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ショウビズトゥデイ 1994年4月16日 [ショウビズトゥデイ]



全米映画興行成績ベスト10
"THREESOME" 『スリーサム』
が初登場。


映画の作り方 Part2 『ザ・ペーパー』を例に。

インタビュー
『THREESOME』(『スリーサム』)キャスト 〈ララ・フリン・ボイル、ジョシュ・チャールズ、スティーヴン・ボールドウィン〉
ヒュー・グラント 『フォー・ウェディング』、"BITTER MOON"『赤い航路』、"SIRENS"『泉のセイレーン』
グレン・クローズ "THE HOUSE OF THE SPIRITS"『愛と精霊の家』
(『愛と精霊の家』)監督&原作者 〈イザベル・アジェンデ(原作)、ビレ・アウグスト(監督・脚本)〉
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きょうのポストカード(ボーン・アイデンティティー) [映画のポストカード]

BSプレミアム今夜の映画はボーン・アイデンティティー
ボーン・アイデンティティー.JPG

次週はジェイソン・ボーンシリーズ第2弾ボーン・スプレマシーを放送、そして次々週はなんとハチ公物語。
ハチ公物語は未見だけど多分名作。

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ザ・バッド・ガイズ、インヘリタンス、Mr.ノーバディ、ビーチ・バム まじめに不真面目 [映画]

ザ・バッド・ガイズを観た。2019年、韓国、1時間55分。
正義の心を持ちながら法律に違反してしまったため犯罪者となった者達が警察の特殊捜査班に集められ紛れもない犯罪者を彼ら彼女らなりのやり方で取り締まる。

マ・ドンソク主演のハードアクション映画だと思って観たがハングル文字の映画タイトルがスクリーンに映った時にハングルは全く分からないが英語の崩した字体でTHE MOVIEと見えた気がして、これはもしかしてテレビドラマの劇場版なのではないかとそこで気付いて観進めていく内にこれはどうやらその様だと確信した。
テレビドラマを観ていなくてもどうにか話しにはついていけたが当然観ていた方がより楽しめたのだろうと思う。

テレビ版でも取り締まる側の犯罪者たちのチームは4名の様な感じ。本作の中ではテレビ版メンバーがシン・シティ風に紹介されていたが劇場版では2名が入れ替わり。どういった事情なのか物語上そうならざるを得なかったのかそれとも劇場版だからという事で入れ替わったのかが気になってしまう。その劇場版で入れ替わってメンバーになった2名もテレビ版にも出ていたみたいな感じではある。
正式(?)メンバーは4名なのだけどその他に1名助っ人がいる。呼び名は"幽霊の足"。基本足技で闘い、この足技が速過ぎて目視出来ないほどという意味合いで"幽霊の足"。この人が台詞が一切無くてしかも顔もはっきり映らないので余計に気になってしまう。それも含めての"幽霊"なのか。確かに足技は見事でひたすら蹴り技を出し続ける。マ・ドンソクが基本パンチでのファイトスタイルなのでいいコンビになっていると思う。なのにキャラクターとしては全然目立たなくて逆に気になってしまうという。
しかしマ・ドンソクのパンチは見ていてスカッとして気持ちがいい。今回ビンタはやる格好の威嚇だけ。強引な投げ技とかも持ち味だけどパンチだけ(ビンタも含む)で魅せれるアクションスターというのもロッキーのスタローンと双璧と言っても過言ではないと思う。
そして打たれ強くも有るが分厚い体格から来る弱点の狭い路地で挟まりかけていた。



インヘリタンスを観た。2020年、アメリカ、1時間51分。
ニューヨーク州の若手地方検事ローレンはその美貌と良家の子女としてなにかと注目を集めている。重大な裁判が始まろうとする時、財政界に強い影響力を持つローレンの父アーチャーが突然死去する。ローレンだけに遺されたメッセージによってローレンは父が長年隠していた驚愕の事実を知る事となる。

サイモン・ペッグが出ているという事だけで観たらリリー・コリンズ主演のミステリーサスペンスだった。
本作でサイモン・ペッグはアメリカ人を演じていたのだろうか?アメリカ英語かイギリス英語か聞き取れなかった。

