SSブログ
ラ行の映画 ブログトップ
前の15件 | -

レプリカズ [ラ行の映画]

レプリカズを観た。
プエルトリコ。医療企業の研究所で人間の脳の情報を人工脳へと移し替える研究を進める科学者。人間の脳の情報を取り出すことには成功するが人工脳へと移し替えると拒否反応を起こし暴走してしまう。その原因が分からぬまま家族とのバカンスに出掛ける途中、夜道で嵐となり倒木がフロントガラスを突き破り助手席の妻の胸に突き刺さる。車の勢いを止められず崖下の沼に水没し後部座席の子供3人が溺死し男は一人生き残った。

ネタバレ有。

クローン人間はただ作ればその元の人とそっくりそのままの人間が出来上がるものだと思っていたがそういう事ではなくて、脳の記憶や情報までもクローン技術で再生する事はこの映画の中では出来ないとされていて確かにそうだよなあと勉強になった。実際の所は分からないけどそう言われるとそうかもしれないと思ってしまう。
脳の中の記憶や情報は物理的にどの様にして入力され保存されるのだろう。微量な電気刺激的な?
つい最近の事を忘れたり、ある時不意に昔の事を思い出したり。なんだかよく分からない。

映画の中は悲惨で深刻な状況だけどそんなに息詰まった感じではなくて。秘密で家族のクローン人間を造ろうとする時の苦労や手間があれやこれやと出てきて主人公が四苦八苦するその様子を楽しみながら観れた。
キアヌ・リーヴスにこき使われるが手厳しい意見も言う時は言う研究所の同僚の人が良かった。トーマス・ミドルディッチ。

最後の方でキアヌがロボとーちゃんになって。それがなんか嬉しかったり。
映画 クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん [DVD]

コメント(0) 

流転の地球 [ラ行の映画]

流転の地球を観た。
https://www.netflix.com/watch/81076992?trackId=14771419&tctx=0%2C0%2C78c78e6e-021f-41cd-aa4d-bb2a907b9a44-23730242%2Cgallery-newRelease-b477b034-b10f-4a1e-bd9a-4823d153fdac_0%2C
太陽が膨張し太陽系の全ての惑星を飲み込もうとしていた。地球連合政府は太陽系からの離脱を決め、1万基の地球エンジンを設置し作動させる。木星の引力を利用し更なる加速を試みる計画は失敗し地球と木星の衝突は避けられない事態となった。

さよならジュピターは未見。



NETFLIXにて。中国では劇場公開されるのか既に公開されたのかもしれない。
中国製SF。メニューのあらすじに興味を惹かれて観た。
壮大なホラ話(太陽の寿命が尽きる前に膨張するというのは本当らしい。一応何十億年後)ではあるがさすがお金が掛かっているのでCG、セット、ガジェットなどの絵に力があって内容的にはそんなアホなと思いながらも見入ってしまう。

目的地は4.2光年先の別の惑星系。2500年の旅路。まずは赤道にトルクエンジンを設置し地球の自転を止める。そのため自然環境は激変し人口は35億人にまで減少。残った人間の大半は地下に避難。そして1万基の推進エンジンによって移動。エンジンの燃料は着火石と呼ばれているが核燃料しかないだろうなと思う。
本作は2500年の旅路の始まりの20年位の話。映画が大ヒットしたら続編もあるのかもしれない。

ウー・ジン先生は戦う相手がいないので格闘アクションは無いが、ゼロ・グラビティ的な無重力シーンは有るのでそこでアクションセンスが発揮されているのだろう。
アンディ・ラウ先生も関わっているみたい。思い当たるのはテロップの毛筆。

そっくりというわけではないが、もしかしたらプラネテスを参考にしているかもなあと思えるシーンもあった。
コメント(0) 

ルイスと不思議の時計 [ラ行の映画]

ルイスと不思議の時計を観た。
魔術師の館に隠された時計には人類を滅亡させる仕掛けが施されていた。

イーライ・ロスが監督という事もあって怖くて明るく楽しいファミリームービー。
ジャック・ブラックがカッコ良かった。周りからはポンコツ魔術師呼ばわりされているが本人もその事を自覚している。パターン的には本人にその自覚が無いために騒動を大きくしてしまうというのが有ると思うが、本作の場合ポンコツの自覚が有るから他人の力を借り自分もなんとか努力して事態を収拾しようと奮闘する。そういうキャラクターをジャック・ブラックが演じているのも全然違和感無かった。カンフー・パンダのポーもそういう感じだったか。

