も近いとされる国務長官のシャーロット・フィールド。二人は実家が隣同士で3つ年上のシャーロットがフレッドの子守をする事も有った。その二人が数十年の時を経て再会する。

池袋シネマ・ロサにて。

ドラッグ、セックス込みのロマンチックコメディでセス・ローゲンらしいなと思ったが本作ではセス・ローゲンは脚本には関わっていないみたい。それにしてはセス・ローゲンがぴったりと当てはまる役。珍しくちょっとカッコいい所もあってそれが良かったけど、他人の脚本だからカッコ良くて、セス・ローゲンだったら自分で自分の演じる役をカッコ良くは書かない人なのではないかと思う。いつものセス・ローゲンのキャラだと成立しない話ではある。

フレッドが民族衣装を着て登場した時のシャーロットのリアクション芸が面白かった。
コメント(0) 

こしがメリメリいうよ2

てんとう虫コミックスの5、6、7、8巻ぐらいの頃の絵が好きなので20巻以降は読んでもいなかったけど、50周年フェアのステッカー欲しさに買って読んでみたらやっぱりF先生はいつでも面白かった。
_20200106_123033.JPG

_20200106_120254.JPG

_20200106_122647.JPG

_20200103_165907.JPG

_20200106_120437.JPG

_20200106_120715.JPG

田植えの時にのび太が言った「こしがメリメリいうよ」をドラえもんも言っていた。
_20200106_120602.JPG

_20200106_122749.JPG


_20200106_123210.JPG
コメント(0)