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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ! 花の天カス学園 [映画クレヨンしんちゃん]

映画クレヨンしんちゃん 謎メキ! 花の天カス学園を観た。2021年、日本、1時間44分。
風間くんのお誘いにより全寮制小中一貫校の私立天下統一カスカベ学園に1週間の体験入学をする事になったカスカベ防衛隊の5人。天下統一カスカベ学園、略して天カス学園はセントラルA.I."オツムン"の教育プログラムでエリートを手厚く育成していたがその一方でプログラムから外れた生徒たちは冷遇されていた。体験入学だとしても真面目にエリートを目指す風間くんはいつも通りの4人、特にしんのすけの態度に苛立ちを覚える。遂に二人が激しい言い争いになった翌朝風間くんの姿は無かった。吸ケツ鬼が現れると噂され立ち入り禁止となっている時計塔の壊れていて鳴るはずのない鐘の音を聞き4人は不安に思い時計塔に向かうとそこにはお尻に咬まれた傷が残る風間くんが倒れていた。

今回はカスカベ防衛隊回。主役のしんちゃん1人が目立った活躍になってしまうのではなく、5人均等にそれぞれのキャラクターに合った活躍が有ったのがとても良かった。
困難に立ち向かい5人が一丸となって「カスカベ防衛隊ファイヤー!」となるのがお約束で定番だろうけど、今回はその定番を外しつつ、でもカスカベ防衛隊の結束の強さといつまでもそうでありたいと願う風間くんの想いが物語の発端であって、形としては見せないけど実質5人一丸の「カスカベ防衛隊ファイヤー!」であったのだろうと思う。

野原一家の出番は少ないが効果的な登場だったと思う。ひまわりもシロも。

本格風ミステリーとしてはその謎を一緒になって解き明かす事はまず無理。当てずっぽうで当たるかよっぽど視力が良ければ解き明かせるかもしれない。

スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説オマージュは今のチビッ子のお父さんお母さん世代ではなく、その上の世代に向けられているのか。

しんちゃんの口からデ・ニーロの名前が出てくるとは思わなかったが、しんちゃんは何でデ・ニーロの事を知ったのだろう?トミー・リー・ジョーンズみたいに日本のCMには出ていないし。
ひろしがデ・ニーロ出演の映画を観ていてそれを一緒に観て名前を覚えた。みたいな感じだろうか。最近の『グランパ・ウォーズ』だったら5歳児でも観せられるような気がする。

完全コミック化は本当にほぼ完全に映画そのまんまがコミック化されている。映画が面白かったので当然面白い。

映画クレヨンしんちゃん 謎メキ! 花の天カス学園 (アクションコミックス)

映画クレヨンしんちゃん 謎メキ! 花の天カス学園 (アクションコミックス)

  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2021/04/23
  • メディア: コミック



今後オニギリのマサグッズが出る事を期待。
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ここのマサオくんが一瞬だけカッコ良かった。
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追記
後日、別の映画を観にシネコン行ってグッズ売り場を覗いたらオニマサグッズ有ったので購入。商品は素晴らしいが850円はお高い。
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ショウビズトゥデイ 1995年1月28日 [ショウビズトゥデイ]



全米映画興行成績ベスト10
"FAR FROM HOME" 『イエロードッグ』(出演 ブルース・デイヴィソン)
"NOBODY'S FOOL" 『ノーバディーズ・フール』(公開4週目)
"DEMON KNIGHT" 『デーモン・ナイト』
"HIGHER LEARNING" 『ハイヤー・ラーニング』
"LEGENDS OF THE FALL" 『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』(公開4週目)
の5本が初登場。


インタビュー
『若草物語』のキャスト 〈キルステン・ダンスト、サマンサ・マシス、トリニ・アルバラード、クレア・デインズ〉

ポール・ニューマン 『ノーバディーズ・フール』

"DUMB AND DUMBER"(『ジム・キャリーはMr.ダマー』)のキャスト 〈ローレン・ホリー、マイク・スター、カレン・ダフィ、ボビー・ファレリー(製作・脚本)、ピーター・ファレリー(監督・脚本)〉

