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準決勝、決勝

ベスト4




そして決勝は…














確実にミスを少なくするのか、リスクを覚悟でホールインワンを狙うのか。


一打目はみんなホールインワンを狙っているか。微妙に外すか大きく外すか、その時のリカバリーの正確さで優勝が決まったのかもしれない。

このメンバーで映画化して欲しい。多様性の有るメンバーを増やさないといけないかもしれないが。
どういうストーリーになるのかも見当つかないが、サプライズゲストでゴールディ・ホーンとカート・ラッセルの『潮風のいたずら』コンビが登場して驚かせてほしい。分かる人にしか分からないけど。



カート・ラッセルはハリウッド版『ゴジラ』のアップルTVのドラマシリーズに出演。若い頃を実子のワイアット・ラッセルが演じているらしい。


でも今年公開される『ゴジラ×コング 新たなる帝国』の出演者にカート・ラッセルの名前は無かった。
2014年の『GODZILLA ゴジラ』から始まってキングコングが合流。『新たなる帝国』以前に映画が4作とネットフリックスでアニメシリーズが有ってアップルでドラマが有って。もう全くついて行ける気がしない。
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シネマ★シネマ★シネマ 1998年 20 [シネマ★シネマ★シネマ]



作品紹介

"BULWORTH" 『ブルワース』
製作・監督・脚本・出演 : ウォーレン・ベイティ
出演 : ハリー・ベリー、ドン・チードル、ジャック・ウォーデン、ポール・ソルヴィノ

"THE HORSE WHISPERER" 『モンタナの風に抱かれて』
製作・監督・出演 : ロバート・レッドフォード
出演 : クリスティン・スコット・トーマス、サム・ニール、ダイアン・ウィースト、スカーレット・ヨハンソン

"SHOOTING FISH" 『シューティング・フィッシュ』
監督・脚本 : ステファン・シュウォーツ
出演 : ダン・ファターマン、スチュアート・タウンゼント、ケイト・ベッキンセイル


全米興行成績トップ10

"WOO"
監督 : デイジー・フォン・シャーラー・メイヤー
出演 : ジェイダ・ピンケット・スミス、トミー・デイヴィッドソン、デイヴ・チャペル、LL・クール・J

"DEEP IMPACT" 『ディープ・インパクト』

の2本が初登場。


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ロバート・レッドフォードと言えばソフトフォーカスのイメージ。
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ちょっとポール・ダノに似てると思う。ポール・ダノが似てるのか。ポール・ダノも60過ぎてからアクションスターになったりするのかも。

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シネマ★シネマ★シネマ 1998年 19 [シネマ★シネマ★シネマ]



作品紹介

"DEEP IMPACT" 『ディープ・インパクト』
監督 : ミミ・レダー
出演 : ロバート・デュヴァル、ティア・レオーニ、モーガン・フリーマン、イライジャ・ウッド、リーリー・ソビエスキー、ジェームズ・クロムウェル

"QUEST FOR CAMELOT" 『キャメロット』
監督 : フレデリック・デュショー
声の出演 : ジェサリン・ギルシグ、ケイリー・エルウィズ、ゲイリー・オールドマン、ピアース・ブロスナン、ガブリエル・バーン

"SOUR GRAPES" 『アトランティック・マネー』
監督・脚本 : ラリー・デヴィッド
出演 : スティーヴン・ウェバー、クレイグ・ビアーコ、カレン・サイラス、ロビン・ピーターマン


全米興行成績トップ10

"SLIDING DOORS" 『スライディング・ドア』 (公開2週目)

"BLACK DOG" 『ブラック・ドッグ』
監督 : ケヴィン・フックス
出演 : パトリック・スウェイジ、ミートローフ、スティーヴン・トボロウスキー、チャールズ・ダットン

"LE MISERABLES" 『レ・ミゼラブル』

"HE GOT GAME" 『ラストゲーム』

の4本が初登場。


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大河原邦男先生はロバート・デュヴァルの輪郭を参考にレイズナーの顔をデザインしたとか(嘘)。
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1回戦 エディ対マシュー、スティーヴン対ベラ、トミー対マシュー





