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10 クローバーフィールド・レーン [英数字の映画]


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『10 クローバーフィールド・レーン』
"10 CLOVERFIELD LANE" (2016・アメリカ・1h43)
監督 : ダン・トラクテンバーグ
出演 : メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョン・グッドマン、ジョン・ギャラガー・Jr
声の出演 : ブラッドリー・クーパー








車同士の衝突事故で意識を失った女性が目覚めたのはある地下室。密閉された地下室には二人の男がいて、一人の男が地下室の外に出る事はとても危険だという。



『クローバーフィールド/HAKAISHA』の続編という認識で観たが、そんなに密接につながってはいなかったと思う。同じ世界でほぼ同時期に別の場所で起きた物語といった所。と思っていたが、ウィキペディアを見たら時代設定は違くて、数年後らしい。劇中のアイフォンが最新機種だとか。全然気付かなかった。声だけ出演のブラッドリー・クーパーも全然気付かなかった。

本作の登場人物は『クローバーフィールド/HAKAISHA』での大惨事を知らないように思えた。もし知っていたらその事と関連付けて考えたりもするんじゃないだろうか。それが無かったのでほぼ同時期かと思っていた。
そこら辺はまだ謎のベールに包まれているような。一応映画は3部作構想らしい。

アメリカ、怪獣(地球外生物)、「クローバーフィールド」。その3つのお題を劇中使用すれば何をやっても構わないという風にシリーズ化されれば面白いんじゃないかなあと思っていて本作はその方向性を示して上手くいったと思ったけど、その方向性とやらを勝手に勘違いしていただけなのかもしれない。でも面白かった。
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64-ロクヨン-後編 [英数字の映画]



『64-ロクヨン-後編』
(2016・日本・1h51)
監督・脚本 : 瀬々敬久
出演 : 佐藤浩市、三浦友和、永瀬正敏、緒形直人、吉岡秀隆、瑛太、柄本佑、仲村トオル



わずか7日間しかなかった昭和64年に起きた未解決の少女誘拐殺人事件。担当刑事たちの間で「ロクヨン」と呼ばれるその事件を模倣したと思われる誘拐事件が14年後に起きる。



警察と記者クラブの対立はなおも続きその間に挟まれる主人公の苦悩も続く。そして、「ロクヨン」模倣事件は「ロクヨン」の犯人を白日の下に晒す。
「ロクヨン」には警察組織としては隠蔽したい捜査時の失態が有って、その封印をはがす事によって色々な膿が噴き出す。膿を出した事で警察組織は浄化されるのか。というとそこは微妙。
膿は溜まっていくもので何かのきっかけでたまに噴き出し一時は浄化されるものの、やがてまた膿は溜まる。
きっかけとなる事件には被害を受ける犠牲者が必ずいて、その人たちの気持ちをおもんぱかって警察は日々精進しなければならない。という事でしょうか。
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64-ロクヨン-前編 [英数字の映画]



『64-ロクヨン-前編』
(2016・日本・2h01)
監督・脚本 : 瀬々敬久
出演 : 佐藤浩市、夏川結衣、永瀬正敏、綾野剛、榮倉奈々、滝藤賢一、吉岡秀隆、三浦友和、瑛太



群馬県警刑事課にいた男が広報課に異動される。警察内部の思惑と記者クラブの突き上げの間で板挟みになる男はある改革案を実行しようとする。



時代は平成14年。西暦2002年。21世紀になっても封建制度がごとき警察組織と学生運動さながらの記者たち。といった構図。その中で主人公が開かれた警察組織をと一歩を踏み出し、後編に続く。
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COP CAR/コップ・カー [英数字の映画]


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『COP CAR/コップ・カー』
"COP CAR" (2015・アメリカ・1h28)
製作・監督・脚本 : ジョン・ワッツ  製作総指揮・出演 : ケヴィン・ベーコン
出演 : ヘイズ・ウェルフォード、ジェームズ・フリードソン=ジャクソン、シェー・ウィガム、カムリン・マンハイム
声の出演 : キーラ・セジウィック