"DEMON KNIGHT"(『デーモン・ナイト』)のキャスト 〈"ザ・クリプト・キーパー”、ジェイダ・ピンケット〉

"HIGHER LEARNING"(『ハイヤー・ラーニング』)のキャスト 〈ジョン・シングルトン(製作・監督・脚本)、オマー・エップス、ローレンス・フィッシュバーン、アイス・キューブ、マイケル・ラパポート〉

ブラッド・ピット 『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』



『レッド・スコルピオン2』公開館の新宿シネパトスは歌舞伎町に有った映画館。館名はのちに新宿ジョイシネマ5となりそして新宿ジョイシネマ3となった。ジョイシネマ3の頃によく行った。
2009年5月に閉館した後はラーメン屋になり、現在はリアル脱出ゲームが楽しめる施設になっている。
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ショウビズトゥデイ 1995年1月21日 [ショウビズトゥデイ]



全米映画興行成績ベスト10
"HOUSEGUEST" 『ハウスゲスト/あんただ~れ?』
が初登場。


インタビュー
"I.Q."(『星に想いを』)のキャスト 〈ティム・ロビンス、メグ・ライアン、ウォルター・マッソー〉

ジョディ・フォスター(製作・主演) 『ネル』

ウィノナ・ライダー 『若草物語』

フィル・ハートマン&シンバッド 『ハウスゲスト/あんただ~れ?』

マイケル・ダグラス 『ディスクロージャー』

ジム・キャリー 『ジム・キャリーはMr.ダマー』



ニュースステーションの延長は1月17日に起きた阪神・淡路大震災の報道によるものと思われる。通常のテレビ番組が放送されていて当時関東の方はのん気なものだった。そして2011年になって東日本大震災でそんなのん気な事ではいられない事態を体験する事になる。現在はウィルスによって全世界でのん気でいられない状況が長く続いているが我が国日本は只今絶賛現実逃避中。現実逃避する事にかけて負けていない自負はあるが。
ショウビズトゥデイの前の番組も録画されていたがタモリ俱楽部ではなく、K2(勝俣州和さんと堀部圭亮さんのコンビ)とよゐこが司会の音楽番組。どこかの時期で放送時間が移動していたみたい。
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ショウビズトゥデイ 1995年1月14日 [ショウビズトゥデイ]



全米映画興行成績ベスト10
"SPEECHLESS" 『眠れない夜はあなたと』
"NELL" 『ネル』(製作・主演 ジョディ・フォスター 監督 マイケル・アプテッド)
"DUMB AND DUMBER" 『ジム・キャリーはMr.ダマー』
の3本が公開3週目。

"I.Q." 『星に想いを』(出演 メグ・ライアン、ウォルター・マッソー、ティム・ロビンス)
"STREET FIGHTER" 『ストリートファイター』
"RICHIE RICH" 『リッチー・リッチ』(主演 マコーレー・カルキン 製作 ジョエル・シルヴァー)
"LITTLE WOMEN" 『若草物語』
"THE JUNGLE BOOK" 『ジャングル・ブック』
の5本が公開2週目。


インタビュー
ジーナ・デイヴィス(製作・主演)&マイケル・キートン 『眠れない夜はあなたと』

ジャン=クロード・ヴァン・ダム 『ストリートファイター』

『若草物語』のキャスト 〈ジリアン・アームストロング(監督)、キルステン・ダンスト、サマンサ・マシス、ウィノナ・ライダー、トリニ・アルバラード、クレア・デインズ〉

『ジャングル・ブック』のキャスト 〈ジェイソン・スコット・リー、ケイリー・エルウィス〉

デミ・ムーア 『ディスクロージャー』

ジェフ・ダニエルズ 『ジム・キャリーはMr.ダマー』
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ショウビズトゥデイ 1994年12月24日 [ショウビズトゥデイ]



