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クリント・イーストウッドのチラシ 2000年代 [チラシ]

2000年代はキネマ旬報ベストテンでとんでもなく強かった時代(許されざる者以降という見方も出来る)。監督作を発表すればほぼ1位。もしくは2位。1位2位独占、1位と3位の年も。その中でベストテン入りを逃したのがブラッド・ワーク。でもブラッド・ワーク面白い。ザ・シークレット・サービスとか目撃とかルーキーとかベストテン入りしなかった作品も面白い。
http://nanaelibrary.jpn.org/movie/kinejun/kinejun.html

スペース カウボーイ (2000) 製作・監督・出演
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ブラッド・ワーク (2002) 製作・監督・出演
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ミスティック・リバー (2003) 製作・監督・音楽
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ミリオンダラー・ベイビー (2004) 製作・監督・音楽・出演
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さよなら。いつかわかること (2007) 音楽
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インビクタス/負けざる者たち (2009) 製作・監督
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父親たちの星条旗、硫黄島からの手紙、チェンジリング、グラン・トリノが見当たらない。処分するはずは無い。多分。どこかに有るはず。そのどこかはどこでしょう?
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クリント・イーストウッドのチラシ 1990年代(後篇) [チラシ]

真夜中のサバナ (1997) 製作・監督
恵比寿ガーデンシネマでの単館ロードショーだったか? 恵比寿ガーデンシネマで観た記憶は有る。
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目撃 (1997) 製作・監督・作曲・出演
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ロサでも上映。特別鑑賞券が1600円は今より高い。
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トゥルー・クライム (1999) 製作・監督・作曲・出演
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都内では銀座シネパトスでの単館ロードショーだった。多分。この作品の時だけ限定で銀座シネマグナムと館名を変更したのは憶えている。
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クリント・イーストウッドのチラシ 1990年代(前篇) [チラシ]

クリント・イーストウッド監督最新作リチャード・ジュエル公開(1月17日)を記念して。

許されざる者 (1992) 製作・監督・出演
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ザ・シークレット・サービス (1993)  出演
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パーフェクト・ワールド (1993) 監督・作曲・出演
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マディソン郡の橋 (1995) 製作・監督・作曲・出演
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英雄都市、ティーンスピリット、パラサイト、フォードVSフェラーリ、マザーレス・ブルックリン [映画]

英雄都市を観た。
韓国、モッポ(木浦)。ある事がきっかけでヤクザから足を洗う事を決めた男がある事がきっかけで国会議員選挙に出馬する事になる。

シネマート新宿 のむコレ3にて。

エクストリーム・ジョブで面白かったチン・ソンギュが出ているという事で観た。こっちでも面白かった。エクストリーム・ジョブの時とは違う面白さで色々な引出しのある人。

ロマンチックコメディと政治の世界での抗争劇をミックス。真逆な内容のどちらに比重を置くのかという所でやや中途半端になってしまったような。

男性の出演者の固太り率が高め。



ティーンスピリットを観た。
イギリス、ワイト島。ポーランド系の女子高校生が人気のオーディションテレビ番組に出場する。

エル・ファニングが歌声を披露。これまで自分が観た出演作品の中で聴いた事は無く歌うのが好きなのは本作に関してのインタビューで読んだか見たかしていた。そんなに驚くほど上手くは無いんではないかと思って観た。そして歌声を聴いた。めちゃくちゃ上手くて驚いた。

マックス・ミンゲラ監督は2008年に亡くなったアンソニー・ミンゲラ監督の息子さん。
ワイト島はアンソニー・ミンゲラ監督の出身地でも有るらしく、生粋のイギリス人ではない(アンソニー・ミンゲラ監督の父親がイタリアとスコットランドのハーフ)という所も共通していて何か父親への想いみたいなものも込められていたりするのかもしれない。



