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動画あれこれ






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ショウビズトゥデイ [ショウビズトゥデイ]




1990年の季節的に今頃の放送だったんじゃないかと思う。*訂正 1991年の2月頃でした。丁度30年前の山寺宏一さんの声はやっぱりちょっと若々しいがほぼ今と変わらない。高島雅羅さんも変わらず。
多分山寺さんは鈴置洋孝さんのピンチヒッターではないかと思う。

この時のオープニングの曲が好きだった。ショウビズトゥデイと言えばこっちの曲が思い浮かぶ。確かこの後すぐくらいに別の曲に変わる。

金曜の夜、タモリ俱楽部の前か後の放送だったような気がする。ついでにタモリ俱楽部も予約録画して見ていたような気がしないでもない。そして翌週にタモリ俱楽部の上にショウビズトゥデイを重ね録りしてたとすればタモリ俱楽部の前。
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目撃 [映画]

目撃を観た。1997年、2時間1分。
ベテランの泥棒がいつも通りの周到な計画のもと忍び込んだ豪邸の隠し部屋には予想以上の金品が保管されていた。
住人は使用人を連れて例年通りのバカンスに出掛けているはずだったが予想外の帰宅に泥棒は隠し部屋に身を潜めなければならない状況の中である事件の目撃者となる。

国立映画アーカイブ、"35mmフィルムで見るクリント・イーストウッドの軌跡"にて。

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劇場公開以来という事は無く多分DVDでも観ているはずだけどそれでもかなり久し振りに観た。
イーストウッドにジーン・ハックマンにエド・ハリス、好きな俳優さんの中でも特に好きな俳優さんが揃って出ている作品なので何がどうあろうと好きな作品。ローラ・リニー、スコット・グレン、デニス・ヘイスバードもいい。
リチャード・ジェンキンスが出ていた事に初めて気付いて、ベテラン議員役のE・G・マーシャルは十二人の怒れる男に出ていた人という事にも20年以上経ってようやっと気付いた。
イーストウッドとエド・ハリスのカフェでの共演シーンがとても良かった。二人とも笑顔で。笑顔の裏ではお互いの腹を探り合っていたりするシーンなのだけど、でも二人とも笑顔が可愛い。イーストウッドが映画の中であれだけの破顔と言ってもいい笑顔を見せるのもそんなにはないんじゃないかと思う。

ポリティカルスリラーの物語としてはブライアン・デ・パルマが撮っていても納得が出来る様な気がした。という事はヒッチコック的でもあるのかもしれない。
シークレットサービスを黒でも白でもないグレーな立場として描いている事については4年前の1993年のザ・シークレット・サービスに主演している事から複雑な心境だったりしたのだろうか。シークレットサービスについてかは分からないが原作からは相当変えているという事らしい。
イーストウッド作品ならではなのは最終的に不良な父と良くできた娘との物語に結実する所だろうと思う。これが後にミリオンダラー・ベイビーに結び付いたりするのかもなあとか思ったりもした。
父と娘の物語だから冒頭のシーンに実の娘のアリソン・イーストウッド(真夜中のサバナにも出ていた)を出演させたのかもしれない。
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TKZ所沢とAKB秋葉原

ところざわサクラタウンの建物を近くで見てきた。富士山の見えるポジションを探してみたがあいにく雲が多めだったので見れず。
小学生たちが写生をしていたがなかなか難易度の高い風景だろうと思う。
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何故か茶色い布が張られていたがなんかのメッセージなのだろうか?
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それとも何かを何かから護ってる?
ジブリ美術館をロボット兵が護っているようにKADOKAWAのサクラタウンは第1回角川アニメ幻魔大戦のサイボーグ戦士ベガの立像を建立してベガに護ってもらえばいいと思う。

