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きょうのポストカード(バットマン フォーエヴァー) [映画のポストカード]

今日のBSプレミアム午後の映画はバットマン フォーエヴァー
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ショウビズトゥデイ 1994年11月19日 [ショウビズトゥデイ]



全米映画興行成績ベスト10
"THE WAR" 『8月のメモワール』
"MARY SHELLEY'S FRANKENSTEIN" 『フランケンシュタイン』
の2本が初登場。


インタビュー
ジェームズ・スペイダー 『スターゲイト』

映評
『フランケンシュタイン』

インタビュー
ロバート・デ・ニーロ 『フランケンシュタイン』

"THE WAR”(『8月のメモワール』)のキャスト 〈ケヴィン・コスナー、イライジャ・ウッド、ジョン・アヴネット(製作・監督)、メア・ウィニンガム〉

ダナ・カーヴィ 『ケロッグ博士』
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アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン、唐人街探偵 東京MISSION、ファイナル・プラン [映画]

アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリンを観た。2018年、アメリカ、1時間29分。
1972年1月、女性ソウルシンガーのトップスター、アレサ・フランクリンがロサンゼルスのパブテスト教会で2日間に渡り歌手としてのルーツであるゴスペルのライブを行なう。その熱狂の模様をカメラは記録していた。

公式サイトの説明によるとシーンの始めのカチンコが無かったために映像と音声のシンクロが出来ずに撮影から50年近く経つまで長くお蔵入りだったのだとか。その問題が現在の技術によって解消されて作品として完成し発表される。
それだけカチンコが重要なのが分かったけど、でもそれだけの事ならもっと前にシドニー・ポラック監督がご存命の間(2008年没)に出来なかったのか?とも思ってしまう。それだけではない理由も有ったのか。

ゴスペルにはほぼ馴染みが無い。映画の中でたまに見るくらい。
神への信仰心を高める一つの手段としての機能も有るのかなあと思った。
そもそも教会という場所自体が信仰心を全肯定される場所であって。教会外では時には信仰心が試されたりするケースも有るのだろうと思う。特に1970年代で黒人という立場では辛い経験も少なからず有ったものと想像出来る。そんな時に神の存在を疑ったりもするのではないだろうか。でも教会に行けばそこでは神が必ずいるとされて、神の存在を疑わないあなたは正しいと全肯定される。その上歌詞の内容が神の存在や信仰心の正しさを歌い上げるゴスペルによって更に気分は高揚し熱狂の度合いはヒートアップするばかり。
信仰心がほぼ無い自分としてはその熱狂がちょっと怖くも思えてしまう。一途な思い過ぎて極端に危険な方向に向かってしまう事も有るだろうし。
自分たちが信じているのとは別の神の存在を認められる寛容さも大切なのではないか。

ソウルの女王と呼ばれるアレサ・フランクリンの楽曲も聴いた事が無い。と思っているが、意識して聴いた事が無いだけで無意識の内に自然と耳に入ってきている事は有るのだろうと思う。
今回初めて意識して聴いたが圧倒的な歌唱力だった。ピアノも上手い。それとMC(?)を勤めた説教師の方もめちゃくちゃ歌が上手くてピアノが上手い。そしてMC兼説教師としてのトークも上手くて、この人芸能界に行っても成功したんじゃないかと思えるほどのエンターテイナーだった。

2日目のライブ会場の教会には純粋に一観客としてのミック・ジャガーの姿があった。



唐人街探偵 東京MISSIONを観た。2021年、中国、2時間18分。
推理アプリの世界探偵ランキング2位のチン・フォンと遠戚の叔父タン・レンの二人は同じく2位の野田昊(のだひろし)から依頼を受けて日本で起きた完全密室殺人事件の謎を解き明かす事に。推理が進む内にランキング1位ながらその実態は知られていない"Q"の存在が浮かび上がってくる。