激しくネタバレ有。

何故ローレンの父親アーチャーはローレンにあの様なメッセージを遺したのかが解らなかった。それこそアーチャーだけが墓場まで持って行けばいい事でもあって。
そこは監禁していた男がローレンの生物学的な父親であるという所が重要なのではないかと思う。倫理的道徳的法律的には許されない父親ではあるけどそれでもローレンにとっては実の父親、アーチャーが誇りに思っている娘ローレンの父親。30年間監禁し続けるほどの憎しみもある一方でローレンの育ての親と実の親という関係においてはどこかで相通じるものが有ったのではないだろうか。だからもし何らかの理由で自分がいなくなった場合の事を娘に託したという所なのだろう。
そういう複雑な設定を用意しておきながらそれをほとんど生かさず邪悪な存在が平和な家庭(父親を除く)を脅かすサスペンスに終始したのはどうだったのかとは思う。

インヘリタンスINHERITANCEは継承、相続といった意味らしい。なんのこっちゃ分からなかったがそういう意味だと分かると納得。



Mr.ノーバディを観た。2021年、アメリカ、1時間32分。
妻の実家の工場で会計士として真面目に働くハッチ・マンセルの家が二人組の強盗に押し入られる。強盗への反撃のチャンスが有りながら何もしなかったハッチに息子は失望し娘は優しく慰める。娘が大事にしている猫のアクセサリーが強盗が持ち去った金品の中に紛れ込んでいると疑うハッチは愛する娘の猫のアクセサリーを奪い返すために強盗を探し出す。

面白かった。予告は何回か目にしていたのでハッチがどういう人物なのかは薄々は分かっていたけど、ただ単に日頃の溜まりに溜まった鬱憤にブチ切れるバイオレンスアクションなだけではなくて、切っ掛けは日頃の鬱憤なのだけどそこから意外な方向へと話が進んで意外な人物が活躍するのが面白かった。家族愛という所が根底に有るので感動要素も無くは無いけど、感動なんかよりも面白さの方が重視されていて単純にアクション映画として楽しめて面白かった。

なによりアクションシーンが素晴らしい。CGは全く使っていないか、もしくは使っていてもその事を気付かせない仕様になっていて、とにかくCGを感じさせない迫力の有るアクションなのがとても良かった。

音楽の使い方とかちょっとカッコつけ過ぎな気がするが、それが面白さを妨げているわけでは無い。

マイケル・アイアンサイドは見た目が随分と丸く柔らかくなってアイアン感は薄れかつてのおっかなさも本作では感じられなかった。それはごく普通の一般人の役でもあったから。それが悪かったのではなくて、おっかない役もやりつつ普通の人を演じるのも今後見てみたい。

インヘリタンスと同じく一家のお母さん役はコニー・ニールセン。今やコニー・ニールセンと言えばワンダーウーマンのお母さんでお馴染みで、ハリウッド映画では今やお母さんと言えばコニー・ニールセンなのかも。
でもワンダーウーマンって確か泥人形(※)に魂を与えられたとかなんとかだった様な。親と子の関係としてはピノキオとゼペットじいさん、ピノコとブラックジャックの関係に近いのか。
※泥人形ではなく粘土



ビーチバム まじめに不真面目を観た。2019年、アメリカ、1時間35分。
現代の天才詩人と評されるムーンドッグだったがここしばらくは詩作から遠ざかり毎日を自由気ままな放蕩三昧で過ごしている。それが許されるのは富豪の妻の財力によってであったが一転して許されない事態となり、それでもムーンドッグは自由な生き方を変えようとはしなかった。

主人公ムーンドッグの人間性に好意を持つのかそれとも嫌悪するのかがこの映画の評価自体を分ける所ではないかと思う。自分は途中までは嫌悪の方だったが映画がロードムービーの感じになってゲストが出て来てからは面白く思えてきた。ゲストのザック・エフロン、マーティン・ローレンスが面白かった。それでもムーンドッグみたいな人物が実際に身近にいたらそれは嫌だけど。
あんなに不真面目に生きられるのもそれも才能なんだろうと思う。凡人と評される人間には絶対に出来ない生き方。だからと言って羨ましいという事でも無い。真面目に生きようが不真面目に生きようが結局自分が無理しないで生きたいように生きればいいじゃん。という事なのだろうと思う。それに付け加えるなら他人に迷惑をかけない事も大事。

ムーンドッグの気ままで不真面目な生き様を描くのにはハーモニー・コリン監督が適しているのだろうなと思う。やっぱりバカ騒ぎパーティーを撮らせればハーモニー・コリン監督で本作には多種多様なパーティーシーンが有った。
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