ケイト・ブランシェットも良かった。ジャック・ブラックと並ぶ絵面がなんだかしっくりくる。
現在の名女優の中でもトップクラスの一人だろうと思うが、イーライ・ロス監督のファミリームービーでジャック・ブラックが共演という名女優にしてはどういう作品選びをしているのか謎な所もステキ。

この動画もステキ
https://www.instagram.com/p/BbSMck1FvJb/?taken-by=jackblack

https://www.instagram.com/p/BYoaub0Dn4W/?taken-by=jackblack


エンドクレジットにちょっとしたイラストがついてるのも良かった。

お向かいのおばさん役はコリーン・キャンプ。ノック・ノックにも出てたのでイーライ・ロス組の常連と言ってもいいのか。
イーライ・ロスの奥さんロレンツァ・イッツォも出ていたが7月に離婚を申請したとか。
コメント(0) 

ルパン三世 カリオストロの城 (MX4D上映) [ラ行の映画]



『ルパン三世 カリオストロの城 (MX4D上映)』
(1979・日本・1h40)
監督・脚本 : 宮崎駿
声の出演 : 山田康雄、小林清志、井上真樹夫、増山江威子、納谷悟朗、島本須美、石田太郎、永井一郎



世界中のニセ札作りの巣窟と噂されるカリオストロ公国に潜り込んだルパンと次元。カリオストロ公国は長年闇の歴史が続きそこに囚われるお姫様を救うためルパンはその闇を暴き出そうとする。



MX4Dでの上映。興味はそれほど無かったけど先着でポストカードが貰えるという事で初日に観に行った。
無事貰えた。一番好きな絵柄だった。カゲが別物で不二子ちゃん髪型違うけど。
DSC_0298.JPG



座席が動き、風や水が吹きかけられ、照明が瞬き、煙(炭酸ガス?)が立ち上る。だから何だ。と鬱陶しさしか感じず、ポストカードも貰ったしもういいか。と開始早々退出しようかと思ったけど、特別料金2,200円が勿体無くて我慢。

各種の仕掛けは作品の中でのアクションと連動していて、そのタイミングが全くズレないのはお見事だと思った。
伯爵の最期の時はどういう仕掛けが有るんだろう? と思っていたけど特にそんな大きな仕掛けは無く。死んでんだから不謹慎だし、静かに冥福を祈るという事か。

カリオストロの4DXは面白さよりも昔ゲーセンに有ったゲームを懐かしく思い出した。
クリフハンガー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%95%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC_(%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0)




今更ながら時計塔内部のアクションシーンは凄いと思う。手描きで大掛かりな歯車が動いてるってだけでも凄い。その上でのアクションをそれこそタイミングがズレる事無く成立させるという。凄い。



もう何十年に渡って観てきて一番観た回数の多い映画だけど、今回初めてクラリスの置かれた立場を考えるようになった。
両親である大公夫妻は恐らく伯爵によって暗殺され、そして伯爵との望まない結婚を迫られる。その中でカリオストロの闇の歴史を知り、そこから抜け出せない事を知る。未来には何の希望もなくただ絶望的な現状を受け入れるしかない。そこにルパン参上。命を懸けてお姫様を救い出そうとする。
改めて素敵な話だなと思う。



銭形の名セリフ「奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」を銭形はルパンとクラリスがどういう関係だかを知らないんだからそう言うのはおかしい。みたいな指摘をいつだったかネット上で見た。確かにそうなんだろうけど、ああ見えて銭形はロマンチストで、だからそういう事には意外と敏感に察するという事ではないかと良いように解釈する。だってファンだから。
それにルパンと銭形は地下で一晩一緒に過ごしたわけで、その時にカリオストロの事とかクラリスの事も話した可能性も無い事は無いんじゃないかとも思う。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー [ラ行の映画]