家出中の少年二人が森の中に放置されていたパトカーを乗り回す。車の持ち主の保安官はトランクに誰にも知られてはいけないものを積んでいた。



子供対大人のスリラーという事になるわけだけど、どこまで本気のスリラーにしていいのか。といった所だろうと思う。
子供が酷い目に遭うのは見たくないし、逆に子供が反撃に出て大人を酷い目に遭わせるのも見たくはない。あくまで個人的な意見としては。
コメディにすれば『ホーム・アローン』になってしまうし。ガチのスリラーにするにはなかなか難しいんではないかと思う。だから少年の代わりに保安官と戦う大人が出てくるのかもしれない。
ガチのスリラーではなく、スリラータッチの少年のほろ苦成長物語として観ればいいのか。
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Mr.ホームズ 名探偵最後の事件 [英数字の映画]


ポスター/スチール写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターンB 「Mr. ホームズ 名探偵最後の事件」光沢プリント

『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』
"MR.HOLMES" (2015・イギリス・1h44)
監督 : ビル・コンドン
出演 : イアン・マッケラン、マイロ・パーカー、ローラ・リニー、ハティ・モラハン、真田広之









名探偵シャーロック・ホームズは30年前に引退し隠居生活を送っていた。探偵を引退する原因となった最後の事件の真実を正しく伝えるため自らの記憶を辿ろうとするがそれは現在のホームズには困難な事だった。



シャーロック・ホームズについては知っているようで実の所はあまり知らない。探偵を引退した後田舎で養蜂をしているという事も本作のオリジナルではなくて実際そういう設定らしい。
その設定を引き継いでホームズの晩年、年老いて探偵として活躍していた頃の能力が失われつつある事を自覚しもがき苦しむ姿を描く。
しかし、天才の凋落を描くのが目的ではなくて、名探偵、天才であるがゆえに人生において得られなかったものが主に対人関係においてホームズにはあったんじゃないだろうか。それを天才ではなくなってゆく事で得られると。
天才である事からの解放といった所なのかも。人間らしい最晩年を送ったと。
ただ、そういう姿を見たいとファンの方は望んでいるのか。といったらどうなんだろうか。シャーロック・ホームズは死ぬまで名探偵のままであって欲しいんではないだろうか。
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X-ミッション [英数字の映画]


Point Break

『X-ミッション』
"POINT BREAK" (2015・ドイツ=中国=アメリカ・1h54)
監督 : エリクソン・コア
出演 : ルーク・ブレイシー、エドガー・ラミレス、レイ・ウィンストン、デルロイ・リンドー、テリーサ・パーマー






世界各国で起きる大胆な犯罪。アメリカ企業がその標的となっているためFBIが捜査に動く。元エクストリームスポーツのアスリートという異色の経歴の捜査官が犯人像を浮かび上がらせ、その犯罪者集団の中に潜入する事となった。



『ハートブルー』のリメイク。本作の公式サイトでは『ハートブルー』の事を伝説のカリスマ映画だとか名作だとか持ち上げられているがそれはお仕事上の都合でと理解した上で。
『ハートブルー』好きな映画だけど名作だとは思わない。ただ、ものすごくいいと思う瞬間が有る。多分そこが印象に残って好きになったんだと思う。

『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のネタバレ有。



毒舌キアヌ。『ロビン・フッド』も『バックドラフト』も好きな映画なのでつらい。
やんちゃなキアヌをからかう余裕のあるパトリック・スウェイジ。っていう関係だったのだなあと今更になって知る。




本作には特に印象に残るものは無かった。アクションシーンはより迫力のあるものに作り直されたとは思うけど。ごく平均的なアクション映画になった感じ。



『ハートブルー』が好きな理由は映画館で観始めた頃に観たという思い出も込みだろうと思う。
当時あまり行く事の無かった渋谷で観たんだけどどこの映画館で観たかが定かで無い。確かJRの駅の近くで、今コージーコーナーが有る所を線路沿いに入っていった様な。そして『ハートブルー』を観てしばらくしてから無くなってしまった様な記憶。
ネットで調べてみても分からないので、映画館ではなくて映画も上映するイベントスペースだったのかもしれない。
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PERFECT BLUE パーフェクト ブルー [英数字の映画]