パラサイト 半地下の家族を観た。
父親が事業に失敗し生活に苦しむ一家。成績優秀な息子が裕福な家庭の女子高校生の家庭教師になった事で生活は好転していく。

ネタバレ有。

衝動的に起こした無計画な行動によって地下に潜む事になった父親。息子が頭に重傷を負った事は知っているのか知らないのかは分からないが息子が気付くであろう事を予測、期待してメッセージを出す。息子はそのメッセージを受け取り父親を助け出すためにある計画を立てるがその計画は息子の状態を見ると叶いそうな気配は無く、半地下の部屋でその叶わない計画をただ妄想しているだけのように思える。結果的に父親は地下から、息子は半地下から出る事は出来ないのだ。という誰も幸せになる事のない辛辣なラストが韓国だけでなく世界のある面においての現状を映し出しているのだろう。



フォードVSフェラーリを観た。

フェラーリの買収問題でコケにされたフォードがフェラーリをぎゃふんと言わせるためル・マン24時間耐久レースに出場する。

ネタバレ有。

レースシーンは大迫力で凄かったけど、3台同時のゴールは前代未聞のカッコ悪さだった。あのカッコ悪さがこの映画の中での大企業の醜悪さを表していたわけだけど実際にあんな事したんだろうか。カーレースの世界ではよくある事なのだろうか。
3台同時ゴールを思い付いたフォードの重役が映画の中の憎まれ役として十分過ぎる活躍。しかし見方を変えればカーレースは個人種目ではないわけでそれは車作りにも言える事で、誰もが自分の持ち場で最善の努力を尽くし協力し合って勝利するというのはもっともな事でもあって。現に初優勝ののちにああいう事になってからも4連覇したという事だし。
この映画では24時間のレースで主人公とペアを組む人物の事はほとんど触れられていない。交代する際に何秒間か映し出されちょっとだけ言葉を発する。それは物語として特に語る必要が無かったからなのか、語ってはいけない不都合な事が有るのか分からないけど気持ち的にはあまりすっきりとしないものがある。

ヨーロッパの方ではLE MANS '66のタイトルでの公開。確かにそういった内容ではあるし、ル・マンの名前を出した方が馴染みが有るのだろう。

タツノコアニメマッハGoGoGoは1967年4月に放送開始。

主人公三船剛の三船は世界のミフネこと三船敏郎さんからとったとされていますが(ヒロインの志村ミチは志村喬さんから?)、三船敏郎さんがハリウッド映画に初めて出演したF1レースを舞台にしたグラン・プリ(レースシーンはフォードGT40にカメラを搭載して撮影したのだとか)は1966年の作品。
グラン・ブリ未見なので観てみたい。



マザーレス・ブルックリンを観た。
1957年、ニューヨーク。自分の意思とは関係なく突然奇異な言動をしてしまう障害を持つライオネル。一方で驚異的な記憶力も持ち私立探偵のフランクの助手として信頼を得ていた。ライオネルも障害を持つ自分を信頼してくれるフランクを尊敬していたがある事件が起こる。

ネタバレ有。

主人公が探偵として抜群の推理力と行動力を持ちながら同時に致命的な欠点も持っているというハードボイルドで面白かった。ただ、2時間24分は長過ぎたように思う。

1950年代、ニューヨークという巨大都市を近代的に整備するため独裁的なリーダーが汚い手を使う事も厭わない。そこら辺の事は実話なんだろうか?
民主的にみんながみんなの都合でそれぞれの意見を言い合ってたら何百年かかっても絶対まとまらない。あのリーダーは人間として酷い人だったけど人生や社会の厳しさを踏まえてそこをぐっと堪えるところがハードボイルドなのだろう。落とし前つけられる所ではつけて。
フォードVSフェラーリでもそうだったように何か困難な事をやり遂げ様とするなら時に絶対的で独善的なリーダーが必要という事だろうか。

ロケーションはニューヨーク?ああいう寂れた地域は映画やテレビドラマの撮影用に残していたりするのか。
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