Rogue One: A Star Wars Story - The Official Collector's Edition

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
"ROGUE ONE A STAR WARS STORY" (2016・アメリカ・2h13)
監督 : ギャレス・エドワーズ
出演 : フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、ベン・メンデルスゾーン、ドニー・イェン、チアン・ウェン、リズ・アーメッド、アラン・テュディック、マッツ・ミケルセン、フォレスト・ウィテカー






帝国が建造中の大量破壊兵器デススターの開発者の一人は極秘にデススターに急所を作った。その事を同盟軍に報せ、デススターの設計図を盗み出す事を指示する。その任務に就いたチームの中には開発者の娘もいた。



『モンスターズ/地球外生命体』『GODZILLA ゴジラ』のギャレス・エドワーズ監督なので肝心な所をスレスレで見せない寸止め演出を本作でもやるのかと思っていたけど、本作では封印。それで良かったと思う。



ドニー・イェンはアクションシーンでの見せ場は少なかったけど思った以上に重要な役ではあった。アクション俳優というより一俳優としての起用だったと思える。
ドニー・イェン、エンドロールでは3番目に名前が出て凄いなと思って、じゃあチアン・ウェンは? と思ったらチアン・ウェンは最後だった。上手い事バランスとってんなと思った。



デススターによって恐らく億単位で人が死んでるんだろうと思う。当然ディズニー史上最多の死者数だろうと思う。それが許されるのも『スターウォーズ』だからだろうと思う。



"ローグ・ワン"は"紅一点"という事なんだろうか? と、勘違いしていた。フランス語で赤の意味のルージュはROUGE。英語で悪党、ゴロツキ、ならず者などを意味するローグはROGUE。
http://xn--dckbb2c9a9dr8cyevh2b5f.biz/entry729.html
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

ラスト・ウィッチ・ハンター [ラ行の映画]


The Last Witch Hunter [DVD] [Region 2] (English audio) by Vin Diesel

『ラスト・ウィッチ・ハンター』
"THE LAST WITCH HUNTER" (2015・アメリカ・1h46)
監督 : ブレック・アイズナー  製作・出演 : ヴィン・ディーゼル
出演 : マイケル・ケイン、ローズ・レスリー、イライジャ・ウッド、オラフル・ダッリ・オラフソン、ジュリー・エンゲルブレヒト






魔女の女王の呪いによって不死身となったウィッチ・ハンター。数百年の時を経た現代では魔術使いと人間の間では協定が結ばれていたがそれを破ろうとする者が現れる。



ネタバレ有。



ヴィン・ディーゼルとイライジャ・ウッドの凸凹コンビのバディムービーを期待していたが、思っていたよりイライジャ・ウッドの活躍が少なくて。ヴィン・ディーゼルのロマンスシーンを重視したためか。と邪推したが理由がちゃんと有って。
理由は有ったので納得したけど、それでも凸凹コンビのバディムービーの方が面白かったんじゃないかなあと思う。
イライジャ・ウッドとではなくマイケル・ケインとのコンビを望んだという事か。

続編作る気満々の終わり方ではあったがアメリカでの興行も芳しくなかったので本来は無理なのだろうけど、ヴィン・ディーゼル絡みとなると更なるパワーアップしてのシリーズ化の可能性も無くは無い。
『ワイルド・スピード』は言わずもがなで『リディック』の4作目の話もあるとか。シリーズモノの帝王ヴィン・ディーゼル。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

リトル・ボーイ 小さなボクと戦争 [ラ行の映画]


Little Boy
『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』
"LITTLE BOY" (2016・メキシコ=アメリカ・1h46)
製作・監督・脚本 : アレハンドロ・モンテベルデ
出演 : ジェイコブ・サルヴァーティ、エミリー・ワトソン、デヴィッド・ヘンリー、マイケル・ラパポート、ケイリー=ヒロユキ・タガワ、トム・ウィルキンソン、ベン・チャップリン、ケヴィン・ジェームズ、テッド・レヴィン




背の低い事を周囲にからかわれ続けている少年。そんな少年の常に味方でいてくれる父親が出征する事になった。父親が無事に帰ってこられる事を強く願う少年がある奇跡を起こす。