Perfect Blue - Édition Collector Limitée 2 DVD

『PERFECT BLUE パーフェクト ブルー』
(1998・日本・1h21)
監督 : 今 敏
声の出演 : 岩男潤子、松本梨香、辻親八










3人組アイドルグループの一人が脱退し女優業に専念する事に。脱アイドルのセクシー路線で話題を呼ぶが、何者かが彼女を苦しめる。



川崎市民ミュージアム 江口寿史展 KING OF POP 《特集上映 江口寿史と80年代日本映画》にて。
http://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/king-of-pop-2/

『パーフェクトブルー』だけ観て展覧会の方へは入場しなかった。
特集上映では『パーフェクトブルー』の他に『ゆき』『劇場版 あしたのジョー2』『エイジ』『老人Z』を上映。

今 敏監督による『パーフェクトブルー』製作日記『パーフェクトブルー戦記』によるとキャラクター原案の江口先生はそんなに深くは関わっていないような感じみたいだけど。



緻密な絵作りとアニメーションファン向けとは言えない、かと言って一般受けも難しそうな題材を選び一筋縄ではいかない面白い映画を作る。
じゃあ誰に向けて作ったのか。と考えると、それは今監督自身が面白いと思うものを作っていたのだと思う。

今監督が本作以降も作品を作れたのは長編デビュー作の本作でその実力を示したからだろう。製作状況はかなりのトラブルまみれでどうにかこうにか完成に漕ぎ着けた。という事で今監督は作品の出来に満足はしていなかったみたいだけど、素人目からしたら十分にハイクオリティな作品で。
それだけの実力が有ったからこそアニメーション監督として世に出られたんだろうし、そして一発屋で終わらずに全部で4本の長編アニメーションを自分が面白いと思えるもの(諸々の事情で妥協した部分は当然有るのかもしれないけど)として発表出来たのだろう。
それが自己満足だけで終わらず、万人向けではないにしても(特に本作は世界的には18禁)少なくない人が面白いと思う作品だったわけで。
そんな今監督の後継者が現れるのをただ待つ身。自分が知らないだけでもう現れているんだろうか。
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007 スペクター [英数字の映画]


ポスター/スチール写真 A4 パターンSI 007 スペクター 光沢プリント










『007 スペクター』
"SPECTRE" (2015・イギリス=アメリカ・2h28)
監督 : サム・メンデス
出演 : ダニエル・クレイグ、レア・セドゥ、クリストフ・ヴァルツ、レイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ロリー・キニア、デイヴ・バウティスタ、アンドリュー・スコット、モニカ・ベルッチ



休暇中にメキシコで大暴れしたジェームズ・ボンドは停職処分となる。一方で00部門は廃止の危機にあった。ボンドが大暴れした理由と00部門廃止の裏にはある秘密組織が関与していた。



これまでのダニエル・クレイグ版3作品と関わりのあるストーリーが4作品目で完結。という事になっているが上手い事4部作にしたなあ。という感じではなかった。
『カジノロワイヤル』と『慰めの報酬』は前後編といってもいい内容で、『スカイフォール』で一旦離れるが本作で強引気味に『スカイフォール』も共通する内容の様に仕立て上げた。
でもまあ完結したのでめでたい。



本作終了後に恒例のダニエル・クレイグ、007やめるやめない騒動が起きる。
やめる、続ける、どっちでも特に異議は無いが、ただダニエル・クレイグがやめる事になったとして他のM、Q、マニーペニー役の人も交代となってしまうのは勿体無い。あとMの部下の人も。
いっその事007抜き、4人が主役のスピンオフでも出来そうな気がする。4人でお茶しながらボンドの悪口言ったりして。

でも、それやるとマーベルヒーローのスピンオフテレビシリーズの『エージェント・オブ・シールド』の二番煎じみたいになってしまうか。
『エージェント・オブ・シールド』見た事無いが。
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Re:LIFE~リライフ~ [英数字の映画]


