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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで [2009年2月に観た映画]


レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで (ヴィレッジブックス)



『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
“REVOLUTIONARY ROAD” (2008・アメリカ=イギリス) 1h59
製作・監督 : サム・メンデス
出演 : レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、キャシー・ベイツ、マイケル・シャノン、リチャード・イーストン



全くもって見当違いな悪口有り。



悪意に満ちた観方をしますと、一般庶民が夢を見、夢に溺れて、夢の前に砕け散る。といった一般庶民ごときが夢なんか見んじゃねぇ。的なお話しに取れる気がしてきました。

また、悪意に満ち満ちた観方をしますと、その一般庶民の夫婦を演じているのがハリウッドセレブなお二人。という所にも何かこう、

「このボクと」    「キミらのような」        「一般庶民を」   「あげるのさぁ~アハハハハ~」
    「このアタクシが」    「アナタがたみたいな」     「演じてあげますのよぉ~オホホホホ~」

by レオ&ケイト
Leonardo DiCaprio








みたいに思えて仕方が無いのは、全くの見当違いでしかありません。

いつからこんな悪意に満ちた観方しか出来ない薄汚れた大人になってしまったのでしょう。
ドラえもん 04.jpg
海よりも深く反省。
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ロルナの祈り [2009年2月に観た映画]

『ロルナの祈り』
“LE SILENCE DE LORNA” (2008・ベルギー=フランス=イタリア) 1h45
製作・監督・脚本 : ジャン=ピエール・ダルデンヌ/リュック・ダルデンヌ
出演 : アルタ・ドブロシ、ジェレミー・レニエ、ファブリツィオ・ロンジョーネ、アウバン・ウカイ、オリヴィエ・グルメ



ネタバレ有り。




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何故かダルデンヌ兄弟の長編作品は『ロゼッタ』以降欠かさず観ています。
『ロゼッタ』を観るまでは長らく基本的にハリウッド映画一辺倒でしたが、何を思ったのか『ロゼッタ』を観て(カンヌでパルムドールを受賞した。という所で観たのかも。)もしかしたらこういう映画も嫌いじゃないかも。と気付いてそれからハリウッド映画以外も多く観るようになりました。





思うにダルデンヌ兄弟の作品は、「ツンデレ」ならぬ「ツンツン」。
本作でも終始「ツンツン」しっ放し。
ベルギー生活密着型の内容が今までは主ですが、その「ツンツン」はハードボイルドな作品とか似合いそう。

毎回ラストは「あなた方で考えなさい。」と、宿題感覚で突き放されますから厄介と言えば厄介。
特に本作のラストは、どう捉えればいいのか未だもってよく分かりません。

お金のために偽装結婚をしていた主人公ロルナ。
いつしかその相手との間に愛が芽生え。と言ってもロマンチックな感じではなく、どこか母性愛的な感じ。
そこで一瞬「デレ」が入りますが、本当に一瞬だけ。
で、なんだかんだ有って「ツンツン」したままラストに至るのですがなんだったんだろう?

ロルナには本当の恋人がいて、その恋人との新たな暮らしのためにお金が必要で、それで偽装結婚をしていたほどですから、どこか人生を割り切って生きていたのだと思います。
その恋人とだけは損得勘定抜きでのかなりのラブラブに見えました。

で、なんだかんだ有ってその恋人と別れる事になり、そこにはやはり損得勘定が存在していた。
で、なんだかんだ有って命の危機にさらされた時、ロルナに残されていたのは偽装結婚をしていた男との愛だけであった。
その愛だけが嘘偽りの無い本物であった。といった所でしょうか?
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