全米映画興行成績ベスト10
"DROP ZONE" 『ドロップ・ゾーン』
"DISCLOSURE" 『ディスクロージャー』
の2本が初登場。


インタビュー
エマ・トンプソン 『ジュニア』

『ドロップ・ゾーン』のキャスト 〈ウェズリー・スナイプス、ヤンシー・バトラー、ジョン・バダム(製作総指揮・監督)、ゲイリー・ビジー〉

映評
『ディスクロージャー』の映評

インタビュー
マイケル・ダグラス&デミ・ムーア 『ディスクロージャー』


'94 BOX OFFICE TOP 10 MOVIES
1 『フォレスト・ガンプ/一期一会』
2 『ライオン・キング』
3 『トゥルー・ライズ』
4 『フリントストーン/モダン石器時代』
5 『今そこにある危機』
6 『スピード』
7 『マスク』
8 『ミセス・ダウト』
9 『マーヴェリック』
10 『ペリカン文書』

再公開中の『ライオン・キング』がこの放送後も興収を伸ばして逆転の'94年のキングとなる。が、’95年に入って『フォレスト・ガンプ/一期一会』も興収を伸ばして作品自体の記録は再逆転する事になる。が、『ライオン・キング』はディズニーならではのリバイバル公開やデジタル3Dでの公開などで更に上積みされて現在の状況は分らない。


1994年にショウビズトゥデイの放送で紹介された中からベスト19(順不同)。
『エース・ベンチュラ』
『父の祈りを』
『不機嫌な赤いバラ』
『ザ・ペーパー』
『マーヴェリック』
『シティ・スリッカーズ2/黄金伝説を追え』
『スピード』
『リトル・ビッグ・フィールド』
『ブローン・アウェイ/復讐の序曲』
『あなたに降る夢』
『ハードロック・ハイジャック』
『今そこにある危機』
『ナチュラル・ボーン・キラーズ』
『ターミナル・ベロシティ』
『ショーシャンクの空に』
『パルプ・フィクション』
『ケロッグ博士』
『レオン』
『ジュニア』

当時に観たきりのが結構有るので記憶は曖昧。
『父の祈りを』は出演シーンは少なかったけどエマ・トンプソンが凄かった。
『シティ・スリッカーズ2』は番組の中で酷評されまくっていて'94年失敗作の代表(ケヴィン・コスナーの『ワイアット・アープ』の次くらいに)みたいな扱いだけどそこまで酷くは無かったと思う。
『不機嫌な赤いバラ』と『あなたに降る夢』はハートウォーミング系のニコラス・ケイジ主演作。
『リトル・ビッグ・フィールド』はこの年に公開された野球映画『がんばれルーキー』『メジャーリーグ2』『エンジェルス』の中で一番良かったと思う。現在前田健太投手が所属しているミネソタ・ツインズを舞台としている。余談ですが『メジャーリーグ』『メジャーリーグ2』で舞台となったクリーブランド・インディアンスは来季からインディアンスからガーディアンズにチーム名が変更になるとか。『メジャーリーグ』好きとしてはちょっと残念の様な。
『ターミナル・ベロシティ』の記憶は曖昧だけど面白いシーンが結構有ったように思うのと今は無き渋谷パンテオンで観たような記憶が有るのでベスト19入り。渋谷パンテオンと言えば新宿ミラノ。新宿ミラノ跡地のシネコンも入る商業ビルは只今絶賛建築中で2023年開業予定だとか。そして東急レクリエーションによると新宿の後には渋谷にも映画館(シネコン)を。という事も考えられているみたいで、いつか新宿ミラノと渋谷パンテオンが揃って復活する日が来るのでしょうか。
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ライトハウス、REDLINE [映画]

ライトハウスを観た。2019年、アメリカ・1時間49分。
1890年代、孤島の灯台守としてその島にやって来たベテランと新人の二人の男。ベテランの公私を混同した厳しい指導に新人は耐え4週間の勤務期間を終えようとした時にはお互いに打ち解け合っていたかに思えたのだが。

終盤の10分か15分くらいうとうとしてしまった。なので最後どうなったのか薄らぼんやりとしか分かっていない。
孤島で二人きりという状況になると人間は憎みいがみ合ってしまう生き物という事なのか。
もしこれが一人きりなら誰でもいいから側にいて欲しいと切望し、三人以上だったりしたらまた別の関係性になり、男女の組み合わせでも色々と複雑になってくる。
これがもし人間以外の生き物だったらそんな複雑な事にはならないのかもしれない。
愛だとか狂暴性だとかを併せ持っていてそれが時と場合によって見せる顔が違うのが人間という生き物。それがいいのか悪いのか。今回の場合は多分悪かったのだろう。