ポスター アクリルフォトスタンド入り A4 パターン A「RE LIFE リライフ」 光沢プリント

『Re:LIFE~リライフ~』
"THE REWRITE" (2014・アメリカ・1h47)
監督・脚本 : マーク・ローレンス
出演 : ヒュー・グラント、マリサ・トメイ、ベラ・ヒースコート、J・K・シモンズ、クリス・エリオット、アリソン・ジャネイ









かつて一つの作品で名声を手に入れた脚本家はそれ以降それ以上の名声を手に出来ずにいた。次第に仕事も減り生活のため大学でのシナリオ講師の職を得るが、その仕事にやる気のないまま講義がスタートする。



安心して観ていられるハートフルコメディ。ヒュー・グラント、マリサ・トメイの主演コンビも絶対の安心感。

ヒュー先生とシナリオコースの生徒たちとのやり取りをもうちょっと見たかった所ではあるけど、もうちょっと見たいと思わせるぐらいが丁度いいのかもしれない。



ヒュー・グラントとマーク・ローレンス監督のコンビは本作で4作目。と言うか、今のところマーク・ローレンス監督全作品の主演がヒュー・グラント。
『トゥー・ウィークス・ノーティス』(2002年)、『ラブソングができるまで』(2007年)、『噂のモーガン夫妻』(2009年)、本作。
個人的には今のところ5割の成績。『ラブソングができるまで』と本作。
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I LOVE スヌーピーTHE PEANUTS MOVIE [英数字の映画]


映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』の世界 (ShoPro Books)

『I LOVE スヌーピーTHE PEANUTS MOVIE』
"THE PEANUTS MOVIE" (2015・アメリカ・1h28)
監督 : スティーヴ・マーティノ
声の出演 : ノア・シュナップ、ビル・メレンデス、ハドリー・ベル・ミラー、フランチェスカ・カバルディ






転校生の少女に恋した悩み多き少年チャーリー・ブラウン。そんな少年の事を愛犬スヌーピーや少年の悪友、親友たちは温かく、時に厳しく見守る。



思えばスヌーピー、ピーナッツには馴染みの薄い人生だった。スヌーピー、チャーリー・ブラウン、ウッドストックあたりのキャラクターを目にする機会は多かったが。
日本語訳の原作コミックをパラパラと眺めた事はあるものの、日本の漫画との違いから読みづらいという印象が強かった。
この映画はそんな馴染みが薄い人間が観ても面白かった。
クセの強い子はいるけど性格の悪い子はいない。で、時にケンカもするけどみんなたいがい仲良し。そんな時間が永遠に続くしあわせな子供たちの世界。
原作コミックに忠実な絵柄でCGキャラクター化されているのがいい。変に3次元キャラ化するのではなくて。



ピーナッツ長期連載においては世界各国の数々の作品に影響を与えたのではないかと思うが、クレヨンしんちゃんにもその影響があるんではないかと思えた。
スヌーピー+こまわり君(がきデカ)=しんちゃん。
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1001グラム ハカリしれない愛のこと [英数字の映画]


ポスター A4 パターンA 1001グラム ハカりしれない愛のこと 光沢プリント

『1001グラム ハカリしれない愛のこと』
"1001 GRAM" (2014・ノルウェー=ドイツ=フランス・1h31)
製作・監督・脚本 : ベント・ハーメル
出演 : アーネ・ダール・トルプ、ロラン・ストケル、スタイン・ヴィンゲ








ノルウェー国立計量研究所に勤める父と娘。真面目さと律義さを要する仕事は娘には天職だった。しかし父が病に倒れ、仕事でもアクシデントが起こり彼女の生活に誤差が生じ始める。



ネタバレ有。



穏やかに淡々と進行し、それがノルウェー映画らしさなのかなあと納得して、映画の結末も納まる所にきちっと納まった感じで、そのまま穏やかに終わるのかと思ったら締めくくりが下ネタという。面白かったけど。
下ネタを気楽に口に出せるほど彼女は自由になったと。下ネタは自由な心の証しという事か。