幻魔大戦 サイボーグ戦士 ベガ プラモデル

幻魔大戦 サイボーグ戦士 ベガ プラモデル

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: おもちゃ&ホビー




今日から秋葉原駅で期間限定のドラえもん50周年のグッズショップがオープンした。16日(月)からは新宿駅でオープン。
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秋葉原限定のアクリルスタンド
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アクリルの裏にシール(?)が貼られていて
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それが表側に映し込まれる仕組み。なので目にしている表側の像は実物ではなくフェイク、虚像を見ているのだ。という事?
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1メートルくらいの厚みのアクリルでも同じ様に見えるのだろうか。
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動乱〈4Kデジタルリマスター版〉、ザ・グラッジ 死霊の棲む家、ザ・ハント [映画]

動乱〈4Kデジタルリマスター版〉を観た。1980年、2時間30分。
陸軍の青年将校達を中心として進められようとした昭和維新は昭和11年(1936年)2月26日未明に遂に決起される。

実話だと思って観ていたが映画の最後に「本作はフィクションである」とテロップが出た。2・26事件は実際に起こった事でその経緯とかはその通りに描かれるが、登場人物やエピソードには創作の部分が多く有るという事でのフィクションという事みたい。
当時の作品への批評として軍国主義を美化しているとの批判も有ったらしい。観ている間はそんな風には感じず正しい志を持った軍人たちの悲劇と思っていたが、そう言われてみれば事件を起こした側も別の形の軍国主義に向かおうとしているのであって(別の形の軍国主義になっていたら別の歴史になっていたのかもしれないが)、本作は悲劇とする事でその部分が上手くカモフラージュされていたのだろうと思う。それに何せ高倉健さんに吉永小百合さんという2大スターの初共演でその華やかさ、作品自体には煌びやかな華やかさは無いのだけどお二人が映るとどうしても華やかになってしまう。そこら辺でも本来読み取らなければいけない部分が上手く隠されていたのではないだろうか。1980年だと今よりもまだ日本映画で描かれる軍国主義や戦争について厳しく批判する風潮が有ったのかもしれない。あれとかあれとか何でもかんでも感動作にしてしまう今はどうなんでしょうか。
とは言いつつ腐敗した政治家とか貧困や格差社会とか現代に通じる部分も有って、それを正そうとする人たちの物語としては共感が出来るし事件実行の一連のシーンは良く出来ていて、しかしそれが悲劇に終わってしまった悲しさも有るし、それにやっぱり何と言っても健さんはカッコよくて小百合さんはとても美人で、お二人以外の出演者も健さんのお父さん役が志村喬さんだったり、他にもあんな人やこんな人たちが出ているのは懐かしく思えて、娯楽作品とまでは言えないけど歴史の1ページを切り取った文芸作品的な所で良く出来ているんではないかと思う。



ザ・グラッジ 死霊の棲む家を観た。
2004年、日本の死霊をアメリカに連れ帰ってしまった女性。以来夫と娘と住む家が死霊の棲家となり呪われた場所となる。

清水崇監督作品、呪怨が2000年代にハリウッドでリメイク(シリーズで3作品)されて今回はそのリブートという事。本作の時代設定が2004年から2006年なのはリメイクが作られたのがその年でリブートとしてそこから一からやり直しという意味も有るのかもしれない。
ハリウッド版にはサム・ライミ監督がリメイクの3作目を除いてプロデューサーとして関わっている。

ジャパニーズホラー特有の派手さは無いがじわじわと本当に怖いという所を丁寧に再現しているように思えてそこは日本人としてなんか嬉しくもある。
ホラー映画として綺麗に終わるラストが良かった。

ジョン・チョーも出演している。ジョン・チョーを見るとネットフリックスの実写版カウボーイ・ビバップがどうなっているのかが気になってしまうが現在は製作は再開されているらしい。




ザ・ハントを観た。
アメリカ各地から拉致された男女十数人のグループが目覚めると見知らぬ土地でさるぐつわを噛まされ突如銃撃を受ける。かねてからその様なゲームを富裕層が行っているとの噂が有った。

富裕層の傲慢な態度を見ているだけで胸糞が悪く、これこのままで終わったら最悪だなと思ったが胸糞の悪さは最後まで引き続くもののそれをひっくり返してくれる面白さも有る。最終的には面白さの方が上回った。
アクションは迫力が有り、その分バイオレンス描写は容赦ない。