中国では大ヒットのシリーズ3作目が東京を舞台にしていて主要キャストに日本人俳優が多数出演という事でいきなり劇場公開。それをいきなり観た。
本編が始まる前に前2作をさらっとおさらいしてくれるので大体内容は掴めるが当然実際に前2作を観ていた方が楽しめるのは当たり前なのだけど、さすが大ヒットするだけの事は有って今の中国映画の勢いが如実に現れていてその勢いに押されるがままといった感じで圧倒される。
以前ジェット・リーが主演の中国では大ヒットしたというバディモノの刑事映画を観た時はギャグのノリとかがちょっと古いなと感じたのだけど、本作ではそこら辺がアップデートされている様に感じた。最新かと言うとそうではないけどコテコテの方が世界共通だったりするし、今の時代の現代版コテコテといった所。
トニー・ジャーのまさかのあのコスプレを目にして思わず変な声が出てしまって恥ずかしかった。

終盤の感動シーンではまさかのジョー山中。母さん、僕のあの麦わら帽子どこに行ったんでしょうね。ママー、ドゥユーリーメンバー。
その映画『人間の証明』は未見で、ドリフのコントで志村さんがパロディギャグにされていた印象が強いので感動するというより面白く思えてしまう。
あと、ジョーさんめっちゃ喧嘩が強いという芸能界最強伝説が脳裏に浮かんでくる。

最終的に世界の平和を守るのは我ら。みたいな感じになるが、そこに日本やタイなどが含まれて多国籍になっているとはいえ、その平和は大丈夫なのかと不安に感じたり。
アジアの多国籍に今のところ韓国が含まれていないようだけど今後あっと驚くようなビッグスターが参加したりするのだろうか。



ファイナル・プランを観た。2020年、アメリカ、1時間39分。
レンタル倉庫の受付女性と一目会ったその日から恋の花咲く初老の男の正体は連続銀行強盗犯だった。出会ってから一年後にプロポーズを受け入れられた事で男はある覚悟を決める。

リーアム・ニーソン主演のアクションサスペンス。今回はロマンスも。
リーアム・ニーソン演じる主人公が圧倒的に強いのはいつもながらにスカッとするし、細かいディテールがしっかりとしていて良かったのだけど今回は悪役がちょっと弱いというか脇が甘いというか。悪事が行き当たりばったりで、それでどうやって収拾つけるつもり?と観ているこちらが心配になってしまう。主人公と目撃者でもある恋人を始末出来れば罪を全部被せられるとは思えなかった。

FBI捜査官二人が車から降りる所をカメラは車の横から後ろへと先に回り込む移動撮影で、カメラが後ろの所定の位置に止まった所で捜査官の一人がフレームインしてくるショットがピッタリと決まってカッコ良かった。

エンドロールで流れる楽曲は作品の雰囲気に合ってなかった。そこら辺はハリウッド映画でもどうしても使わなければならない大人の事情が有ったりするのか。



ジャッリカットゥ 牛の怒りで寝た。
インド映画は元から合わないと分かっていたけど本作では見事に寝堕ちた。もはや体質的に合わないのかもしれない。いつか苦手意識みたいなものが克服出来るようなインド映画に出会えるだろうか。
途中で起きて一応最後まで観た。インド映画にしては91分と短い映画なので早く終わって良かった。
見た限りでは群衆が牛を追いかけるシーンのパワフルさとか凄えなとは思う。他のインド映画でも(あんまり観ていないが)シーンで見れば凄いなと思う所は有るんだけどその凄さが作品に返ってくるのかというと、そのシーンが凄かっただけで終わってしまう事が多い印象。

ある村で食用の水牛が逃げ出した事から物語は始まるが、インドでは牛は神聖な生き物なんじゃなかったっけか?と薄い知識で疑問に思って後で調べたらヒンドゥー教では牛が神聖な生き物という事。インド(人口13億超)ではヒンドゥー教徒が8割近くいるが映画に出てくる村ではキリスト教を信仰しているみたいだった。そうなるとインド国内では少数派という事になるこの映画はどの様に受け止められているのだろう。神聖な牛を食べてしまう野蛮人達の因果応報の物語といった感じなのか。