同じくノルウェー映画の『キャノン・レース』も締めくくりが強く印象に残ったけど、最後に何か隠し球を持ってくるのがノルウェー映画の傾向なのだろうか。
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PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~ [英数字の映画]


US版ポスター PAN ネバーランド、夢のはじまり 69×101cm 両面印刷 D/S #2 [並行輸入品]

『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』
"PAN" (2015・アメリカ=イギリス=オーストラリア・1h52)
監督 : ジョー・ライト
出演 : リーヴァイ・ミラー、ギャレット・ヘドランド、ルーニー・マーラ、ヒュー・ジャックマン、アディール・アクタル、アマンダ・サイフリッド








第二次大戦中のイギリス、ロンドン。みなし児が空飛ぶ海賊船に捕らわれ、連れて行かれた不思議な島で自分の出生の謎を知る。



皆さんご存知のピーターパンの物語の以前を描く。という事でいいんだろうか。ピーターパンの物語にあまり詳しくないので多分そうなんだろうと思って観た。
ピーターパンとフック船長が敵対関係である事は知っていた。その二人が実は元は仲間だったという事。それが何故敵対関係になったのかを描くシリーズになるはずだったんじゃないだろうか。『スターウォーズ』エピソード1~3でアナキン・スカイウォーカーが何故ダースベイダーとなったのかを描いた様に。
残念ながら批評、興行共に芳しくなかったようなのでシリーズ化される事は無いのかもしれない。
批評、興行共に芳しくなかったという事を知った上で観たが、そんなに酷い出来だとは思えなかった。むしろアドベンチャーファンタジーとして何の問題も無く面白かった。
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GAMBA ガンバと仲間たち [英数字の映画]


GAMBA ガンバと仲間たち (小学館ジュニア文庫)

『GAMBA ガンバと仲間たち』
(2015・日本・1h32)
総監督 : 小川洋一  監督 : 河村友宏/小森啓裕
声の出演 : 梶裕貴、高木渉、大塚明夫、池田秀一、矢島晶子、藤原啓治、高戸靖広、神田沙也加、野沢雅子、野村萬斎









白イタチのノロイによって島ねずみたちは全滅の危機にあった。島からやって来た少年ねずみに助けを乞われ、2匹の街ネズミと4匹の船乗りねずみが島へと向かう。



テレビシリーズアニメ『ガンバの冒険』の印象が強いので観る前は本作のCGによるネズミたちのビジュアルに違和感しかなかった。
実際本編を観るとこれはこれで別物として悪い印象では無かった。潮路ねえちゃんは本作の方が可愛い。『ガンバの冒険』の潮路ねえちゃんは純朴といった感じでそれも可愛らしいのだけど、本作の方がよりヒロインとして華が有る感じ。

忠太の声が野原しんのすけの矢島晶子さんだと全然気付かなかった。そうだと分かってから聞いても全くしんちゃんを感じさせないのがさすがプロフェッショナル。

『ガンバの冒険』でのシジンは本作にはいない。
ボーボはガンバの相棒では無く船乗りねずみの一匹として。性格は『ガンバの冒険』のボーボと同じおっとりキャラ。
ガンバの相棒はマンプク。食いしん坊キャラでボーボと被らないでもない。

『ガンバの冒険』での決め台詞「頑張り屋のガンバ!」「しっぽを立てろ!」「でっぱつ(出発)!」が聞けなかったのが残念。
しかし『ガンバの冒険』でのガンバ役の声の野沢雅子さんが本作でも重要な役でガンバと共演していたのは感無量。

ガクシャ、イカサマは等身が伸び、声もおじ様でクール&ワイルドに。ヨイショと3匹でダンディなおじ様トリオ。



『ガンバの冒険』ではガンバたちが島に辿り着くまでの冒険に全26話中の大半を費やしている。その行程で各キャラクターの個性やそれぞれの関係性が密に描かれていた。
本作ではノロイたちとの闘いを中心にしているので島に到着するまで時間はかからない。でもキャラクターの個性の点では『ガンバの冒険』によって補正されるのですんなりと受け入れられる。本作で初見だとそこら辺が物足りなく思えるのかも。

