SSブログ

ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒、ダーティ・ダンシング [映画]

ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒を観た。1999年、日本、1時間48分。
1995年に起きたガメラ対ギャオスの都市戦による被害で両親を失った少女はガメラを憎んでいた。奈良の親戚の家に預けられた少女は大昔にその地に現れた怪獣を鎮めていると言い伝えられる洞窟で生まれたばかりの怪獣の幼体と出会いイリスと名付け育てる事を決意する。少女の目的はイリスを立派な怪獣に成長させガメラへの復讐を果たす事だった。

ドルビーシネマでのリバイバル公開。『ガメラ2 レギオン襲来』も今年の2月にドルビーシネマで公開されていたけどその時は観に行けなかった。今回も状況はあまり変わっていない(悪くなってるのか)が観に行ってしまった。平成ガメラシリーズ1作目『ガメラ 大怪獣空中決戦』は昨年11月にドルビーシネマで公開されてそれは劇場で観て、『ガメラ2』も本作を観る前に配信で観た。

観るのは1999年の初公開以来。とにかく渋谷のシーンの特撮が凄かった印象が強くてなんだったらその印象だけしか覚えていなかった。今回改めて観て20年以上経った今でもやっぱり渋谷が凄かった。それは当時の渋谷の街の情景の記憶が有るからという所も大きいかもしれない。1作目の福岡ドームとか2作目の札幌、仙台などもそこの場所に直に触れていた人が観た方がより強烈な印象が残るのだろうし。
だからなのか本作の場合渋谷に較べて京都はそんなに凄かった印象では無いのだけど、今回改めて観て京都も凄かった。特に鉄骨とかガラスが大規模に崩壊するシーン。あれは一発撮りじゃないと出来ないだろうなと思うが、メイキングで確か樋口真嗣特技監督が納得いかなくて撮り直しをした様な気がしたが他のシーンだったかもしれない。それでも京都のシーン撮影の頃にはスケジュールが相当に切羽詰まっていてどんなシーンでも極力撮り直しは避けたかった状況のはず。

やはり改めて観た今回も特撮が印象に残る。というのは話がよく分からなかったから。なんとなくは分かるけど。何が目的で行動しているのか最後まで分からなかった人物が約2名ほどいたのはこちらの理解力の問題なのかも。

前2作でハラハラした藤谷文子さんのお芝居がちょっと上手になっていてホッとする。

本作がヒットしていればシリーズ続行の可能性も有ったのだとか。残念ながらヒットと言うにはあと一歩及ばず三部作として完結となってしまった。
その後2006年にガメラ生誕40周年作品として『小さき勇者たち ~ガメラ~』が製作されたが予告などを見て平成ガメラ三部作とは作風が違うように思えて観ていない。昭和の頃に製作されたガメラシリーズの作風には近いらしい。



野良人間 獣に育てられた子供たちをシネマロサで観たが熟睡してしまった。つまらなかったからではなくちょっと寝不足だったのと無駄に疲れていて映画が始まって1、2分で眠気に襲われて後はどうにもならなかった。
途中で起きて一応最後まで観た。獣には訓読みでは二通りの読み方が有り「けもの」と「けだもの」(「しし」とも読むらしいので三通り)では若干意味が異なり、「けもの」は人間以外の野生動物に対して使われ「けだもの」は人間に対しても悪い意味で使われるケースが多いように思われる。本作の場合は「けもの」と思わせておいて実は「けだもの」だったのではないかとなんとなく思った。



ダーティ・ダンシングを観た。1987年、アメリカ、1時間45分。
1963年、夏のバカンスを避暑地で過ごす裕福な一家。この夏が終われば大学生となるがいまだ「ベイビー」と呼ばれ溺愛される次女は世界平和に貢献する事を夢見る少女であった。
ベイビーは避暑地のホテルでダンス講師として雇われている労働者階級の青年と出会いダンスを通して愛し合う様になるが身分の違いが二人の前に立ちはだかるのだった。

1987年の公開当時の大ヒット作らしいが今まで殆ど知らなかった。日本ではそこまで話題にはならなかったのかも。『フットルース』が1984年で『フラッシュダンス』が1983年。確かその2作品は日本でも話題になっていたと記憶している。それよりも遡れば1977年の『サタデー・ナイト・フィーバー』は実際に社会現象的なフィーバーが起こっているなあと子供心にも感じていた。『サタデー・ナイト・フィーバー』は未見。『フラッシュダンス』は観た様な気がする。

身分を越えた恋愛映画。恋愛映画は性分に合わないが1963年当時の社会的な身分の違いを越えてという所が良かった。
人種間差別を越えてとまではいかないけど1987年製作だし、物語は1963年なのでそこまでは突っ込めないのだろう。更に性別も越えてとなると一般的な映画としては2010年代くらいまで待たないとならない。

身分の違いがなんぼのもんじゃい!と公に声高らかに叫ぶのに必要だったのは、ダンス、セックス、そしてなんだかんだ言ってラブだとこの映画では言われているのだろうと思う。初めの方のホテルの従業員たちが自分達だけでのダンスパーティーでのダンスはいかがわしくどこか閉鎖的退廃的に思えて、それが最後のブルジョワな宿泊客を巻き込んでのパーティーでは踊り手は一緒でも明るい開放的なダンスとなっている。何によって変貌したのかといえばそれはL、O、V、E、ラブなのであろう。

ジェニファー・グレイとパトリック・スウェイジはプライベートでも恋仲になってたりしたのではと勘繰りたくなるほどダンスの息もピッタリで仲睦まじく見えたが、ウィキペディアを見ると撮影中のオフショットでは恋仲とは程遠い感じだったのだとか。
観る側に勘違いをさせたのは映画にかけられたマジックのL、O、V、E、ラブの力なのであろう。
コメント(0) 

ショウビズトゥデイ 1993年11月27日 [ショウビズトゥデイ]



全米映画興行成績ベスト10
"THE PIANO" 『ピアノ・レッスン』(ジェーン・カンピオン監督、ホリー・ハンター主演)
"THE REMAINS OF THE DAY" 『日の名残り』
"MAN'S BEST FRIEND" 『未確認生命体 MAX/マックス』(アリ・シーディ、ランス・ヘンリクセン出演)
"ADDAMS FAMILY VALUES" 『アダムス・ファミリー2』
の4本が初登場。


インタビュー
『ADDAMS FAMILY VALUES』(『アダムス・ファミリー2』)キャスト ラウル・ジュリア、キャロル・ケイン、アンジェリカ・ヒューストン
ニコール・キッドマン 『マイ・ライフ』
エマ・トンプソン 『日の名残り』
クリント・イーストウッド(監督・出演) "A PERFECT WORLD"『パーフェクト・ワールド』プレミア
ダニー・グローヴァ―&マット・ディロン "THE SAINT OF FORT WASHINGTON"『聖者の眠る街』
コメント(0) 

スパイディ2と昼飯


スパイディ撮ろうと思ったら雲がカッコいい。クモだけに。超ウケる。
_20210524_125645.JPG




ベルクで買った昼飯。チャーハン、春巻、焼きそば、シューマイ、鶏唐揚げ(甘辛ダレ)、青菜の炒め物。
_20210524_125747.JPG
映画好きにはテンション上がる容器。白い紙の箱だったらもっと良かった。
_20210524_125730.JPG
食べづらいが敢えてフォーク(プラスチック)で更に気分を盛り上げる。焼きそばがメインだったら割りばしで利き手じゃない方でぎこちなく食べるのが良いかもしれない。
_20210524_125711.JPG
コメント(0)