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てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~ [2010年4月に観た映画]


小説てぃだかんかん (小学館文庫)

『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』
(2010・日本) 2h00
監督 : 李闘士男
出演 : 岡村隆史、松雪泰子、比嘉奈菜子、金城琉斗、原田美枝子、児玉絹世、國村隼








珊瑚がマズイ事になってる。と思った男が行動を起こす。



人間が破壊した自然を人間が人工的に取り戻そうとすれば、それは別の自然を破壊する事になりかねない。
と、本作の中で学者さんが嫌味な感じで仰っていました。
学者さんを演じている役者さんが上手くて、聞いていて腹が立ちましたが、後々考えてみればそれはもっともな事で。
じゃあ破壊するだけしつくして後は何にもしないでいいのか。というのも違うと思うし。難しい。



コメディアン岡村隆史の大活躍を期待していましたが、役者岡村隆史でした。
作品自体が沖縄時間のスローテンポで展開するので、岡村さんの魅力を発揮しずらかったように思う。

岸和田少年愚連隊 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • メディア: DVD

いまだ『岸和田』小鉄の幻影を追いかけていますが、岡村さんなかなか小鉄を超えてくれなくて歯痒い。

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ボーダー [2010年4月に観た映画]


Righteous Kill




『ボーダー』
“RIGHTEOUS KILL” (2008・アメリカ) 1h40
製作・監督 : ジョン・アブネット
出演 : ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、カーラ・グギーノ、ジョン・レグイザモ、ドニー・ウォールバーグ、ブライアン・デネヒー





アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ。名優2人が「若い奴らにゃまだまだ負けてられん。」と張り切るギラギラマッチョ(※)な刑事サスペンス。
(※)精神構造がマッチョ。肉体的には非マッチョ。

その張り切りを喜ばしく思うべきなのだろうけど、どこか痛々しく思えてしまう所も有り。もうちょっと渋めの物語を観たかった。『ヒート』のような。
ヒート プレミアム・エディション (初回生産限定版) [DVD]













サスペンスとしては普通。アル・パチーノ主演、ジョン・アブネット監督の『88ミニッツ』よりは面白かった。

もっと若い頃に共演してれば傑作が生まれた可能性も有ったんだろうに。と考えてしまいますが、これから傑作が生まれる可能性も大いに有ります。
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銀座シネパトスにて。
上映中客席に聞こえてくる「ゴロロン、ゴロロン」という音。
あれ長らく上の道路を通る車の音だと思っていたけど、実際は下を通る地下鉄の音らしい。
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ソラニン [2010年4月に観た映画]


「ソラニン」スコアブック




『ソラニン』
(2010・日本) 2h06
監督 : 三木孝浩
出演 : 宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太、近藤洋一、伊藤歩







世に言う青春をこじらせちゃった若者たちの物語。

そんな若者が社会とどう折り合いを付けていくべきなのか。
「あせらないで、ゆっくりでいいんじゃないの。」と、モラトリアムな結論。
こじらせられるだけの青春が無いより有った方がいいのだから、思う存分青春こじらせちゃえばいいじゃん。といった。

しかしネタバレ予告は残念だった。原作読んでいる人には関係ないのかもしれないけど。



青春をこじらせてしまうほどの音楽の魅力。それが本作の重要なテーマの一つかと思う。
ならば演奏シーンをもっと見たかった。
最後の演奏シーンは素晴しかった。あのシーンに全てが集約されている。と取るべきだろうか。

宮崎あおいさんの声質、歌い方があの楽曲に合っていたかどうかはやや疑問の残る所だけど、あのミスマッチ感が逆にいいのかもしれない。とも思った。

バンドメンバーの近藤さんが良かった。サンボマスターのベースの方。
初演技なんだろうか?決して上手くはないけど、下手でもない。何より味があって良かった。
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武士道シックスティーン [2010年4月に観た映画]


武士道シックスティーン
『武士道シックスティーン』
(2010・日本) 1h49
監督・脚本 : 古厩智之
出演 : 成海璃子、北乃きい、堀部圭亮、小木茂光、古村比呂、板尾創路