海鳥の叩き付けが凄まじかった。ギャグアニメ以外であんな叩き付けを見たのは初めてかも。
マイティー・ソーのシリーズの中でハルクが出てきてハルクがしたのかされたのかそんな様な叩き付けが有った様な気がする。



REDLINEを観た。2010年、日本、1時間42分。
遥か未来。惑星国家は宇宙の至る所に存在していた。
5年に一度開催されトップレーサーだけが出場出来るカーレースの最高峰"REDLINE"。今度の開催地に指名されたのはなにかとキナ臭い噂のあるロボワールド。ロボワールドの大統領はレース中継で映されては困るものが全宇宙に向けて放送されてしまう事を懸念しレース開催の妨害を第一に考えていた。

シネマート新宿のブーストサウンド上映にて。公開から10周年の記念も兼ねて一回きりの上映。
石井克人監督作品『スマグラー おまえの未来を運べ』も今年か来年10周年。何かやる予定は無さそうか。



10年振りに観たがやっぱりレースシーンの過剰な迫力が面白かった。
絵が動く事、アニメーションならではの動かす事の面白さが存分に有ってしかも物凄く独特で楽しい。
物語はSFで惑星国家間のポリティカルな要素を含みつつ個性豊かなキャラクターが登場して最終的にはとてもシンプルに愛でまとめる。そのシンプルさが余計なものが含まれない感じで良かった。
本作の後にこんないびつなとんがり方をしたアニメ作品は続かなかったのが勿体無い。有ったけど自分が知らないだけなのか。最近では『プロメア』がちょっと近いのかなあと思うが。

10年前に観た時は浅野さんの声のお仕事が衝撃的だったけど今回観たらそこまでの衝撃ではなかった。スクリーンにはアニメのキャラクターがいるけどしかしそこにはいつもの浅野さんが存在している。

ブーストサウンド上映は音圧が耳だけじゃなくて体全体でビンビンに感じられるほどの迫力。上映終了後に石井克人さんともうお一方(石井さんはキムラさんと呼んでいた)のティーチインが有って、この音響が本来望んでいたものなのだと仰られていた。しかしこれを再現出来る映画館もそうは無いとも。機材だったり映画館個々の好みだったりで。
それと本作のスピンオフとか、本作では語られなかった所を詳しく描いた2クールのテレビシリーズとかを実現出来たらいいなあと、そういう話しは今でも常に有るらしいので実現を是非期待したい。その際は石井さんはレースシーンに限っては手描きには拘っていなくてCGでも全然オッケーむしろCGでという事だった。CGで本作の様な面白さが出せればいいなと思う。
あとお話しされたのは、石井さんが昔から宮崎駿監督作品も好きで、アニメージュに宮崎監督の住所が載っていて実際に行きはしなかったけどあそこに住んでんだなあと知っていたと。
ジブリ美術館でしか観る事の出来ない短編『水グモもんもん』も御覧になっていて面白かったけど水グモの生態の所がちょっと長かったと。
あと本作の音響の録音現場(?)ではかなり揉めたのだとか。どなたかとどなたかの仲が険悪になってしまい決定権が有るはずの音響監督でもある石井さんがその二人の仲裁役にならなければならなかったほど。という事が今では笑えて話せる思い出になっている様子だった。
キャラクターが煙草を吸うシーンは結構有るけど小池健監督本人は煙草は吸わないのだとか。
他にも色々とお客さんからの質問に答える形で話しをされていた。

あと石井さん個人の感想として昔のテレビアニメシリーズは全話の中でほとんどが面白くなくてごくわずかにとびきり面白いのが紛れ込んでいると。その代表として銀河旋風ブライガーが挙げられていた。ブライガーはオープニングが最高で、話はいつか面白くなるだろうと最終回まで観たが結局最後まで面白くならなかったと。
確かにブライガーはオープニングが最高。


銀河旋風ブライガーから始まるJ9シリーズは銀河烈風バクシンガー、銀河疾風サスライガーと続くが、バクシンガーのエンディングも最高。


亜空大作戦スラングルは今まで知らなかったけど国際映画社のオープニング、エンディングの最高が更新されてしまった。

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ショウビズトゥデイ 1994年12月17日 [ショウビズトゥデイ]