ジュリア・ロバーツの姪のエマ・ロバーツの事はあまりよく知らずなんか見た事ある人だなあくらいの感じだった。エマ・ロバーツに詳しい人が観たら驚きと衝撃が凄いんだろうと思う。よく知らなくてもあれは驚いた。
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顔力で選んだポスター2020 [映画]

ヴィンス・ヴォーン
http://www.impawards.com/2020/arkansas_ver5.html

ケヴィン・ジェームス
http://www.impawards.com/2020/becky_ver5.html

ドナルド・サザーランド、ミック・ジャガー
http://www.impawards.com/2020/burnt_orange_heresy.html

ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマン
http://www.impawards.com/2020/comeback_trail_ver2.html

イライジャ・ウッド
http://www.impawards.com/2020/come_to_daddy.html

ガイ・ピアース
http://www.impawards.com/2020/disturbing_the_peace.html

リンダ・ハミルトン
http://www.impawards.com/2020/easy_does_it.html

スティーヴン・ドーフ
http://www.impawards.com/2020/embattled.html

メル・ギブソン
http://www.impawards.com/2020/fatman_ver3.html

ヴァル・キルマー
http://www.impawards.com/2020/paydirt.html

ライアン・フィリップ
http://www.impawards.com/2020/second.html

ビリー・クリスタル
http://www.impawards.com/2020/standing_up_falling_down.html

シャイア・ラブーフ
http://www.impawards.com/2020/tax_collector.html

ラッセル・クロウ
http://www.impawards.com/2020/unhinged_ver6.html

トミー・リー・ジョーンズ、アーロン・エッカート
http://www.impawards.com/2020/wander.html

ジョニー・ノックスヴィル
http://www.impawards.com/2020/we_summon_the_darkness_ver2.html

ケヴィン・ベーコン
http://www.impawards.com/2020/you_should_have_left.html
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足利市渋谷 [映画]



渋谷のシーンが凄いなと思ったら栃木県足利市に作られたオープンセットでの撮影。
https://ashikaga-scramble.com/
https://ashikaga.keizai.biz/headline/270/

ワイルドスピードの何作目かでも渋谷のスクランブル交差点でのシーンが有ったかと思うが、何といってもガメラ3が凄かったし、ガメラ3と言えば渋谷のシーンが凄かった事しかほぼ記憶にない。

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インビクタス/負けざる者たち、真夜中のサバナ [映画]

国立映画アーカイブ "35mmフィルムで見るクリント・イーストウッドの軌跡"にて。

インビクタス/負けざる者たちを観た。2009年、2時間14分
南アフリカで初めての黒人大統領となったネルソン・マンデラ氏。黒人と白人が共に生きていく社会を目指すがその道のりは困難が予想され国民も期待と不安の中にいた。一年後に迫った南アフリカで開催されるラグビーワールドカップの成功、そして南アフリカ代表チームの勝利が国を一つにするものとマンデラ氏は位置付ける。

1995年の話。2009年に映画化された時の南アフリカの状況も現在の状況も知らないままでいる。ウィキペディアをチラッとだけ見た所によると人種差別は解消されているが格差は尚も残りそのため治安も決していいとは言えないらしい。
そんな中で本作で描かれているラグビーワールドカップの事は多くの国民の中では輝かしい栄光として記憶に残っているのではないかと思う。そうあって欲しい。何か不穏な事が有った時にあの時の素晴らしい思い出が甦って物事がいい方に向かっていく。本作がそんな存在になっていたらマンデラ氏も含めてこの映画に関わった人達は本望だろうし、イーストウッドファンとしても嬉しい。

やっぱり決勝戦のシーンが良かった。結果は知っているんだけど盛り上がる。それは実際の試合が名勝負だったからなのかもしれない。
試合会場の外でラジオの実況放送を聞いている少年が良かった。