剣道女子の青春。



昔のスポ根は何の疑問も無くそのスポーツに打ち込んでいればよかったですが、現代のスポ根はそのスポーツに打ち込む理由が必要であり、本作もその理由付けに大部分を割かれていました。
ライバル誕生物語、二人が互いに成長していく物語としては良かったと思います。

昔ながらのスポ根も観てみたい。
『おれは鉄兵』は面白かったなぁ。と、本作を観ている間懐かしんでいました。
おれは鉄兵 (17) (ちばてつや全集)








試合のシーンは面をつけているので、顔は見えず。恐らく代役。なので打ち合いが迫力有りました。
主役お二人の面をつけずの打ち合いは残念ながらちゃんばらダンス。

アメフト映画もヘルメットを被るので代役を使いやすく、そのため試合のシーンが迫力有るものになります。
その点野球映画は演じている人の実力が如実に現れてしまうので、よっぽど上手い人を揃えないと見るに堪えないものになります。
このように。

逆にあんな投げ方されたら打てないかもしれない。しかもドリームボール。
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ニコラス・ケイジのウェザーマン [2010年4月に観た映画]


The Weather Man [DVD] [Import]





『ニコラス・ケイジのウェザーマン』
“THE WEATHER MAN” (2005・アメリカ) 1h42
監督 : ゴア・ヴァービンスキー
出演 : ニコラス・ケイジ、マイケル・ケイン、ホープ・デイヴィス、ニコラス・ホルト、ジェメンヌ・デ・ラ・ペーニャ





地元では名の知れたローカルテレビ局のお天気キャスター。
仕事は順調ながら、人から尊敬される事は無く。逆に小バカにされる始末。
家庭では、妻とは離婚。子供たちは何かと問題を起こす微妙な年頃。
そんな自分を高名な作家である父はどう見ているのだろうか?
父に認めてもらいたい。全国ネットのお天気キャスターにもなりたい。元妻とは復縁したい。
彷徨えるお天気キャスターの行く末は。



主演作がほぼ劇場公開されているニコラス・ケイジの未公開映画。
『ウィッカーマン(笑)』も公開作品。
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普通にいい映画でした。ヒューマンドラマで。
誰しもが望んでいた人間になれるとは限らず、それでも今ある自分が自分なのだと。
人生肯定映画。
ただ、傍から見れば主人公は十分に人生の成功者であって、そんな人に「不満は有るかもしんないけど、今ある自分を認めておやんなさいよ。」と言われてもあまり説得力が無いなぁ。と。



主人公はニコラス・ケイジに重なる所がありましたが、主人公の父役はマイケル・ケイン。
という事は家系的にはイタリア系ではなく英国系の設定なのだろうか?
ニコラス・ケイジに英国紳士の趣はあまり感じられないのだけど。アーチェリー持ってんのはロビン・フッドを意識しているんだろうか?
でも、話しの雰囲気はイタリア系ではなく英国系の方がしっくりくる。
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密約 外務省機密漏洩事件 [2010年4月に観た映画]


密約―外務省機密漏洩事件 (岩波現代文庫)
『密約 外務省機密漏洩事件』
(1978・日本) 1h40
監督 : 千野皓司
出演 : 北村和夫、吉行和子、磯部勉、大空真弓










沖縄返還の際に日米間で密約が有った。
それをスクープした新聞記者。
しかし、その事で世間は騒がず、取材方法におけるスキャンダルばかりがクローズアップされるのだった。

そんな国でいいのか日本?
という問いを投げかけて物語は幕を閉じます。

社会派エンターテイメントを期待していましたが、至極真面目な社会派ドラマでした。

映画の冒頭に「この映画は特定の人物を誹謗・糾弾するものではない」といった感じの注意書きが映し出されました。
本当?と思えるほど特定の人物への疑惑を匂わせていましたが。政府陰謀論も薄っすら絡ませて。
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シャッター アイランド [2010年4月に観た映画]