ウェストポーチがトレードマークのベラ。
スティーヴンとダニーは双子。実況はダニーが担当。



トミーはホールインワン率が高いと思う。
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『DOGMAN ドッグマン』『ネクスト・ゴール・ウィンズ』『コヴェナント/約束の救出』 [映画]

『DOGMAN ドッグマン』 2023年、フランス、1時間54分。を観た。
殺人事件の被疑者として勾留されているダグラスと名乗る人物から事情を聞く女性医師はその壮絶な半生を知る事となる。

GODを逆さにすればDOGだという事で神は誰にでも無慈悲であるけどその代わりに慈愛に満ちた犬が人間のそばにいてくれるという事なのだろう。
そういった信仰とか、どれだけ慎ましい幸せを望んでもままならない人生を描いた高尚な面も有るのだろうけどリュック・ベッソンらしい素っ頓狂な脚本だなと思いながら観ていた。
可愛さとハードバイオレンスの混在がリュック・ベッソン作品の一つの特徴ではないかと思う。『ニキータ』『レオン』『WASABI』など。本作の場合の可愛さは犬であるけど他の作品と違って犬だと可愛さの方が勝ってしまってハードバイオレンスと上手く混ざらなかったと思う。だから話し自体が素っ頓狂に思えたのかもしれない。

劇中で阪神タイガースのユニフォームを着ている人がチラッとだけ映っていた様な気がした。

ヨーロッパ・コープのロゴを久し振りに見たが『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』がコケて経営が傾いてリュック・ベッソンは経営権を手放したという事らしい。会社自体は存続してしばらくはリュック・ベッソンの作品も製作はするみたい。



『ネクスト・ゴール・ウィンズ』 2023年、イギリス=アメリカ、1時間44分。を観た。
アメリカ領サモアのサッカー代表チームが公式戦の初勝利を目指し白人監督を招聘する。

面白かった。タイカ・ワイティティ監督は大作映画とかよりも本作の様な小規模作品の中で異彩を放った方がいいんじゃないだろうか。本作はいわゆるプログラムピクチャーだろうと思うが、プログラムピクチャーとしての定番な作りの中にタイカ・ワイティティ監督ならではの外し方が上手くはまっていたと思う。
主役のマイケル・ファスベンダーは初コメディだろうか。今まではシリアスな役でしか見た事が無かったけどコメディも上手くて面白かった。

スポーツはやはりどうしても勝ち負けに拘る事になってしまうが、最近は勝ったから嬉しいよりも負けたから悔しいの方に感情移入してしまい、勝っても負けても上手でも下手でも続ける事が大事という考え方になってきた。
その続けるモチベーションの一つとしての勝ち負けとそれを受け入れる事が大事なのかなあと本作を観て思う。スポーツを全然しないけども。



『コヴェナント/約束の救出』 2022年、アメリカ、2時間2分。を観た。
2018年、タリバン支配下のアフガニスタン。アメリカ陸軍ジョン・キンリー軍曹率いる部隊はある作戦において絶対絶命の危機に陥る。その中で軍曹の命を救ったのは現地通訳のアーメッドだった。しかしその事でアーメッドはタリバンから命を狙われる事になる。

戦争、戦場の辛い現実が描かれていてそれをただ観ているだけなのに辛かった。本作は一応美談となってはいるけど美談のその後の現実も伝えられていてそっちがまたより辛かった。
戦闘シーンなどはポール・グリーングラス監督作品を参考にしているのではないかと感じた。誰に対しても人の命が失われる様とかが淡々と描かれるので辛さが増すのかもしれない。

主人公の上官役はジョニー・リー・ミラーだった。随分とおじさんになったなあと思ったが若い頃の面影も当然有る。
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カンフー・パンダ4



ジャック・ブラックの足の上がり方が相変わらず見事。
アンジェリーナ・ジョリーとジャッキーは出ていないみたい。
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1回戦第1試合 ダニー対ウルフ