サムネイルにJ・T・ウォルシュが来た。

MUSIC
ザ・ビートルズ

ポール・マッカートニー死亡説


全米映画興行成績ベスト10
"TRAPPED IN PARADISE" 『パラダイスの逃亡者』(劇場公開タイトル。ソフト版タイトルは『パラダイスの天使たち』)
が初登場。


インタビュー
"TRAPPED IN PARADISE"(『パラダイスの逃亡者』)のキャスト 〈ジョン・ロヴィッツ、ダナ・カーヴィ、ニコラス・ケイジ〉

ダニー・デヴィート 『ジュニア』

"STAR TREK:GENERATIONS"(『ジェネレーションズ/STARTREK』)のキャスト 〈ウィリアム・シャトナー、パトリック・スチュアート、リック・バーマン(製作総指揮)、ブレント・スナイパー、デヴィッド・カーソン(監督)〉

レポート
"THE SANTA CLAUSE"(『サンタクローズ』)の特殊効果


番組の構成が変わりこれ以降はほぼ映画情報がメインとなる。
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最後にして最初の人類、共謀家族 [映画]

最後にして最初の人類を観た。2020年、アイスランド、1時間11分。
時空を超えて二十億年未来の人類からの通信が届く。

映像化不可能と言われてきた映画タイトルと同名の古典的SF小説を映画化。
未来人によって語られる二十億年未来の海王星移住に適応するために姿を変えた人類の姿と地球とは異なる海王星のロケーションは確かに映像化は難しそう。やって出来ない事も無いだろうけどかなりの映像センスがある人でないととんでもない大事故が起きそう。
本作ではそういった所謂SF的な見所の映像化は潔く見切りを付けて実在する特異な建造物と幻想的な風景の映像、それに合わせた音楽、音楽と言うのか複雑な音の重なりと言うのかそういったもので海王星の原風景的なイメージを想像させる。
なので見た目はアート映画という事になりそうだけど語られる物語がものすごいSFなので興味が途切れる事なく観られたし、映像と音楽が海王星のイメージも壮大なSFストーリーも盛り上げてくれる。小説の読み聞かせをされている様な感覚。

結局未来人は助けを求めて通信してきたのに何をして欲しかったのかが不明だけども、思うに人類の最後を知って欲しかったのではないだろうか。人類の全てが最後を迎えるという事はその最後は誰の記憶にも残らないという事で、誰の記憶からも失くなってしまった時が本当の最後であり、時空を超えた現代人の記憶に残す事によって本当の最後を回避したと。そういう事なんではないかなあと理解したので、全然見当外れなのかもしれないが納得は出来た。
タイトルの意味は今イチよく分からなかったが現代人の記憶に残った事でまた別の人類に生まれ変わったという事か。
別の新しい人類という意味では未来人の声にティルダ・スウィントンをキャスティングしたのは大正解だったと思う。勝手なイメージとして今でも他の人類とはかけ離れているような存在でもあるし。誰とも変わらない至って普通な日常生活をしているだろうけど。

それと人類の歴史は宇宙からしたらほんの一瞬のちっぽけなもので、そんなものはいつ跡形もなく消え去ってしまってもなんの不思議もない。本作では太陽の大きな変動によってだけど実際にはほんの少しの変動でも相当大きな影響が有るのだろうと思う。
だから人類の不遜な行動によってその可能性を少しでも高めるような事はせずに謙虚に生かされていきましょう。といったメッセージも込められているのだろうと思う。



共謀家族を観た。2019年、中国、1時間52分。
中国からタイに移民してきたリー・ウェイジエは幼い頃に両親を失くし孤児として生きてきたが現在では家族を持ち、雇用者は一人ながらネット回線業の会社社長でもあった。慎ましく生活する一家にある事件が起きた時、無類の映画好きであるリーのこれまで培ってきた映画からの知識で一家を救おうとする。