Shutter Island Low Price MTI CD



『シャッター アイランド』
“SHUTTER ISLAND” (2009・アメリカ) 2h18
製作・監督 : マーティン・スコセッシ
出演 : レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ、ベン・キングズレー、ミシェル・ウィリアムズ、エミリー・モーティマー、マックス・フォン・シドー、パトリシア・クラークソン、ジャッキー・アール・ヘイリー





連邦保安官テディ。謎の島シャッターアイランドで謎の事件を追う。



スコセッシがシャマラン系のミステリーを撮る。何か違和感を感じましたが、原作が『ミスティック・リバー』『ゴーン・ベイビー・ゴーン』のデニス・ルヘインという事で、本作もミステリーがメインではなくて、ミステリーとなった原因(テディの周りで起こった殺人事件)が本来の物語のテーマなのではないだろうか。と思いました。
それがまるで「スコセッシがシャマラン系のミステリーを撮った」という風に取られるのはスコセッシも憤慨しているのではないだろうか?

と、字幕版を観ての感想。

翌日新ピカ(新宿ピカデリーは世間ではこう呼ばれているらしい。知らなかった。だとするとバルト9はバル9(バルキュー)?)のポイントが貯まっていたので話題の超吹き替えで観ました。
本当は昨日の今日で観るのは面倒臭かったのだけど、何かのネタになればいいなぁぐらいの感じで観ました。
が、観て良かった。
本作の本当の意味が分かりました。
全てにおいて二重の意味が隠されていました。物語の核心、人物、演技、台詞。それら全てに二重の仕掛けが施されていました。
核心においては、1回目と2回目では全くの別物。と言ってもいいくらい。
それは映画を知り尽くしているスコセッシならではの芸当ではないだろうか。
二回観る事を念頭に置いて、細心の注意を払い丁寧にこの映画を作ったのではないだろうか。しかもそれを楽しんで。さすがスコセッシ。と、二回観た事によって改めて分かりました。

重要ポイントは、ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリシア・クラークソン。と、タバコの煙。
ディカプリオの額の絆創膏はどうなんだろう?



吹き替えで観て、ディカプリオとマーク・ラファロの声の人の声質が似ていて、どっちが喋ってんだか分からない所が有った。
吹き替えで観ると確かに映像に集中できる。でも言葉だけで情報を処理するのは難しい。
記憶する。という点では文字による所の方が大きいんじゃないだろうか。
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アバター IMAX3D吹替え [2010年4月に観た映画]


アバター 3.75インチ ベーシック アクションフィギュア/ジェイク・サリー with Shaggy Hair

『アバター』
“AVATAR” (2009・アメリカ) 2h42
製作・監督・脚本 : ジェームズ・キャメロン
出演 : サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィーヴァー、スティーヴン・ラング
吹き替え : 東地宏樹、小松由佳、弥永和子、菅生隆之




やっぱIMAXで観とかなきゃ。と思って観ました。
IMAXで観て良かった。
何より薄暗くない!ので画面が鮮明。3Dの奥行き、飛び出しも他の上映システムより遥かに良かった。
IMAXで観ちゃうと他のはもう無理なんじゃないかとさえ思いました。

3D眼鏡が思ったよりおもちゃチックで、こんなんで大丈夫なんだろうか?とも思いましたが全く問題なし。
軽いし、何より薄暗くない!眼鏡問題もIMAXが一番良い。

眼鏡の煩わしさもないし、吹き替えで観たので字幕を見ずに済み(ナヴィ語は字幕)映像の凄さを堪能できた。
改めて見て映像の完成度は凄いと思いました。
小道具に至るまでのこだわりの完成度はジェームズ・キャメロンならではだと。

映像の凄さが分かってくると物語も面白く思え、罵詈雑言を並べ立てた完全否定は失敗だった。と後悔しましたが、やっぱり途中から駄目だった。
ジェイクのパンドラウルルン滞在記になってから集中力が切れた。後は集中力戻る事もなく、長ぇ映画だなぁと思うだけでした。



今回気付いた点。

・アバター用のズボンの尻尾の穴。かなり早めの段階でその存在の有無が分かった。ジェイク、アバターになる。の初日の夜。シガニー・ウィーヴァー(アバター時)のズボンに穴が開いていた。