『ハドソン川の奇跡』でマイケル・ラパポートの姿を久し振りに見て、この作品にも出ているという事で観た。
ちょっと頼りなさそうだけどでも憎めない。というのがマイケル・ラパポートの持ち味ではないかと思うが、今何才ぐらいなのか分からないけど優しい父親役が合っていて、やっぱりちょっと頼りなさそうだけど憎めない感じは昔のまんまだった。



太平洋戦争の時代。という事はアメリカの敵対国は日本であって。日本人からすると気まずい感じにはなってしまう。
アメリカと日本が戦っていたという事よりその時代に忘れてはならない戦争があった。という解釈にするのは都合が良過ぎるか。

少年目線からの戦争が描かれるので無邪気であり健気であったりもするが、戦時下の現実の厳しさもしっかり描かれている。そんな時に大切なのは信仰心であるという事も。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

レッドタートル ある島の物語 [ラ行の映画]


La Tortue Rouge / レッドタートル[Import]

『レッドタートル ある島の物語』
"LA TORTUE ROUGE" (2016・日本=フランス=ベルギー・1h21)
監督・原作・脚本 : マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット








嵐により遭難した男は無人島に漂着する。筏を作り島を脱出しようと試みるがその度に何者かによって妨害される。



アート系の退屈で意味がよく分からないアニメーションだったらどうしようと不安だった。アート性は確かに高かった。物語はシンプルでありながら謎めいていて不思議な魅力のある作品。

台詞も説明もほぼ無いので、この作品をどう理解するかは観客が各々自由にしていいと勝手に解釈。
亀が漂着した男にした事は男にとって幸せな事だったのだと思うが、ちょっと残酷でもあるかなあと思う。
でも亀は男を守った。その事は間違いない。思えばこの宇宙で人間は守られなければ生きていけないわけで。誰に守られているかと言えばそれは地球に他ならないわけで。今の所人間が平穏に暮らせるのが地球の表面でしかないのだからもっとその事をわきまえまなければいけないんではないか。なんて事を亀を通して仰られいるのかも。なぜなら地球は亀と象が支えているんだし。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

ライト/オフ [ラ行の映画]



『ライト/オフ』
"LIGHTS OUT" (2016・アメリカ・1h21)
監督 : デヴィッド・F・サンドバーグ
出演 : テリーサ・パーマー、ガブリエル・ベイトマン、マリア・ベロ、アレクサンダー・ディベルシア、アリシア・ヴェラ=ベイリー、ビリー・バーク



暗闇の中に姿を現す亡霊。ある一家の母親に深い執着心を持っていた。



暗闇限定亡霊の恐怖。それだけと言ってしまえばそれだけ。だから約80分と短いが、それでも長く感じた。
恐怖演出も暗闇で何かが起こって大きな音がするだけ。慣れてしまうとビックリはするけど怖さは無い。



一家の父親役は『トワイライト』シリーズのベラパパ。ビリー・バーク。
本作のヒロイン、一家の長女役は『トワイライト』のクリステン・スチュワートに似ているテリーサ・パーマー。
https://www.google.co.jp/search?q=kristen+stewart+teresa+palmer&rlz=1C1SNJC_jaJP684JP684&espv=2&biw=1285&bih=947&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwj0jYuQnuzRAhUKTbwKHfrfA-4Q_AUIBigB
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

ロング・トレイル! [ラ行の映画]


Walk in the Woods

『ロング・トレイル!』
"A WALK IN THE WOODS" (2015・アメリカ・1h44)
監督 : ケン・クワピス  製作・出演 : ロバート・レッドフォード
出演 : ニック・ノルティ、エマ・トンプソン、メアリー・スティーンバージェン





紀行作家として多くの作品を発表してきた男は作品抜きでの全長3,500kmの自然歩道アパラチアン・トレイルの踏破を思い立つ。妻の命令により同行者を募るが申し出たのは長年交流の途絶えていた旧友だけだった。



老人二人の大自然でのドタバタロードムービー。
老人が主役という事でのしんみりというか辛気臭さはほとんど無いのが良かった。無理は出来ないけど出来る範囲でまだまだ現役という事。