ネタバレ有。

どこかの国の映画の中国リメイクとだけ知っていてタイが舞台だからタイ映画なのかと思っていたがインド映画をタイに舞台を移してのリメイクという事だった。
ちょっと大袈裟だなあと思える演出も有ったりしたがそこら辺もオリジナルを意識したのならば納得ではある。
映画好きの知識を活用した完全犯罪は成功するのか。といった所のサスペンスは楽しめた。やっぱりただの映画好きではなく、映画から何かしらの知識を得ないといかんなと反省したり。特に語学。どれだけハリウッド映画を観ても英語が全く身に付かないのはどういった事なのか。

最終的に道徳心を重視した決着を付けてしまうのは中国映画だからなのか、それともオリジナルがそうなのか。
道徳的にも仏教的にも中国共産党的にもそうする事が正しいのかもしれないけど、じゃあサスペンス映画としてのそれまでの1時間何十分はなんだったのかと映画好きとしては思えてしまう。
エンドロール中の主人公のカットはその正しくせざるを得ない事への反抗だったりもするのか。
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とびだせ! ならせ! PUI PUI モルカー、大魔神 [映画]

とびだせ! ならせ! PUI PUI モルカーを観た。2021年、日本、34分。
巨大化した四輪走行形態のモルモットは自らの意思を持ちながら社会では人間の移動手段としての役目を担っていた。

子供用テレビ番組で作られた全12話を一挙上映。観客は自分も含めて大人がほとんどだった。モルモット自動車というキャラクターとしては知っていたが初めて観る。
ところで本編前にドラえもんの映画マナーが流されるがドラえもんはモルモットは平気なのだろうか?と気になってしまう。
入場者特典として握るとピーピーと音の鳴るものが配られ上映中もピーピーと鳴らす事が許される所謂応援上映を初体験。
自分はピーピーやらなかったが上映前の休憩時間からずっとピーピーピーピー鳴っていてまあ貴重な体験で面白かったと言えば面白かったけど、映画館で上映中は余計な音を立てないという事が長年染み込んでいて、それが常にちゃんと出来ているかというとそうではないかもしれないけど、でも常にそうありたいと思っているので応援上映は今回が最初で最後になるだろうと思う。

かつての日比谷スカラ座にて。TOHOシネマズスカラ座に名称が変わり、現在の名称はTOHOシネマズ日比谷のスクリーン12。
そのかつての日比谷スカラ座にはTOHOシネマズ日比谷になってから行けてなくて。かつての日比谷スカラ座にどの作品をかけるか編成はTOHOシネマズのさじ加減一つで、そのタイミングが今まで合わなかった所に何かTOHOシネマズとの相性の良くなさを感じずにはいられないが今回ようやっとタイミングが合った。
スクリーン12になる際に確か改装をしたとかだったかと思ったが客席内は以前と変わり無く懐かしかった。かつてのみゆき座にも行けていないがそちらはどうなんだろう。
かつての日比谷スカラ座とかつてのみゆき座は別館でそのビルとビルが地下で繋がっていたのは初めて知った。地上では通りを挟んだ映画館では無い方のシャンテとも繋がっていた。
日比谷、有楽町、銀座が地下で繋がっていてなんだったら東京駅まで地下で歩いて行ける。

かつての日比谷スカラ座では3Dでの上映。3D効果はほとんど無くモルカーではない何かのちょっとした物体が2回くらい浮かび上がるだけのぼったくり3D。映倫的に3Dの規定とか無いんだろうか。元々3D上映を想定して作られていないから仕方ない。という言い訳だけで料金を上乗せする銭ゲバ商法と揶揄するのは恐らく自分くらいだろう。

シンエイ動画が共同製作。クレヨンしんちゃんにそろそろパロディ、もしくはコラボ作品が登場してもおかしくない頃なのでは。やっぱりドラえもんとのコラボは難しいのか。
BURI BURI ブタカー(「わたしはブタではない!」)
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大魔神を観た。1966年、日本、1時間24分。
戦国時代のとある国で謀叛が起こる。その国では人々に災いをもたらすと言われる魔神を武神が封じ込めていると信じられていた。

8月の『妖怪大戦争 ガーディアンズ』公開を記念して角川シネマ有楽町、ところざわサクラタウンで絶賛開催中の妖怪特撮映画祭の1本。角川シネマ有楽町にて。
https://cinemakadokawa.jp/yokaitokusatsu/