・ジェイク、本妻から愛人へ乗換える。本妻に承諾を得てから愛人に乗り換えてた。本妻公認の浮気だった。ジェームズ・キャメロンの願望込み?
アバタークリーチャ―アクションフィギュア/Avatar Na'vi Mountain Banshee Creatureアバタークリーチャ―アクションフィギュア/Avatar Na'vi Leonopteryx Figure








・ナヴィは指4本。アバターは5本。
これはナヴィはネコ科からの進化で、アバターはナヴィとサルから進化したヒトとの合成(?)だからなのかと推測したけど、猫は指4本というわけではないらしい。前肢5本、後肢4本が一般的のよう。ウィキペディア調べ。
ポスター■アバター/ジェイク&ネイティリ■FP2432お部屋、お店のデイスプレイに!新生活・模様替え・インテリア・イメージチエンジブロマイド写真★『アバター』ネイティリ(ゾーイ・ザルダナ)&ジェイク(サム・ワーシントン)2











           顔はほとんど猫。特に鼻筋。


キャッツ スペシャル・エディション 【-プレミアム・ベスト・コレクション-リミテッド・エディション】 [DVD]
元ネタ『キャッツ』だったりして。

ターミネーター2 コレクティブルミニバスト T-1000
そう言えば、T-1000にロバート・パトリックをキャスティングしたのは猫っぽいから。とか何とかいう話しを耳にした事が有ります。






指4本について。昔のアニメで人間の指が4本のがあるけど、(『ど根性ガエル』とか)あれはなんでなんだろう?と長年の疑問でしたが、どうやら視覚効果によるものらしい。
「四本指で描いた絵が動くと五本指に見えるが、五本指に描くと六本指に見えてしまう」(ウィキペディアより)からだとか。
他にも「五本描くのが面倒くさいから」という説も有るらしい。



IMAXで観るために川崎へ。
かなり久し振りでした。改札出た瞬間から頭に浮かぶ言葉は、「川崎凄ぇな」「凄ぇな川崎」。
ビッグシティ川崎。川崎が日本の中心なんじゃないかと思いました。駅周辺の限られた所しか見ていないのですが。
チネチッタにも行ってみようと思っていたけど、あまりにビッグシティ過ぎてしんどくなってやめました。
ローラーシューズが欲しくなりました。

ヒーリーズ AGILE アクアブルー 22cm










渋谷パンテオンの跡地にシネコンが出来れば、東急系だからIMAXも出来るんじゃないだろうか。
と淡い期待を抱きましたが、パンテオンの跡地にシネコンは出来ないんだそうで。
2000人クラスのミュージカル専用の大劇場は出来るらしい。
ガッカリなような、歌舞伎町の惨劇の二の舞が起きなくて良かったような。


気付いた点。追加。
アバタービークルアクションフィギュア/Avatar RDA Combat Amp Suit
これ立ち乗りだった。
乗っている人の動きが全て連動されるシステムなんだろうか?

Wiiフィット プラス(バランスWiiボードセット)
足の動きはWii的な感じで?
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第9地区 [2010年4月に観た映画]


第9地区 [DVD]

『第9地区』
“DISTRICT 9” (2009・アメリカ=ニュージーランド) 1h51
監督 : ニール・ブロンカンプ
出演 : シャールト・コプリー









宇宙人が南アフリカにやって来た。



アカデミー作品賞ノミネートのSF作品ということで、どんなものが観れるのだろう。と期待していました。

現代の社会風刺をSFに置き換えて描く。って特に目新しい事も無く。逆に使い古された感じもしないでもない。
フェイクドキュメンタリーな感じで描くのもそれほど目新しくも無く。

物語は謎に包まれた部分が多く、まだ序章な感じ。序章の割りに長いなぁと。
続編含みなキーワード「3年後」も有ったので続編あるんだろうか?