正統派二枚目のレッドフォードと、いかつい個性派のニック・ノルティ。2012年のレッドフォード監督作『ランナウェイ/逃亡者』が初めての仕事だろうか。本作でガッツリと組んだけどいいコンビだった。
レッドフォードはいつまでも二枚目で、ニック・ノルティもかつては野性的な二枚目だったけど体型と共にすっかり丸くなって。
ニック・ノルティのトレッキングは本当にしんどそうだったけど、あれも当然演技なんだろう。さすが名優。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

ロスト・バケーション [ラ行の映画]


ポスター/スチール 写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターン3 ロスト・バケーション 光沢プリント

『ロスト・バケーション』
"THE SHALLOWS" (2016・アメリカ・1h26)
製作総指揮・監督 : ジャウマ・コレット=セラ
出演 : ブレイク・ライブリー、オスカー・ジャネーダ










メキシコ、知る人の少ないサーフィンの穴場スポットを訪れたアメリカ人女性。そして誰もいなくなりその場を独り占めする事になるが、海の中には獰猛な生き物がいた。



ネタバレ有。



干潮時にだけ海面上に浮き上がる岩場で一人きりサメの脅威と向き合う事となる女性。内容はそれだけでその中で色々とエピソードを盛り込んでくるものの、スリルを盛り上げるほどではなかった。

決着はどうやってつけるんだろう? と、そこにだけ興味はあったが、決着は思っていた以上にアクションバトルで思わず笑ってしまった。



無事決着がついて浜辺で息を吹き返す姿で、これは海洋版、サメ版の『ゼロ・グラビティ』だったんだなあと思った。



カモメはCG? カモメ史上最高の名演技だったのでは。
主人公はカモメを「スティーヴン」と呼んでいたように聞こえた。それはカモメは英語で"Seagull”("Gull")で、「スティーヴン・シーガル」「スティーヴン・セガール」という事なのかなあと思った。セガールは"Seagal"。
エンドロールでカモメの役名はスティーヴンだったのは確認した。
http://www.imdb.com/title/tt4052882/

http://park1.wakwak.com/~english/note/name-bird.html
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

レジェンド 狂気の美学 [ラ行の映画]


レジェンド 狂気の美学/オリジナル・サウンドトラック

『レジェンド 狂気の美学』
"LEGEND" (2015・イギリス=フランス・2h11)
監督・脚本 : ブライアン・ヘルゲランド  製作総指揮・出演 : トム・ハーディ
出演 : エミリー・ブラウニング、デヴィッド・シューリス、クリストファー・エクルストン、タロン・エガートン







1960年代のロンドン裏社会を手中に収めたレジーとロンの双子のクレイ兄弟。レジーの妻は堅気になる事を望むが周囲が許さず、レジー自身も離れる事が出来なかった。



実話を基にした作品。トム・ハーディが双子の役を一人で演じている事が話題。確かに見事な一人二役だったが、正直見所はそこだけだった。
ギャングとして頂点を極める。それは破滅への始まりで。その頂点を極めるまでが面白いのか、破滅へと向かうのが切ないのか。面白くてやがて切ない。そういうギャング映画が良いギャング映画なのではないかと思う。本作はそのどちらも無かった。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

ラザロ・エフェクト [ラ行の映画]


ポスター/スチール 写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターンA ラザロ・エフェクト 光沢プリント

『ラザロ・エフェクト』
"THE LAZARUS EFFECT" (2015・アメリカ・1h23)
監督 : デヴィッド・ゲルブ
出演 : オリヴィア・ワイルド、マーク・デュプラス、ドナルド・グローヴァー、エヴァン・ピーターズ、サラ・ボルジャー









死者の蘇生の動物実験に成功した研究者チーム。まだ研究段階であったが禁断の人間の死者への蘇生を行なってしまう。



死後の世界を知った人間が現れた時、今有る宗教はどうなるのか。みたいな方向に話は行きかけて。とても興味深かったけどそこにはあまり深くは踏み込まず。
そんな方に行ったらとんでもなくややこしい事になるだろうし、あくまで死者の蘇生が可能となった時に起こり得る事として提示されるだけでも良かったと思う。勝手に色々考えられるし。