劇場公開時にはスコット・イーストウッドの事はまだよく知らなくて誰がそうなんだかも分からなかったけど、今回改めて観たら結構がっつりと映っていて見せ場もしっかりと有った。




真夜中のサバナを観た。1997年、2時間35分
アメリカ南部のジョージア州サバナ。雑誌の記事でその土地の富豪ジム・ウィリアムズ主催ののクリスマスパーティーを取材する事になった作家ジョン・ケルソー。ジムによる指名で取材が許されたと知ったジョンは土地の不思議な風習や住民に戸惑いつつもパーティーの取材を何事もなく終えるが事件が起こりサバナに留まる事になる。

日本公開は1998年。それ以来振りに観る。
映画の中盤辺りの頃に20うん年前の事を思い返してみてなんだかよく分からない作品だったなあというその時の印象が甦ってきた。中盤辺りまで話がどこに向かおうとしているのかよく分からない。そして結局法廷劇となるけど法廷劇のままでも終わらない。
一体何だったのかと考えてみると、南部のサバナという土地がなにか不思議な人智を超えた謎に包まれている。縁も所縁もないはずのジョンが何かに導かれるようにサバナにやって来て最初は戸惑うが最後にはサバナに留まる事が運命として必然だったかの様になる。それはサバナという場所がジョンを呼び寄せ留まるように仕向けた。とも考えられる。そしてジョンはもう二度とサバナからは離れられなくなるのだった。と考えるとちょっとホラーでもあるのかもしれない。ホラーよりかおとぎ話に近いのか。大人のおとぎ話。

ジョン・キューザック、ケヴィン・スペイシー、ジュード・ロウが当然若い。本作の頃だとまだ前途有望で実力の有る中堅、若手といったポジションだろうか。そして現在はと言うと三者三様で見事なまでにバラバラのポジション。三人がまた顔を合わせるのはちょっと難しそうだけどもし実現したらどんな作品になるだろう。
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きょうのポストカード(ノッティング・ヒルの恋人) [映画のポストカード]

本日のBSプレミアム午後の映画はノッティング・ヒルの恋人
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裏にはレビューと映画のデータが書かれているが英文なのでレビューの内容は全く分からない。
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Clint Eastwood on 35mm [映画]

現在、国立映画アーカイブで絶賛開催中のイーストウッド特集上映を観に行った。前身の東京国立近代美術館フィルムセンターでは一度も映画を観る事は無かったが志村喬さんの展覧会が開催された時に建物の中に入った事は有る。現在は公開70周年記念の羅生門の展示が行われていて文化の日という事で展示は無料で観覧できた。

近くにある信金中央金庫の銅像。
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きょうのポストカード(ショーシャンクの空に) [映画のポストカード]

今日のBSプレミアム午後の映画はショーシャンクの空に
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スタートアップ!、ウルフウォーカー [映画]

スタートアップ!を観た。
高校を無断で自主退学し母親との仲が険悪になってしまった青年は家を出て別の町の中華屋で住み込みで働き出す。そこで出会った人たちとの交流によって人それぞれがそれぞれの人生を生きている事を知る。

青年を中心として話は進んで行く。青年を演じた人も有名なのかもしれないがどうしてもマ・ドンソクがクローズアップされるし注目する事になってしまう(特にあの髪型だし)けどマ・ドンソクも主要なキャラクターの内の一人の群像劇だった。
その事には全く不満は無くそれぞれのキャラクターがちゃんと作り上げられている群像劇で良かった。赤毛のヒロインには謎が残っているがその謎も込みのヒロインという事でいいんじゃないだろうか。

韓国映画ではちょっと今まで観た事の無い様なタイプの作品だった。
マ・ドンソクが出演しているからメジャー作品では有るのだろうと思うがメジャー作品らしい派手さはなく。かといってインディーズ作品の様に地味なわけでもない。メジャーとインディーズの丁度いい間くらいで、それともしかしたら韓国テレビドラマの物語やキャラクター作りの方法が合わさっているのかもしれない。韓国テレビドラマもほとんど知らないけど。メジャーとインディーズ、映画とテレビドラマ、その丁度いい間を取った様ななんかそんな気がする。
それと感動の押し付けもあまり無いのも良かった。