水牛の英語名はBUFFALOバファロー。最近は日本プロ野球のオリックス・バファローズのマスコットキャラ、バファローベルとバファローブルの動画を観て癒されている。
他のチームのマスコットのも見るとやっぱりドアラ先生がおもろいなと思う。そしてシャオロン、パオロンも可愛い。







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ショウビズトゥデイ 1994年11月12日 [ショウビズトゥデイ]



全米映画興行成績ベスト10
"SILENT FALL" 『精神分析医J』
"THE ROAD TO WELLVILLE" 『ケロッグ博士』
"STARGATE" 『スターゲイト』
の3本が初登場。


インタビュー
カート・ラッセル 『スターゲイト』

ジョン・トラヴォルタ 『パルプ・フィクション』

ゲーリー・シャンドリング 『めぐり逢い』

"THE ROAD TO WELLVILLE"(『ケロッグ博士』)のキャスト 〈ダナ・カーヴィ、アラン・パーカー(製作・監督・脚本)、ブリジット・フォンダ、ジョン・キューザック、マシュー・ブロデリック〉

リチャード・ドレイファス 『精神分析医J』
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きょうのポストカード(マトリックス レボリューションズ) [映画のポストカード]

今夜のBS日テレ日曜ロードショーはマトリックス レボリューションズ
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ショウビズトゥデイ 1994年11月5日 [ショウビズトゥデイ]



全米映画興行成績ベスト10
"THE PUPPET MASTERS" 『ブレイン・スナッチャー/恐怖の洗脳生物』(原作 ロバート・A・ハインライン 出演 ドナルド・サザーランド)
"LOVE AFFAIR" 『めぐり逢い』
の2本が初登場。


インタビュー
クエンティン・タランティーノ(監督・脚本・出演) 『パルプ・フィクション』

サミュエル・ジャクソン 『パルプ・フィクション』

シルヴェスター・スタローン 『スペシャリスト』

ウォーレン・ベイティ(製作・脚本・主演)&アネット・ベニング 『めぐり逢い』

"LITTLE GIANTS"(『リトル・ジャイアンツ』)のキャスト 〈ショーナ・ウォルドロン、エド・オニール、リック・モラニス〉



『リトル・ジャイアンツ』出演のエド・オニールは浦沢直樹顔だなあと思う。リック・モラニスやメガネの少年もそう。

結局『ショーシャンクの空に』はあまりヒットせず。作品自体の評価は高かったが全米中が大好きだった『フォレスト・ガンプ/一期一会』の余波を悪い方でもろに受けたのが『ショーシャンクの空に』だったのだと思う。それはこの年の賞レースでも言える事となる。
しかし年を重ねる毎にその立場は逆転したのではないか。『フォレスト・ガンプ/一期一会』を好きっていう人あんまり見ない。悪く言う人もあんまり見ないのはそもそも話題に上がらないからか。
その点で『ショーシャンクの空に』を名作と褒め称える人が増えるとシネフィルの方々からはバッシングを受けるという。これは日本に限った事?
『ショーシャンクの空に』はこの先どんな評価を受ける事になるのでしょう。個人的にはずっと名作のままだろうと思う。
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ショウビズトゥデイ 1994年10月29日 [ショウビズトゥデイ]



全米映画興行成績ベスト10
"EXIT TO EDEN"
"LITTLE GIANTS" 『リトル・ジャイアンツ』(主演 リック・モラニス 撮影 ヤヌス・カミンスキー)
"WES CRAVEN'S NEW NIGHTMARE" 『エルム街の悪夢/ザ・リアルナイトメア』
"PULP FICTION" 『パルプ・フィクション』
の4本が初登場。


