ラム・ダイアリー [ラ行の映画]
『ラム・ダイアリー』
“THE RUM DIARY” (2011・アメリカ・2h00)
監督・脚本 : ブルース・ロビンソン 製作・出演 : ジョニー・デップ
出演 : マイケル・リスポリ、アーロン・エッカート、アンバー・ハード、リチャード・ジェンキンス、ジョヴァンニ・リビシ
プエルトリコへと流れてきたアメリカ人ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソン。酒とドラッグに溺れながらもプエルトリコの社会の現状、アメリカが世界の裏側で何をしようとしているのかを鋭く見つめる。
製作も兼ねるジョニー・デップのハンター・S・トンプソン愛によって作られた映画なのだろうと思う。
はっきり言って社会的には敗者と言ってもいいハンター・S・トンプソン。その敗者の目線から腐敗を見抜き、巨悪を暴こうとする。それが決して成功するとは限らないけど、その姿勢こそが素晴らしいのだ。例えアル中だったりヤク中だったりしても。とジョニー・デップは世界に知らしめたいのではないかと思った。
興行的には今イチだったようで。ティム・バートンとの作品や船長の作品で大ヒット飛ばして、この作品がヒットするまでリブートし続けたらよろしいのでは。
『ラスベガスをやっつけろ』の前日譚という事なのかなぁと思いながら観て。という事は主人公と行動を共にするカメラマンが『ラスベガスをやっつけろ』のベニチオ・デル・トロなのだろうと思い込んでいたけどなんか違うみたい。
渋谷HUMAXシネマズにて。
この日は映写機の調子が今イチのようで、上映前に「トラブルあるかも」の事前告知有り。そんなこと言われたらドキドキしてしまうが、途中1、2箇所で画面がブレただけで中断することはなく無事上映終了で良かった。
革張りシートが珍しい渋谷HUMAXシネマズ。久し振りだったのでそろそろ革も劣化してんじゃないだろうかと思ったけど全然状態良好。革の張替とかしてんだろうか。
ただ革だと普通のシートより熱がこもりやすいのかエアコンの効きが悪いと暑い。暑かった。
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