ウルフウォーカーを観た。
1600年代中頃、アイルランド。イングランドから来た統治者が森を切り拓くために邪魔物となる狼の征伐に取り掛かるが人の姿をした狼の仲間ウルフウォーカーが狼達を率いて森への侵入を阻んでいた。

ブレンダンとケルズの秘密、ソング・オブ・ザ・シーのトム・ムーア監督の新作。共同監督はロス・スチュワート。
前2作もアイルランドに伝わる民話を基にしているが本作も同様。前2作はアイルランドの文化とかを理解していないので作品も理解しきれていない様に思えた。相変わらずアイルランドに関しての事はよく分かっていないけど今回はイングランドが諸悪の根源にになっていてその点でとてもよく理解出来る。善い行いもしているんだろうけどそれと同じくらいかそれ以上に悪い行いもしている。それがイングランドの印象。

そもそもイングランドがどうこうではなくどこの国も似たようなもので、それは人間の存在自体が罪悪そのものであって。人間が自然界と共存するのにはウルフウォーカー(狼)に許されて仲間になった者、それはすでに人間ではないものだけが自然界と共に生きていく事を許されると。
本作で描かれる時代から400年近くが経ちもはや全く許されなくなっていて、今更今有る文明を捨てる事も出来ないし、もう後戻りする事は出来ず許されないまま人間は生き続けて、そしていつか終わりを迎えるのでしょう。というのは勝手に思った事で、この映画はファンタジーとしてとても良く出来ていて面白かった。

アニメーションとして全てのクオリティがとんでもなく高いが、特に良かったのは狼の動きの作画が本当に素晴らしい。
狼ではなく柴犬。


グレートデーン


グレイハウンド

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きょうのポストカード(ブラック・ジャック) [映画のポストカード]

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池袋の三省堂書店で平積みされているのを見つけてウエケンさんの新刊だと思って買ったら6月に発行されていた。新刊である事は間違いないが。6月だと自粛期間も終わってウロウロと出歩いていた頃だけど本屋さんで見かけなかった。
面白かった。手塚漫画ネタ、手塚先生ネタが盛り沢山。知らない元ネタも有るけどもそこはウエケンさんなので知らなくても面白い。そしてSF漫画としても面白かった。挑戦状とかそんな物騒な話では無くてただ面白くて手塚先生への敬意が込められている漫画だった。

ウエケンさんのしんちゃんトリビュート漫画も面白い。
https://comic-action.com/episode/13933686331721005342

ブラック・ジャックは確か映画化されているはず。
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ブラック・ジャック先生が大慌てで助けに来てくれるはず。そしてブラック・ジャック先生が大けが。でも2、3日したら治るけど。
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三つ目がとおるは読んだ事が無い。
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私たちの青春、台湾、とんかつDJアゲ太郎 [映画]

私たちの青春、台湾を観た。
台湾で社会運動をするグループの中の若者二人にこれからの台湾の希望を見た監督はその運動の全てを記録しようとカメラを向ける。

ドキュメンタリー作品。社会運動は一つの成果を上げるがカメラを向けた二人はそれぞれの事情や立場から運動を続けて行く事を本作の撮影が終わった時点では諦めざるを得ない状況となり別の道へと進む。社会運動が二人、監督も含めると三人にとっての青春だったとしたなら青春はいずれ終わるものなのだから致し方無い。青春の時間を費やしたものから何かを得てその後の何かにつなげて行く事が大事という事なのだろう。