インタビュー
『パルプ・フィクション』キャスト 〈ブルース・ウィリス、ユマ・サーマン、サミュエル・L・ジャクソン〉

シャロン・ストーン 『スペシャリスト』

"Wes Craven's New Nightmare"(『エルム街の悪夢/ザ・リアルナイトメア』)キャスト 〈ヘザー・ランゲンカンプ、ウェス・クレイヴン(製作総指揮・監督・脚本・出演)、ロバート・イングランド〉

マリサ・トメイ&ロバート・ダウニー・Jr 『オンリー・ユー』

『センシャル・ウーマン』("EXIT TO EDEN")キャスト 〈ロージー・オドネル、ダン・エイクロイド、ゲイリー・マーシャル(製作・監督)、ダナ・デラニー〉



『パルプ・フィクション』の興行収入水増し疑惑はそう言えばそんな事も有ったっけといった所。
サミュエル・L・ジャクソンのLは日本ではこの頃まだ表記されていないのも、そう言えばそうだったなあといった所。

『センシャル・ウーマン』はゲイリー・マーシャル監督の大ヒット作『プリティ・ウーマン』をもじった邦題で公開する予定だったけどなんらかの事情で劇場公開もビデオ化もされなかったみたいなので『センシャル・ウーマン』という邦題の映画は存在しない。
原作はアン・ライス(アン・ランプリング名義)。原作を相当変えての映画化という事で、これがきっかけで『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』製作時に原作者自らの映画への批判に繋がったのかなあと想像してみる。
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ショウビズトゥデイ 1994年10月22日 [ショウビズトゥデイ]



全米映画興行成績ベスト10
"ED WOOD" 『エド・ウッド』(製作・監督 ティム・バートン 主演 ジョニー・デップ)
"THE SHAWSHANK REDEMPTION" 『ショーシャンクの空に』
"ONLY YOU" 『オンリー・ユー』(製作・監督 ノーマン・ジュイソン 主演 マリサ・トメイ、ロバート・ダウニー・Jr)
"THE SPECIALIST" 『スペシャリスト』
の4本が初登場。


インタビュー
S.スタローン&S.ストーン 『スペシャリスト』

ケヴィン・ベーコン 『激流』

映画批評
"ONLY YOU"(『オンリー・ユー』)

インタビュー
T.ロビンス&M.フリーマン 『ショーシャンクの空に』
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きょうのポストカード(ポセイドン・アドベンチャー) [映画のポストカード]

本日のBSプレミアム午後の映画はポセイドン・アドベンチャー
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ショウビズトゥデイ 1994年10月15日 [ショウビズトゥデイ]



全米映画興行成績ベスト10 (興行成績は日本円への換算からアメリカドルでの表記に。公開から何週目かも表示)
"THE SCOUT" 『スカウト』
"JASON'S LYRIC"
"THE RIVER WILD" 『激流』
の3本が初登場。


インタビュー
メリル・ストリープ 『激流』

映画"JASON'S LYRIC”のキャスト 〈ダグ・マクヘンリー(監督)、ボキーム・ウッドバイン、フォレスト・ウィテカー、ジェイダ・ピンケット、トレッチ(ノーティ・バイ・ネイチャー)〉

アラン・シルヴェストリ(音楽) 『フォレスト・ガンプ/一期一会』

映画『クイズ・ショウ』のキャスト 〈デヴィッド・ペイマー、ジョン・タートゥロ、ロブ・モロー〉

ナスターシャ・キンスキー 『ターミナル・ベロシティ』

アルバート・ブルックス(脚本・出演) 『スカウト』
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きょうのポストカード(バットマン リターンズ) [映画のポストカード]

本日のBSプレミアム午後の映画はバットマン リターンズ
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サムジンカンパニー1995、ベルヴィル・ランデブー、ヒルコ/妖怪ハンター〈レストア&リマスター版〉、クローブヒッチ・キラー [映画]