前半はドキュメンタリータッチ(関係者へのインタビュー、記録映像、監視映像)とフィクションが入り乱れ、後半はほぼフィクション。
なので誰の目線から描かれているのかがよく分からない。統一性が無いというか。
それはまるで観客が話しに入り込む事を拒否しているかのようであり、起きている事態を傍観させるかのようでもあった。
つまりはこの映画の中で起きた事は事実である。と観客に思ってもらいたいのではないだろうか。
そこら辺『クローバーフィールド』に通じるものが有るような気がする。



宇宙人、線が多い。
district9.jpg

『トランスフォーマー』のロボットも線が多いけど、実景や人物と合わせる場合には線が多い方がマッチするのだろうか?
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個人的には線が少ない方が好きなのだけど。
例えばOちゃん。最低5本の線で描ける。しかも可愛い。
ochan.jpg
残念ながら誰が描いても可愛いわけではありませんでした。
F先生が描けば当然可愛い。
http://www.fujiko-f-fujio.jp/characters/c018_w012.html

OちゃんがそのままCGになったら実景とマッチするのか?といったらどうなんだろう?と思いますが。
その点では劇画・オバQなんてのも有ります。線の多いオバQ。
http://www.fujiko-f-fujio.jp/works/w020.html

パロディで『オバQ地区』って出来そう。
大量のQちゃんが日本に難民としてやってくるが、みんな大食いのため日本が食糧危機に陥る。
そこに大量のドロンパがやってきてオバケ同士の関係も微妙になる。
日本の食糧問題、日米の関係、隔離施設移転問題などタイムリーな作品になりそう。

Qちゃん消えちゃうし空飛べるから隔離するのは難しいか。
オバケのQ太郎―傑作選 (5) (てんとう虫コミックス)







CG使わないのならばこちらのQちゃんで。

吉本若手芸人★ツッコミプラグボタン(ハイキングウォーキング/鈴木Q太郎)


ハイキングウォーキング単独ライブ 根斗百烈拳 [DVD]

ハイキングウォーキング単独ライブ 根斗百烈拳 [DVD]

  • 出版社/メーカー: よしもとアール・アンド・シー
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今でもひょうきん族が有ったらこちらのQちゃんで見れたかもしれない。

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誘拐ラプソディー [2010年4月に観た映画]

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『誘拐ラプソディー』
(2009・日本) 1h51
監督・出演 : 榊英雄
出演 : 高橋克典、林遼威、哀川翔、船越英一郎、YOU、菅田俊、笹野高史



借金に苦しむ男。完璧であるはずの誘拐プログラムに則り誘拐を実行するが。



途中まで本当に良かった。
ハリウッドコメディの様に笑いに特化したコメディ。
コメディだとは思っていなかったので意外でしたが、でも本当に良く出来ているコメディで凄く面白かった。
暴力団や警察が話しに絡んでくるけど、それらがシリアスな要素を生み出さず、それでいてまるっきり存在しないような暴力団や警察ではなく。
リアルでありつつ笑いを生み出す要素として上手く機能している。
これがこのままいってくれますように。と、祈るような気持ちでした。

途中『ホーム・アローン』的なちびっ子VSいい年した大人たちのドタバタバトルが有って、ややまずい方向に行きかけている所もありましたが、幸いそっち方向には行かず。

そっち方向のドタバタには行かなかったものの、最終的には人情話しになってしまいました。残念。
人情話しに行ってしまうのも致し方無しの物語ではでは有るけれど、これがロビン・ウィリアムス、ジム・キャリー、スティーヴ・カレル等が主演していたら、例え話しが破綻したとしてもコメディの方向に強引にでも持って行っちゃうんだろうと思う。
日本の映画でもそういうのが観たい。本作の前半は、そういう映画になる可能性が有っただけに残念。



林遼威くんがメチャクチャ上手かった。
名前がなんて読むのかが分からなかったですが、(ろい)くんと読むそうです。ニッポンゴムズカシネー。

天才ちびっ子を相手にすると大人の俳優さんが霞んでしまう。という事もありますが、高橋さんも良かった。
コメディ映画の主役としてとても良かった。
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幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター [2010年4月に観た映画]


幸福の黄色いハンカチ [DVD]
『幸福の黄色いハンカチ』
(1977・日本) 1h48
監督・脚本 : 山田洋次
出演 : 高倉健、武田鉄矢、桃井かおり、倍賞千恵子