台湾での社会運動、台湾政府に対して物申しているのだけどその背後には中国政府がいて、実際は中国政府に対して物申している事になっているのだろうと思う。間に台湾政府というワンクッションが有る事で自由に物申す事が出来ているという所も有るのかもしれない。では直に中国政府に物申せる立場、国を代表する立場となった時にそれまでの様に自由な振る舞いが出来るのかと言えばそれは難しいのではないかと思う。国を代表とする立場なら色んな事を考慮してそれなりの振る舞いをしなければならない。
その振る舞いに不満を抱いて社会運動を行っていたけど同じ立場に立ってみると同じ様な振る舞いを取らなければ立ちいかなくなってしまう。立場が変わったからと割り切るのか、それでも我を押し通すのか。そんなジレンマも有るだろうから社会を変えるという事は並大抵の事ではない。

上映終了後に監督のオンラインでの舞台挨拶が有ったけどそうとは知らずに予約したので(ポレポレ東中野もこの日からネット予約が出来るようになっていた)、次にとんかつDJを予約していた。とんかつDJを観るために本編が終わってササっとポレポレを後にした。



とんかつDJアゲ太郎を観た。
渋谷円山町にあるとんかつ屋しぶかつ。三代目の勝又揚太郎はただ漠然と自分が店を継ぐものだと考えていたがある時初めて体験したクラブミュージックに衝撃を受けクラブDJを志す。そしてそれまで誰も気付く事の無かったクラブミュージックととんかつの間にある共通点に気付くのだった。

クラブミュージックについての知識はほとんど無い。映画の中でクラブのシーンが有った場合にだけ目にして耳にするくらい。多分これからもずっとそんな感じ。クラブを実際に体験する予定は一切無い。
DJによる選曲、そして曲と曲とのつなぎによってお客さんを盛り上げるという事らしい。本作でもそれが映画としての大きな目的となっている。で、盛り上がったのか、きちんと揚げる事は出来たのかというとなんかちょっと生焼けだったような。とんかつでは無く牛カツだったら丁度良かったような揚げ具合に感じた。と言いつつ牛カツ食べた事無いけど。
アゲ太郎の選曲がいわゆるイメージする様なクラブミュージックでは無かった。ポピュラー過ぎるというか。そのポピュラーさをてらうことなく素直に出せるのがとんかつDJらしさなのかもしれない。

背景が木目のエンドロールは珍しいなと眺めていたら(WOOD JOB!ウッジョブ神去なあなあ日常の時はどうだっただろう?)とんかつ協力はリンガーハットだった。リンガーハット?長崎ちゃんぽんの?と思ったが調べてみればリンガーハットグループでとんかつ屋さんも展開していた。
ちなみにリンガーハットの社名の由来は幕末から明治初期の長崎で活動したイギリス人実業家フレデリック・リンガーと小さな家(小屋)を意味するHUTハットを合わせたものだとか。

音楽映画としては生焼けだった様に感じたがコメディ映画の主演俳優としての北村匠海さんは良かったと思う。最近のイケメンな俳優さんが奇声を発したり滑稽な表情で無理して笑わそうとするのではなくて、ナチュラルに無理せずそこにいるだけでなんか面白い。これからもコメディにも出てほしい。それと声がいい。確か音楽活動もやられているはず。
これからも出演作が続々公開される。ボクサー役を演じている方は観るかもしれない。


父親役のブラザートムさんがすまけいさんっぽい感じになってて良かった。二代目すまけい、ブラザースマケイを名乗ってもいいんではないか。

話の流れとしてDJバトルになっていくものだと思っていたが元々クラブには対立構造というものは存在しないのか各々のDJが協力してクラブを盛り上げる事を第一に考えている。と描かれているのが良かった。
それは綺麗事なのかもしれなくて実情はもっとドロドロと怨念が渦巻いているのかもしれないけども。

DJオイリーの手の指に入れているタトゥーは向きが逆なんじゃないだろうかと気になった。自分自身で見る分にはあの向きでいいんだろうけど、ああいうタトゥーだと誰かに見せるために入れているんではないかと思う。だからよく見える所に入れているのだろうし。その誰かに見せる場合にあの文字の向きだと芸能人が結婚会見で結婚指輪を見せる手の形にしないといけない。それはそれで受けを狙うのにはいいのかもしれないが。構え方によってはカンフーのポーズの様にもなるかもしれない。
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