サムジンカンパニー1995を観た。2020年、韓国、1時間50分。
1995年、韓国ソウル。大統領を先頭に国を挙げて国際化を推し進める中で業績を上げる大企業サムジン電子。しかし職場は旧態依然とした男性上位のままで特に高卒の女性社員達の存在は低く見られていた。
会社内での立場の向上を目指す一人の女性社員が会社の不正を目撃し彼女の正義の心に火が着くが大企業の不正は用意周到に進められていた。

虐げられていても健気に頑張る(一部例外有り)高卒女子社員たちの姿にそれはもちろん応援したくなるし、形勢不利な状態に追い込まれてからまた立ち上がっていく姿にももちろん応援したくなる。
1995年の韓国は経済的にイケイケドンドン。それが2年後1997年には国家崩壊寸前の経済危機に直面するのは他の映画で観た。タイトルは忘れた。
イケイケドンドンな時も経済危機の時にも欧米諸国に隙や弱みに付け込まれる韓国。だが我々はその度に自分たちの力で立ち直ってきたのだ!という事を強く訴えたいのだろうと思う。
財閥企業や欧米諸国(1995年当時の日本も含む)の強者を悪者にすれば勧善懲悪な物語は容易に出来上がる。
でもイギリスが関わっていなかった(多分)のが不幸中の幸い。と極個人的な見解として言える。今現在の世界で様々な問題がここまで捻れ曲がった元凶がイギリスである部分はかなり大きいはずなので。
欧米が何故そこまでして韓国に拘ったのか、国そのものを骨抜きにして潰しかねない感じで。という所は各自で調べた方がいいのだろう。調べないけど。



ベルヴィル・ランデブーを観た。2002年、フランス/ベルギー/カナダ、1時間20分。
祖母と暮らす内向的な少年が自転車に興味を持っている事を知り祖母は自転車を買い与える。その時からツール・ド・フランスを目標にした二人の特訓が始まる。十数年の時が経ち選手とコーチとしてツール・ド・フランスに出場するが謎の男二人組がレース最後方で何事かを企んでいた。

約20年振りに観る。犬が車のタイヤになるアニメとして強く印象に残っていたが、今回観てみてそのシーンは結構あっさりめだった。犬タイヤでの実際の走行シーンはほぼ無くて、実は犬タイヤで走ってましたという事を見せるだけ。それだけでも初見の時はかなりのインパクトで印象に強く残ったという事だろう。

アニメーションとしては超一流のクオリティ。ディズニーとは異なる方向性で。本作中に若干ディズニーディスってんのかな?と思われる箇所も有ったりしたが。
デザインのデフォルメが激しい、ギャグやその他の繰り返しの演出がしつこい。などでかなり独特な作風になっている。それでも全体的には20年経った今でも全然面白い。



ヒルコ/妖怪ハンター〈レストア&リマスター版〉を観た。1991年、日本、1時間30分。
妖怪実在説を唱え学会から見放された考古学者。【君の妖怪実在説を証明する事が出来るかもしれない。】と、亡き妻の兄から手紙で連絡を受け妻が生まれ育ったその地へ向かう。そこは古から悪霊を封印していたとされる場所で考古学者が到着した時には義兄は姿を消していた。

作品生誕30周年を記念してレストア&リマスター版を上映。テアトル新宿にて。

初見。かつて日本映画には怪談映画や妖怪映画といったジャンルとしても確立された映画群が有ったが、1991年当時というとそういったジャンルの映画は頻繁にではなくてたまに作られていた。といった感じではなかったかと思う(適当)。『学校の怪談』シリーズが始まるのは1995年。『トイレの花子さん』『女優霊』も1995年。『リング』1998年『呪怨』1999年でここら辺から怪談映画の流れを汲んだホラー映画がジャパニーズホラーと世界中で呼ばれる様になってくる。そこに至るまでにはオリジナルビデオで作られていたホラー作品からの流れというのも有るのだろう。
塚本晋也監督は『鉄男』(1989年)でデビュー。本作が2作目。かつての怪談映画と『鉄男』のサイバーパンクホラーが高速移動撮影で合体して怪談映画とジャパニーズホラーとを繋ぐ重要な作品となったのではないだろうか。と、ホラー映画あまり詳しくないけど適当な事を言ってみる。

