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丸の内TOEI① [映画]

丸の内TOEI①ではロビーに東映作品のポスターが展示されている。期間限定なのかは分からない。撮影禁止の表示も無かったので数枚を撮影。
悦っちゃん。
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恐らく合成ではないかと思うが物凄く合成が上手くいっている。
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何故か1枚だけジャッキーのが有った。モンキー・パンチ先生作画の『ドランクモンキー酔拳』のポスターの上にロビーカードが3枚。
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漫画原作。
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このポスター展示で丸の内TOEI①に2階席が有る事を今更知った。2階席は常に開放されているわけではなく、混雑時、多分舞台挨拶などが有った時に開放されるらしい。
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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』 [映画]

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を観た。2021年、アメリカ、2時間29分。
ピーター・パーカーの思いつきとドクター・ストレンジのひらめきによって禁断のマルチ・バースの扉が開かれる。

スパイダーマンファン感謝祭といった感じ。なのでファンとは言えない自分にとっては疎外感が有った。長いし。疎外感はスパイダーマンに限った事ではなく今やマーベルのアメコミヒーロー映画全般に言える事ではある。でも疎外されているからといって寂しいとも思わない。強がりではなく。それは承知の上だし、なんだったらこっち側からも疎外してる様な感じだから。
とは言っても物語としては物凄く悲しい話で。その原因はピーター・パーカーが浅はかだったとも言えなくは無いけど、それよりもスパイダーマンの正体を知った民衆の行ないがまたそれ以上に浅はかだったことが原因なわけで。しかしその民衆を憎まず、民衆の誰かに困った事が起こればスーパーヒーローであり親愛なる隣人として助けに向かう。その健気さには心打たれるものは有ったけどいくらアメコミヒーローとは言えそこまで重荷を背負わせなくてもいいんじゃないかと思ってしまう。この気持ちは『若おかみは小学生』を観た時と同じ。
結局は「大いなる能力には大いなる責任が伴う」という言葉に集約されるのだろう。それを受け容れるピーター・パーカーはいい奴だなと思う。

これにてトム・ホランド版のスパイダーマンは3部作完結という事らしいがこれでトム・ホランド卒業ではなく他の作品に顔を出して、またみんな集合という時に中心的な役割を担うのだろう。
トム・ホランドは童顔だけど大人っぽくてカッコいい表情の時がちょくちょく有った。

『エターナルズ』の時はスーパーヒーローキャラクターのネタ切れが深刻だったけど本作では悪役キャラクターのネタ切れが深刻だった。今回は禁じ手とも言える様な手段でしのいでいるけど今後も悪役には苦労するんじゃないだろうか。

本作以降もマルチ・バースが重要になってくるみたいだけどマルチ・バースとはなんぞや?の答えは世界全体、全ての生き物共通のマルチな世界が存在しているというよりも人間で言えば72億それぞれの人にとってのマルチな世界が存在しているという事なのだろうと考える。
ピーター・パーカーにとっての別の世界では存在しない人がいるという事は、誰かにとっての別の世界ではピーター・パーカーが存在しない事もあり得る。
現在72億でこれまでの累積を合わせたらとてつもなく膨大な数になるがそんなの扱って収拾つけられるのだろうか。収拾つけられなくなって世界崩壊の危機を迎える事になるのか。
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