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Clint Eastwood on 35mm [映画]

現在、国立映画アーカイブで絶賛開催中のイーストウッド特集上映を観に行った。前身の東京国立近代美術館フィルムセンターでは一度も映画を観る事は無かったが志村喬さんの展覧会が開催された時に建物の中に入った事は有る。現在は公開70周年記念の羅生門の展示が行われていて文化の日という事で展示は無料で観覧できた。

近くにある信金中央金庫の銅像。
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きょうのポストカード(ショーシャンクの空に) [映画のポストカード]

今日のBSプレミアム午後の映画はショーシャンクの空に
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スタートアップ!、ウルフウォーカー [映画]

スタートアップ!を観た。
高校を無断で自主退学し母親との仲が険悪になってしまった青年は家を出て別の町の中華屋で住み込みで働き出す。そこで出会った人たちとの交流によって人それぞれがそれぞれの人生を生きている事を知る。

青年を中心として話は進んで行く。青年を演じた人も有名なのかもしれないがどうしてもマ・ドンソクがクローズアップされるし注目する事になってしまう(特にあの髪型だし)けどマ・ドンソクも主要なキャラクターの内の一人の群像劇だった。
その事には全く不満は無くそれぞれのキャラクターがちゃんと作り上げられている群像劇で良かった。赤毛のヒロインには謎が残っているがその謎も込みのヒロインという事でいいんじゃないだろうか。

韓国映画ではちょっと今まで観た事の無い様なタイプの作品だった。
マ・ドンソクが出演しているからメジャー作品では有るのだろうと思うがメジャー作品らしい派手さはなく。かといってインディーズ作品の様に地味なわけでもない。メジャーとインディーズの丁度いい間くらいで、それともしかしたら韓国テレビドラマの物語やキャラクター作りの方法が合わさっているのかもしれない。韓国テレビドラマもほとんど知らないけど。メジャーとインディーズ、映画とテレビドラマ、その丁度いい間を取った様ななんかそんな気がする。
それと感動の押し付けもあまり無いのも良かった。



ウルフウォーカーを観た。
1600年代中頃、アイルランド。イングランドから来た統治者が森を切り拓くために邪魔物となる狼の征伐に取り掛かるが人の姿をした狼の仲間ウルフウォーカーが狼達を率いて森への侵入を阻んでいた。

ブレンダンとケルズの秘密、ソング・オブ・ザ・シーのトム・ムーア監督の新作。共同監督はロス・スチュワート。
前2作もアイルランドに伝わる民話を基にしているが本作も同様。前2作はアイルランドの文化とかを理解していないので作品も理解しきれていない様に思えた。相変わらずアイルランドに関しての事はよく分かっていないけど今回はイングランドが諸悪の根源にになっていてその点でとてもよく理解出来る。善い行いもしているんだろうけどそれと同じくらいかそれ以上に悪い行いもしている。それがイングランドの印象。

そもそもイングランドがどうこうではなくどこの国も似たようなもので、それは人間の存在自体が罪悪そのものであって。人間が自然界と共存するのにはウルフウォーカー(狼)に許されて仲間になった者、それはすでに人間ではないものだけが自然界と共に生きていく事を許されると。
本作で描かれる時代から400年近くが経ちもはや全く許されなくなっていて、今更今有る文明を捨てる事も出来ないし、もう後戻りする事は出来ず許されないまま人間は生き続けて、そしていつか終わりを迎えるのでしょう。というのは勝手に思った事で、この映画はファンタジーとしてとても良く出来ていて面白かった。

アニメーションとして全てのクオリティがとんでもなく高いが、特に良かったのは狼の動きの作画が本当に素晴らしい。
狼ではなく柴犬。


グレートデーン


グレイハウンド

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