シジンの不在というのは地味ながらも意外と作品に影響を与えるのかも。『ガンバの冒険』でのシジンのポジションは詩人なだけに情緒的な雰囲気を醸すといった所ではないかと思う。

『ガンバの冒険』のエンディング「冒険者たちのバラード」は情緒というより悲愴といった感じ。
http://www.dailymotion.com/video/xpkcrr_%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%90%E3%81%AE%E5%86%92%E9%99%BA-ed_shortfilms

本作の情緒は倍賞千恵子さん歌唱によるテーマソングに感じられ、本作のテーマが若者の冒険(旅)である事、若い内は多少無謀でも冒険する事、そして冒険し続ける事が大事。というメッセージが伝わってくる。

本作はアクションアドベンチャーといった趣が強く、それがとても面白く出来ていた。
日本では残念ながらヒットはしなかったみたいだけど、海外では普通に受け入れられるんじゃないかと思う。子供向けアニメとしてはちょっとハードな部分は有るけど。



時代を超え、世代を超えてイタチを悪役イメージに。本作のノロイも怖かった。
ネズミにとっての天敵なのでネズミが主人公の本作では悪役になってしまうのは仕方のない所。

オコジョ、カワウソ、ラッコもイタチ科の動物。
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AA%E3%82%B3%E3%82%B8%E3%83%A7&rlz=1C1SNJC_jaJP509JP586&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwil8Izjvc7KAhWGMaYKHb5RCT0Q_AUIBygB&biw=1379&bih=951#imgrc=_

https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%A6%E3%82%BD&rlz=1C1SNJC_jaJP509JP586&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjxicCJvc7KAhXmraYKHY0_AHEQ_AUIBygB&biw=1379&bih=951

https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B3&rlz=1C1SNJC_jaJP509JP586&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwilgpemvc7KAhVoxqYKHYkgCu0Q_AUIBygB&biw=1379&bih=951
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EDEN/エデン [英数字の映画]


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『EDEN/エデン』
"EDEN" (2014・フランス・2h11)
監督・脚本 : ミア・ハンセン=ラヴ
出演 : フェリックス・ドゥ・ジヴリ、ポーリーヌ・エチエンヌ、ヴァンサン・マケーニュ、グレタ・ガーウィグ









’90年代、パリ。クラブDJとして活躍する男。しかしその内情は厳しく、経済的に追いつめられるとともに精神的肉体的にも変調をきたすのだった。



一人の若者の栄光と挫折を描く。若者あるあるな感じで古今東西これまで幾度となく映画化なり小説化なりをされてきた内容ではないかと思うが、年代的な事や音楽ジャンルなどにビシッとハマる人にはグサッとハートに突き刺さってグチャグチャにこねくり回される映画なのではないか。
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Dearダニー 君へのうた [英数字の映画]


ポスター アクリルフォトスタンド入り A4 パターンB Dearダニー 君へのうた 光沢プリント

『Dearダニー 君へのうた』
"DANNY COLLINS" (2015・アメリカ・1h47)
監督・脚本 : ダン・フォーゲルマン
出演 : アル・パチーノ、ボビー・カナヴェイル、ジェニファー・ガーナー、ジゼル・アイゼンバーグ、アネット・ベニング、クリストファー・プラマー








40年間スター歌手であり続ける男。デビュー直後に男宛に送られたジョン・レノンからの手紙が40年の時を経て男の元に届き、手紙の内容に感化された男は人生の再出発を図る。



名優アル・パチーノがポップスター歌手を演じるが実際に歌うシーンは少ない。歌唱によってのスター歌手である事の説得力はあまり感じなかったが、存在感や立ち振る舞いによってビッグスターである事の説得力は感じられた。

ライブシーンは堂々としたもので、『ジャックとジル』のダンカチーノもきっと何か役に立ったのだろう。




ちょっと話は都合良過ぎな気もしたが、都合良くいかない所も有って、そこら辺のほろ苦さでハートウォーミングドラマとしてのバランスが取れているのかもしれない。
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