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ももいろそらを カラー版、ソウルメイト/七月と安生 [映画]

ももいろそらを カラー版を観た。2020年、日本、1時間53分。
通う高校は別々ながら一緒に遊び言いたい事を言い合う仲の女子高校生3人。一個上のイケメン男子高校生と女子3人それぞれの事情と思惑が重なって地域の良いニュースだけに特化した新聞を作る事に。編集長兼スポンサーの男子の要望は厳しく新聞作りは順調とは言えない中で4人の思惑はそれぞれになんとなく絡み合うのだった。

オリジナルのモノクロ版を観て面白かったしせっかくなので公開10周年記念のカラー版も観た。
2週間前に観た時はコメディとして面白かった。コメディの辛い所は繰り返し観る毎に面白さが半減とは言わないが初見の時の面白さを越えられない所だろうか。次に何が起こるかが分かっているので意外性が無くなってしまう。それでもキャラクターだったり言葉のチョイスだったり微妙な間(ま)だったりの面白さは有る。
主人公の面白さは声のデカさにも有ると思う。絶叫という感じではなくてナチュラルに無神経に声がデカい。そこがハキハキとはしていないイケメン男子との対比の面白さ。
あと義理人情に厚い所はさすが年上中年男性に兄貴と慕われるだけの事はあってカッコいい。

繰り返し観る事(まだ2回目だけど)によっての新しい発見は有った。本作の場合特にモノクロからカラーに変わった事で情報量が圧倒的に増えている。ラストシーンのアレは色が着いている事で如実に分かり易くなった。
当時の女子高校生のリアルについても三人の関係性、ちょっとしたやり取りや言動などは年齢が近いほど親近感が持ててリアルに感じられるんじゃないかと思えた。



ソウルメイト/七月と安生を観た。2016年、中国/香港、1時間50分。
(七月、安生はどちらも人名。七月はチーユエ、安生はアンシェンと読む。)
親友である二人の女性が十代で出会ってから二十代までの時を綴ったネット小説が話題を呼ぶ。その作者である七月は謎に包まれ、七月と共に小説のモデルである安生はその小説の存在すら知らずにいた。安生は小説を読む事で親友と自分が歩んできた人生を振り返る。

映画の舞台となるのは香港ではなく中国本土、北京だったり上海だったり。二人の生まれ故郷はどこだか分からないが地方都市。
二人が過ごした日々が丁寧に描かれている。そこに一人の男が加わって。と、物語としては定番というか定番過ぎる展開。
しかし現代中国においては本作の様な定番的な普通な物語が綴られるほどの自由、それは女性がどこにいても(主に都会)社会的にも経済的にもなんにも縛られる事の無い自由が存在するのだなあと、そこに関心を持ち、たった10何年くらいで中国社会はもうそんな所まで進んでいるのかと驚きも有り、でもスクリーンには映し出されない所で中国共産党の量り知る事の出来ない巨大な影みたいなものが実は国全体に覆い被さっているのだろうなあと、邪な思いでも観ていた。
物語は終盤に定番なだけではない感動的な展開が用意されている。また邪にその裏を読んでしまうと、やはり現代中国に誰もが自由に生きられる事など無くそれは幻想でフィクションの中だけの事なのだ。という風にも勝手に思えてしまう。
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ショウビズトゥデイ 1994年8月27日 [ショウビズトゥデイ]



全米映画興行成績ベスト10
"ANDRE" 『アンドレ/海から来た天使』
"COLOR OF NIGHT" 『薔薇の素顔』
の2本が初登場。


インタビュー
ウィレム・デフォー 『今そこにある危機』
フィリップ・ノイス(監督) 『今そこにある危機』
ブルース・ウィリス 『薔薇の素顔』
キース・キャラダイン 『アンドレ/海から来た天使』

脚本家支援ソフト


興行成績の『フォレスト・ガンプ/一期一会』の時に流れる音楽(確か予告でも使われていた気がする)が実は『ドラゴン/ブルース・リー物語』の音楽で、『フォレスト・ガンプ/一期一会』の本編では一切流れないと知ったのは『フォレスト・ガンプ/一期一会』を観て何年も経ってから。情報源は映画情報番組のシネマ通信だったか?

アシカとトド
https://www.jalan.net/news/article/458195/
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