初見。時代劇特撮映画。時代劇9割、特撮1割といった感じ。物語上そうなるのは当然だと思うので特に不満はないし、時代劇としてとても良く出来ていると思う。出演者で知っている人は少なかったけど当時子役だった人も含めて実力派揃いといった感じで良かった。

災いをもたらす魔神とそれを封じ込めている武神が実は同一だった。というのが人間そのものにも当てはまり、あんまり人の尊厳を踏みにじっているといくらなんでもおとなしい人も大魔神になっちゃうよ。という教訓なのだろう。
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ショウビズトゥデイ 1994年12月10日 [ショウビズトゥデイ]



全米映画興行成績ベスト10
"THE PAGEMASTER" 『ページマスター』(主演 マコーレー・カルキン 監督 ジョー・ジョンストン)
"A LOW DOWN DERTY SHAME" 『ダーティ・シェイム』
"JUNIOR" 『ジュニア』


インタビュー
ティム・アレン 『サンタクローズ』

パトリック・スチュアート 『ジェネレーションズ/STAR TREK』

ブラッド・ピット&クリスチャン・スレイター 『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

アーノルド・シュワルツェネッガー 『ジュニア』

キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ(監督・脚本・主演) 『ダーティ・シェイム』



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きょうのポストカード(許されざる者) [映画のポストカード]

今日のBSプレミアム午後の映画は許されざる者
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ショウビズトゥデイ 1994年12月3日 [ショウビズトゥデイ]



全米映画興行成績ベスト10
"THE SWAN PRINCESS" 『スワン・プリンセス/白鳥の湖』
"MIRACLE ON 34TH STREET" 『34丁目の奇跡』
"THE PROFESSIONAL" 『レオン』
"STAR TREK:GENERATIONS" 『ジェネレーションズ/STAR TREK』
の4本が初登場。


映評
"STAR TREK:GENERATIONS" (『ジェネレーションズ/STAR TREK』)

インタビュー
トム・クルーズ 『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

『レオン』のキャスト 〈リュック・ベッソン(監督・脚本)、ナタリー・ポートマン、ジャン・レノ、ゲイリー・オールドマン〉

『34丁目の奇跡』のキャスト 〈ディラン・マクダーモット、ジョン・ヒューズ(製作・脚本)、リチャード・アッテンボロー、マーラ・ウィルソン、エリザベス・パーキンス〉


'94クリスマス映画紹介
『34丁目の奇跡』『サンタクローズ』『ジュニア』『ジム・キャリーはMr.ダマー』『ジャングル・ブック』『ページマスター』『ジェネレーションズ/STAR TREK』『リッチー・リッチ』『運命の絆』『若草物語』『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』『ネル』『眠れない夜はあなたと』『ディスクロージャー』『プレタポルテ』『ミックス・ナッツ/イブに逢えたら』『星に想いを』『ノーバディーズ・フール』『タイ・カップ』
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きょうのポストカード(バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲) [映画のポストカード]

BSプレミアム午後の映画、ここの所3週連続水曜日にバットマンシリーズを放送。そして来週の水曜、ジョージ・クルーニー版バットマンは放送されず。
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スリッパ?
バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲 (シロクマ).jpg
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ショウビズトゥデイ 1994年11月26日 [ショウビズトゥデイ]



全米映画興行成績ベスト10 (トータルの興収も表示される)
"THE SANTA CLAUSE" 『サンタクローズ』
"INTERVIEW WITH THE VAMPIRE" 『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』
の2本が初登場。


インタビュー
アン・ライス(原作・脚本) 『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

"THE SANTA CLAUSE"(『サンタクローズ』)のキャスト 〈ティム・アレン、ジャッジ・ラインホルド、エリック・ロイド〉

ケネス・ブラナー(監督・主演) 『フランケンシュタイン』

ケヴィン・コスナー 『8月のメモワール』

メア・ウィニンガム 『8月のメモワール』



『サンタクローズ』は「SANTA CLAUS」ではなく「SANTA CLAUSE」。「CLAUSE」の意味が条項で、主人公がサンタの契約を結んだ際、契約内容に様々な条項が有って。という事で色々な出来事が起きる。
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