高速移動撮影が面白いけどどうやって撮影しているんだろう?早回し?
映画最終盤の魂の昇天シーンは失礼ながら笑えてしまう。でも魂の昇天なんか誰も見た事無いわけで、実は本当にあんな感じなのかもしれない。

ジュリーとW主演と言ってもいい若者を演じている人はお芝居も上手いしどなたなんだろう?と思ったら工藤夕貴さんの弟さんだった。芸能界からは引退されているらしい。



クローブヒッチ・キラーを観た。2018年、アメリカ、1時間50分。
地方の町で一家4人で暮らす16歳の少年タイラー。敬虔なキリスト教徒が多数を占める住人たちの間では些細な事が大事となって瞬く間に町中に噂が広がる。誤解により噂の標的となってしまったタイラーはその誤解を解こうとする内にこの町で過去に起きた未解決の連続猟奇殺人事件の犯人が父親ではないかと疑い始める。

ネタバレ有。

実の親子の間での疑心暗鬼にどう決着を付けるのだろう?という点には興味津々だったけど、もし父親が犯人だったら。という所での息子の葛藤についてはあんまり踏み込んでいないように感じた。でもそこは難しい所だろうなと思う。もっとエンタメ寄りに振り切って心の葛藤も初めから無くしてしまえばサイコホラーとして面白くなったのかもしれないが、でもそれを良しとはせず、息子が生まれてから16年間、偽りの部分は有ったかもしれないけど親子関係は良好であったわけだから葛藤が生じるのは当然なわけで、でもそこを深く突き詰めていってしまうとヒューマンドラマになってしまって、実は父親が連続殺人犯だったというサスペンスホラーとしての面白さは失われる可能性もある。という所でのバランスがやや上手くいかなかったのかなと思うが、ラストシーンでヒューマンドラマとサイコホラーが上手い事合わさった様に思える。

父親が本性を現して殺人鬼の異常行動を見せる辺りは気持ち悪さと面白さがごちゃ混ぜになっていてゾクゾクする感じで面白かった。ディラン・マクダーモットの新境地が開拓されたと思う。
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ショウビズトゥデイ 1994年10月8日 [ショウビズトゥデイ]



全米映画興行成績ベスト10のコーナーは無し。


'94 夏の映画 TOP20


秋の新作ラインナップ
『クイズ・ショウ』『エド・ウッド』『ブロードウェイと銃弾』『笑撃生放送!ラジオ殺人事件』『激流』『ケロッグ博士』"EXIT TO EDEN"『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』『フランケンシュタイン』『タイムコップ』『スターゲイト』『ジュニア』『スペシャリスト』『ブルースカイ』『プリンセス・カラブー』『めぐり逢い』『パルプ・フィクション』『脅迫』『グッドマン・イン・アフリカ』『8月のメモワール』『マイ・フェア・レディ』(リバイバル)『ジェネレーションズ/STAR TREK』


10月になり(この前の週は9月30日の深夜に放送。日付的には10月1日)オープニングがリニューアル。
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きょうのポストカード(デビル、アンタッチャブル) [映画のポストカード]

今日の午後ローはデビル
若い頃の綺麗なブラピが見られる作品。
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今夜のBSテレ東シネマクラッシュはアンタッチャブル
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きょうのポストカード(マトリックス リローデッド) [映画のポストカード]

今晩BS日テレ日曜ロードショーはマトリックス リローデッド
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