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ショウビズトゥデイ 1994年5月28日 [ショウビズトゥデイ]



夏の映画特集
『マーヴェリック』『ビバリーヒルズ・コップ3』『シティ・スリッカーズ2/黄金伝説を追え』『フリントストーン/モダン石器時代』『ゲッティング・イーブン』『ライオン・キング』『マスク』『リトル・ビッグ・フィールド』『エンジェルス』『シャドー』『ウルフ』『ワイアット・アープ』『スピード』『トゥルー・ライズ』『今そこにある危機』『ブローン・アウェイ/復讐の序曲』『依頼人』『アイ・ラブ・トラブル』


全米映画興行成績ベスト10
"MAVERICK" 『マーヴェリック』
が初登場。


インタビュー
『MAVERICK』(『マーヴェリック』)キャスト 〈メル・ギブソン、ジェームズ・ガーナー、ジョディ・フォスター、リチャード・ドナー(製作・監督)〉
『THE CROW』(『クロウ/飛翔伝説』)の特殊効果
アンディ・ガルシア 『男が女を愛する時』

カンヌ映画祭 発表!
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モータルコンバット、ももいろそらを [映画]

モータルコンバットを観た。2021年、アメリカ、1時間50分。
数世紀毎に人間と魔族が闘うモータルコンバット。ジャッジするのは雷神のライデン。モータルコンバットに勝利すれば地上での覇権を握れる。何世紀にも渡り辛酸を舐めさせられてきた魔族のリーダーは今度こそはと手段を選ばない方針。闘いの前から既に闘いは始まっていた。

モータルコンバットと言えばジージャーのプロフィールでは好きな映画が1995年製作の『モータル・コンバット』とある。他に『ゴッドファーザー』『ALWAYS三丁目の夕日』。
続編有りそうなのでその時はジージャーも出られたらいいなあと思う。
ジージャー以外に『モータル・コンバット』を好きな映画に挙げる人を見た事が無い。自分は劇場公開時に観て以来観ていないが、改めて観直せばアクション映画として見るべき所が有るのかもしれない。と思いつつ観直していない。
自分も好きな映画をもし聞かれた時に素直に『お!バカんす家族』と言える様になりたいと思う。『チョコレート・ファイター』と言うかもしれないが。

過去の『モータル・コンバット』で憶えている事と言えば主題曲が耳に残っているくらい。なので比較とかは出来ないが、本作は残虐シーンがかなりハード。人体破壊もきっちりと見せきる。

本作のライデンが浅野さんの今の所のハリウッド映画での代表作と言えると思う。マイティ・ソーシリーズのホーガンとは物語における重要度が格段に異なる。その分英語の台詞も格段に増えて大変だったろうなと思う。
浅野さんのアクションももっと見たかったとお嘆きの貴兄には『東京ゾンビ』がございます。
東京ゾンビ [DVD]

東京ゾンビ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/07/28
  • メディア: DVD
もしもプロデューサーが観たなら「よし、次はライデンを柔術使いにしよう」と思うかもしれない。
柔術と言えばニコラス・ケイジが出ている『アースフォールJIU JITSU』は観ようと思いながら観ていない。
ニコラス・ケイジと言えば本作の最後のアレはそういう事なんだろうか。ただ、名前だけがそういう感じなのか。

人間と魔族の闘いによるドラマも勿論有る。とは言ってもアクションで満足出来ればドラマがどうだろうと何の問題も無いわけで。本作のアクションは満足出来た。CGを使っている所は有るけどアクションの動き自体に細工を施す感じではなく、主にエフェクトへのデコレーションとしてCGが使われているように思えたので問題は無し。
クライマックスでモータルコンバットが開催され、個人戦が4試合か5試合くらい組まれる。そのマッチメイクがそういう組み合わせになるだろうなと筋書きがちゃんとなされていて納得だし、試合の見せ方も1試合ずつを始めから終わりまでを通して見せてくれるので見ていてストレスを感じなかった。
複数の闘いを見せる場合、それぞれの経過をちょっとずつ見せていって、それぞれの決着を立て続けに見せるパターンも有るがその場合一つの闘いで興味が惹かれる所で別の闘いに移ってしまい、その闘いに戻ってくるまでに時間が掛かって興味が薄れる事も多々有ったりする。本作での1試合ずつを見せる場合でも試合毎の出来不出来にバラつきが有るとつまらない試合で興味が薄れてしまう危険性があるが本作は各試合の内容も時間も丁度いいバランスだったと思う。
ある闘いの決着では多分恐らく庭に置かれている妖精の置物が使われていたのだろうと思う。自分がちゃんと見てなかったのかもしれないがもうちょっとはっきりと置物を使っている事を見せた方がいいように思う。いくら残虐描写がハードとはいえ妖精を使って人体の頭ぶち抜くのはよろしくないという判断だったのだろうか。





ももいろそらをを観た。2011年、日本、1時間53分。
30万円の大金が入った財布を拾った川島いづみ。警察機構に不信感を抱くいづみは中に有った学生証を頼りに自宅に送り届ける事にするがその豪邸の表札の名前に見覚えがあった。財布は届けずに豪邸を後にして古新聞でその名前を調べると家主はいづみの中では憎むべき天下り役人だった。

2011年製作で今年10周年を記念してカラー版を公開。カラー版の公開を記念して小林啓一監督のこれまでの全5作品を上映。
『ぼんとリンちゃん』(2014年)が面白くてデビュー作の本作も気にはなっていた。今回オリジナルのモノクロ版も上映されたので取り敢えずはオリジナルの方を観た。

面白かった。2011年当時の若者、高校生たちのリアルな現在を描いた瑞々しい青春映画として高く評価されているみたいだけど、自分としてはゆるめの日常コメディとして面白かった。
登場人物の高校生たち、主に主役のいづみの様な女の子も実際にいるんだろうけど、どうも小林啓一監督がこんな子いたらおもろいな。と思うキャラクターが映画の中で生き生きと存在している様に思えて、そこにリアルはあまり感じないんだけど、でもそれが面白い。どこか『男はつらいよ』の寅さんと通じる所も有る様に思う。
いづみを演じた池田愛さんの現在はバリバリの今どきの20代女性な感じになっているのも面白い。ただ面白いと言っては失礼か。映画好きあるあるの映画の虚構と現実をごっちゃにして考えると面白い。

コメディとしてはやり過ぎな所のギリギリまで攻めている様な。それは過激さでという事ではなくて。こんな子いたらおもろいな。と、こんな子いるわけないじゃんのギリギリ。
滑稽な面白い事をやろうとしてやり過ぎるとスベる。でもやり過ぎのラインのギリギリまで攻めた方が面白い。どこにラインを引くのか、観ている側はどこにラインを感じるのかはそれは個人の好みが大いに関係はしてくるけれど。
ラインを引いといてそれを大きく踏み越すとか、ラインがとんでもない方向に引かれていたりとか色んなパターンも有りますが。

宇宙刑事シャリバン、伊賀電(いが でん)の渡洋史さんが花屋さんの役で出ていた。
権力、体制側に楯突きたいお年頃のいづみが宇宙刑事とひと悶着。という事は無く。
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