脳の活性化による超人類の誕生。というなんかどっかで観た事のある映画、『LUCY/ルーなんとか』みたいになったけど、こちらはSFホラー。しかも83分。『LUなんとか/ルーシー』も89分だけど。
超大作でも大作でもない小品のSFホラーとして面白かった。



デヴィッド・ゲルブ監督は日本の寿司職人のドキュメンタリー映画『二郎は鮨の夢を見る』の監督。『二郎は鮨の夢を見る』は未見なのだけど、SFホラーと寿司ドキュメンタリーの振り幅がすごいなあと。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

レヴェナント:蘇えりし者 [ラ行の映画]


映画 レヴェナント:蘇えりし者 ポスター 42x30cm The Revenant 2015 レオナルド ディカプリオ トム ハーディ レベナント [並行輸入品]

『レヴェナント:蘇えりし者』
"THE REVENANT" (2015・アメリカ・2h36)
製作・監督・脚本 : アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
出演 : レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディ、フォレスト・グッドラッグ、ドーナル・グリーソン、ウィル・ポールター








1823年のアメリカ大陸は豊かな物資を目当てに来た者たちと、その地で生き続けてきた者たちの間で諍いが絶えない危険な場所だった。その地で仲間に裏切られた男は復讐を誓い必死に生き続ける。



この映画で得た教訓は、母熊と子熊の間に入ってはいけないという事。ほぼ死ぬか良くて半殺し。



エマニュエル・ルベツキが本作で史上初の快挙3年連続アカデミー撮影賞を獲得。
『ゼロ・グラビティ』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、そして本作。ノミネートの『トゥモロー・ワールド』もそうだけど、どれもワンカット撮影が印象深い。

一方でロジャー・ディーキンスは13回ノミネートで1回も獲れていない。2012年から『007スカイフォール』『プリズナーズ』『不屈の男アンブロークン』『ボーダーライン』の4年連続ノミネートというのもかなりの快挙じゃないかと思うがどうなんだろう。
2007年には『ジェシー・ジェームズの暗殺』『ノーカントリー』の2作でノミネートというのもまた快挙で。ノミネート・キングの称号を。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%BC%E6%92%AE%E5%BD%B1%E8%B3%9E
『ゴッドファーザー』『ゴッドファーザーPARTⅡ』が受賞していなくて、それ以前にノミネートもされなかったというのが意外過ぎた。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

ルーム [ラ行の映画]


ルーム

『ルーム』
"ROOM" (2015・アメリカ・1h58)
監督 : レニー・アブラハムソン
出演 : ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブレイ、ショーン・ブリジャース、ジョーン・アレン、トム・マッカムス、ウィリアム・H・メイシー






狭い部屋に監禁されている母と息子。5歳になる息子は生まれてから一度もその部屋から出た事が無くその部屋の中だけが世界のすべてだった。ある日母親から部屋の外が本当の世界であることを知らされ二人は部屋からの脱出を試みる。



いい映画だった。部屋から脱出出来てそれでめでたしめでたし。という物語なのかなあと思っていたけどそれだけではなく。異常な体験をさせられた者にとってそこから脱け出せたとしてもその後の人生は長く。母親にとってはトラウマも抱えた上で今度は親子で社会からの好奇の目にさらさなければならない。それをどうやって乗り越えてゆくのか。
本作の場合息子くんの存在が大きくて。母親にとってその部屋はおぞましい過去を過ごした禁忌の場所であるけど、息子くんにとっては母親との濃密な時間を過ごした幸せな思い出がいっぱい詰まった場所であって。その息子くんの幸せな思い出が母親の不幸な過去の記憶をきれいさっぱりと消し去るとまではいかないにしても、やっぱり母親にとっても息子くんと過ごした時間は幸せであっただろうし。不幸な記憶よりも息子くんとの幸せな思い出の方を大切にする事で未来に向かって生きていけるという事なんだろうと思う。それが出来るのは母親であるからなんだろうとも思う。

息子くんの話に辛抱強く耳を傾けて事件を解決に導いた女性警察官が立派な人だなあと思った。あの人も家庭では母親だったりするんじゃないだろうか。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画
前の15件 | - ラ行の映画 ブログトップ