恋人にフラれ、赤のファミリアで北海道へと傷心旅行にやって来た欽也(武田鉄矢)。
恋人の浮気に傷つき北海道へと傷心旅行にやって来た朱美(桃井かおり)。
旅行を共にする事になった二人は、網走刑務所から出所してきたばかりの島勇作(高倉健)に出会い、三人で旅する事になる。



1977年の作品だなぁと。
1977年の山田洋次監督作品だなぁと。
『男はつらいよ』のイメージが色濃く残るドタバタ喜劇調とでも言いますか。
今作ったらもっとしっとりとした作品になるのかと思います。そういう作品を期待していた所が有りました。

クライマックスシーン前を盛り上げる音楽が大袈裟。
クライマックスの黄色いハンカチ。そこで見せちゃうの?という演出にもやや疑問が残る。
でも黄色いハンカチ。良かった。
黄色いハンカチを掲げる人の気持ち、それに込められた想い。見つけた時の喜び。
物語としては、小っちゃくてささやかなものなのだけど、それを丁寧に掬い取って見せてくれる良い映画だと思いました。



1977年当時のチャラついた若者が健さんイズムに感化され改心する。
というのが物語のコンセプトのひとつではないだろうか。
なので前半は武田さんのチャラつきがメインで、なにか武田鉄矢ワンマンショーな趣き。
武田さんの役者デビュー(?)で、これが後に金八に繋がっていくのだなぁと思うと感慨深い。
本作の役名は欽也(きんや)。金八(きんぱち)は(きんや)とも読める。そこらへんにも繋がりが感じられる。

武田さん出演作では『思えば遠くへ来たもんだ』は昔、フジテレビの「ゴールデン洋画劇場」(洋画劇場ながら邦画もちょくちょく放送していた)で何回か観て好きだった。
『幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬』も好きな作品。






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半分の月がのぼる空 [2010年4月に観た映画]

忽那汐里 2009年カレンダー
『半分の月がのぼる空』
(2009・日本) 1h52
監督 : 深川栄洋
出演 : 忽那汐里、池松壮亮、大泉洋、浜田マリ










青春純愛難病モノ。

個人的にまず観ないであろう要素が3つも重なっていますが、物語終盤に驚きの仕掛けが。って事なので観ました。
結構分かりやすいので驚けなかった。
逆に青春純愛難病モノとして良かった。なんか若い衆がキラキラしてた。まぶしかった。
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息もできない [2010年4月に観た映画]


息もできない





『息もできない』
(2008・韓国) 2h10
製作・監督・脚本・編集・出演 : ヤン・イクチュン
出演 : キム・コッピ、イ・ファン、チョン・マンシク





暴れん坊が主人公。

過去に傷が有るが故に暴れん坊な訳ですが、だからといって好き放題やっていいのかというといいはずも無く。
そこらへんで若干の拒否反応を感じましたが、でもどこか魅力的でも有る。ワルだけど純粋と言うか。

結局は1人5役でこの映画を作ったヤン・イクチュンのオレ様映画だった。というのが率直な感想。
オレ様の生き様を投影してオレ様が映画を作ってやった。みたいな。
オレ様様の生き様に共感は出来なかったですが。



北野映画にかなり影響受けているんじゃないだろうか。
北野映画のドライさは無く、韓国映画らしいのかヤン・イクチェン監督の素養なのかかなりウェットでは有るけど。
この映画を観ていると我妻のテーマが頭の中に流れてくる。

その男、凶暴につき ― オリジナル・サウンドトラック






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プリンセスと魔法のキス [2010年4月に観た映画]


The Princess and the Frog Little Golden Book

『プリンセスと魔法のキス』
“THE PRINCESS AND THE FROG” (2009・アメリカ) 1h37
監督 : ジョン・マスカー/ロン・クレメンツ
声の出演 : アニカ・ノニ・ローズ、ブルーノ・カンボス、ジム・カミングス、キース・デヴィッド








