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RUN/ラン、スレイト [映画]

RUN/ランを観た。2020年、アメリカ、1時間30分。
町から離れた一軒家で暮らす母ダイアンと娘クロエ。クロエは複数の身体的な障害を抱えていて高校には通わずダイアンの管理のもと自宅学習で大学進学を目指す。進学が決まればダイアンの献身的な介護から離れなければならなかったがクロエは通知が届くのを心待ちにしていた。ある日いつもとは違う見慣れない薬を見付けた事をダイアンに話すがダイアンは何故かその話をはぐらかすのだった。

ネタバレ有。

常識的な思考からすればそんな事する?と思える様な事が起きるけど、そこはサイコホラーであるからそんな事も起きるし、それに本作と大まかな所で似たような事件が実際にアメリカで有ったと記憶しているのでそんな事をしちゃう人が存在している事も現実的ではある。現実的であるだけに余計にしんどい。
映画の中ではしんどいと思う事しか起きない。郵便配達のおじさまはとても好い人だったけどあれはきっとそういう事になってしまったのだろう。でもそれも含めてホラー映画であるし、それにエンターテインメント映画としてのオチの付け方は変にいい話しにしないのがとても良かったと思う。



スレイトを観た。2020年、韓国、1時間40分。
小さい頃から人生の主人公になると決めていた孤児のヨニ。時が経ちアクション女優として映画の主人公を目指しているが今イチパッとしない。主人公ではなくスタントの仕事の依頼でロケ地に向かうがその場所に撮影隊の姿は無く何故か古めかしいカチンコが落ちていた。そのカチンコを使って撮影の真似事をしていたヨニはパラレルワールドへと瞬間移動をする。その世界では刃物を使った争いが日常茶飯事で起きていてヨニはその世界の住人に伝説の剣士として迎え入れられるのだった。

スレイトは日本ではカチンコの事。

始まりは若い女性がポジティブシンキングでどんな事も乗り越えていく。みたいなノリで今イチついていけない感じではあったけど、途中からネガティブが侵食してきて個人的にはいい感じになった。
本作の主人公ヨニは、強く願い続けていればいつかその願いが叶う時が来ると信じてポジティブに生きている。確かに願いが叶うチャンスはやって来るけどそのチャンスに結果を出すためにはそれなりの努力が必要であり、貴様にその覚悟が有るのか。と実際の殺し合いの中で突き付けられて苦悩する。
願うだけで願いが叶ったら皆の願いが叶っちゃうし、そんな甘いものじゃないという事をヨニは身をもって知ったのだろうと思う。

売れない女優を演じたアン・ジヘが美人過ぎるのは役に対しての説得力が無かった。美人なら必ず売れるとは限らないのが芸能界の厳しい所だけども、芸能界にいて誰にも相手にもされないという事は絶対無いだろうと思うほどの美人。
もし本作の監督がチャウ・シンチーでアン・ジヘを使うのだとしたらきっと誰だか分からないくらいの特殊メイクを施すだろうなと思う。
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ショウビズトゥデイ 1994年7月9日 [ショウビズトゥデイ]



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の5本が初登場。


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