夢見る少女は夢に向かって一直線。



ネタバレ有り。



ディズニー手描きアニメ復活。気合入ってて面白かった。

物語はディズニーらしいプリンセスストーリー。
とは言え現代的にアレンジされたプリンセスストーリー。
プリンセスになってめでたしめでたし。がゴールではなく、あくまで少女の夢が叶う事がゴール。プリンセスになる事は目標達成のための一つの手段。
となればプリンスの存在価値は?と、なるわけで。プリンスもある意味一つの手段でしかない。プリンス、最後ウェイターになってたけどいいの?と思ったけどそれでいいのだろう。
人種差別も若干匂わせるぐらいの感じで、あまり深く考えない方がいいのだろう。

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サイドストーリーで『火垂るの星』が有りましたが、そっちは切なかった。
一応ハッピーエンドだったんだけど・・・。エヴァンジェリン・・・。
レイ、本当にいい奴だった。
オーディー婆さんが何とか出来なかったんだろうか。



ディズニー手描きアニメの復活はピクサーのジョン・ラセター加入による所が大きいらしいですが、伝統の復活が別の効果も生み出したみたいで。
ドリームワークスの新作『ヒックとドラゴン』。
http://www.hic-dragon.jp/
『リロ&スティッチ』監督最新作。
それってディズニーからドリームワークスへの移籍という事で。
アニメ業界でライバル会社への移籍って頻繁に有るんだろうか?よく分からないけど、その裏では『エレクション』の様なドロドロの抗争劇が有ったりして。



キャラクターデザイン的には蛙が全然可愛くなかった。
ヒロイン蛙の方、頭から背中にかけて模様があるのだけど、顔のアップになるとその模様がパッと見「五厘刈り?」「尼さん?」に見えてしまう。
そんなんで商売できんだろうか?と余計な心配をしましたが、それはプリンセスがメインになるのかと思う。

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ぬいぐるみになると一応可愛い。




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しかしあくまで商売のメインは褐色のプリンセス。
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マイレージ、マイライフ [2010年4月に観た映画]


Up in the Air
『マイレージ、マイライフ』
“UP IN THE AIR” (2009・アメリカ) 1h49
製作・監督・脚本 : ジェイソン・ライトマン
出演 : ジョージ・クルーニー、アナ・ケンドリック、ヴェラ・ファーミガ、ジェイソン・ベイトマン









愛を信じないやり手リストラ宣告請負人が人生の転機を迎える。



サンキュー・スモーキング (特別編) [DVD]Juno: Music from the Motion Picture









ジェイソン・ライトマン監督、『サンキュー・スモーキング』も『ジュノ』も個人的には今イチだったので相性悪いのかなぁと思っていました。
お父さんの方の作品は好きなんだけど。
キンダガートン・コップ [DVD]ジュニア [DVD]Dave [DVD] [Import]










本作は良かった。相性悪くないのかも。

世知辛い現代社会を辛辣に描きながら、その語り口は軽妙。
その軽妙さが『ジュノ』ではただ軽いだけのように思えて鼻に付く所でも有ったのですが、本作ではすんなりと受け入れられました。
まぁ軽妙じゃないとやってらんないような内容だからかもしれない。

それでもラストは辛辣。
主人公が思っていたよりもまとも。人間としては欠陥が有るかもしれないけど、一社会人としては至ってまとも。
だからこそああいった感じのラストにならざるを得ないんじゃないだろうか。
『恋愛小説家』のジャック・ニコルソンほどの変人だったらハッピーエンドに持っていけるのだろうけど、まともであるが故にハッピーエンドは不自然になるのかもしれない。

しかし主人公に微かな変化は有ったような。
だから空港のパタパタ(正式名称:反転フラップ式案内表示機)の前でゴロゴロを持つ手を離してしまったのだと思う。
そのわずかなしぐさで心理の変化を表すのは上手いなぁと思いました。




George Clooney 2010 A3

ジョージ・クルーニー48歳。
本作にも老け顔自虐ネタ有り。
『オーシャンズ12』『かけひきは、恋のはじまり』と、これで3本目。もはや定番ネタ。
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