1回戦と言ってもすでに準々決勝。優勝候補の一人であるダニーが敗れる波乱の幕開け。
ここでの18番ホールはボーナスステージみたいな感じなのでそこは使わずに1番ホールを2回使用しているガチ対決。
準決勝、決勝はそれぞれ別の場所でやるのだろうか?
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『ハンテッド 狩られる夜』『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』 [映画]

『ハンテッド 狩られる夜』 2023年、アメリカ=フランス、1時間35分。を観た。
深夜のガソリンスタンドで長距離射撃で狙われるアリス。

アレクサンドル・アジャ製作という事でフランスでの話しなのかと思っていたが映画が始まってしばらく経ってからフランス語じゃないなと気付いた。元々がスペイン映画『シャドウ・スナイパー』(2014年)のリメイク。そちらではどこの話なのかは未見なので分からない。
どこの話しだからどうとかいう事でも無いのだけどなんか気になってしまう。銃社会である事が重要ではある。
フランス語、アメリカ英語、スペイン語の違いで作品の雰囲気もちょっとは変わってくるとは思う。フランス語よりもアメリカ英語で作りたいという事なのか。作品のセールス的には英語の方が有利なのかも。

アレクサンドル・アジャは『屋敷女』(2007年)の監督だと思っていたけど『屋敷女』の監督はアレクサンドル・バスティロ(ジュリアン・モーリーとの共同監督)だった。
本作の主演カミーユ・ロウはそのアレクサンドル・バスティロ、ジュリアン・モーリーの監督作品『ザ・ディープ・ハウス』(2021年)で主演していてアレクサンドルで繋がっている。『ザ・ディープ・ハウス』も確かフランスでの話では無かった。カミーユ・ロウはアメリカとフランスとのハーフなので英語もフランス語も話せるみたい。



『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』 2023年、アメリカ、1時間41分。を観た。
1950年代からロックンロールの草分けの一人として活躍したリトル・リチャードの半生を描く。

名前は初耳だったけど知っている曲は有った。中でも「のっぽのサリー」は『プレデター』で冒頭に流れるのが印象深い。

カール・ウェザースが今年の2月に逝去。『ロッキー』シリーズのアポロ・クリード、『プレデター』のディロンと脇役での方が有名かと思うが黒人スターがもっと当たり前の時代だったらもっとビッグスターになっていただろうと思う。


リトル・リチャードも楽曲自体はよく知られているがオリジナルである自身よりもビートルズやプレスリーなどがカバーした方が有名、と言うか売れたという事らしい。それもやはり黒人だからという事も理由の一つなのか。

その半生はアーティストならではと思える波乱の人生。本作を観た限りではその晩年に至るまで歌手としてのパフォーマンスは衰える事は無かったのが凄いなと思った。
歌手活動としての始まりがゴスペルでロックスターになってからも要所要所でゴスペルにも関わっていたという事。元々持って生まれた才能でもあるのだろうけど、それに加えて基本がゴスペルなので更に歌唱力が半端なかったのだろう。
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タイガー・クイーン

情報が遅過ぎるが数日前にタイガー・クイーンの存在を知った。


初代タイガーマスクがデビューした時、その姿を見て「佐山だ」と気付いた人がいた。と聞くが、タイガー・クイーンの場合も薄々気付かれてはいるみたい。

それにしても佐山さんのローリングソバットがエグ過ぎる。
https://www.youtube.com/shorts/6hTS5SK7YPM
https://www.youtube.com/shorts/VB8uhJ4OC0w
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『漫才協会 THE MOVIE ~舞台の上の懲りない面々~』『梟 ‐フクロウ‐』 [映画]

『漫才協会 THE MOVIE ~舞台の上の懲りない面々~』 2024年、日本、1時間40分。を観た。
漫才を中心とした演芸の普及向上、継承と振興を図る事を主眼として設立された一般社団法人漫才協会。浅草東洋館を活動の拠点とし日々多くの芸人が舞台に立ち続けている。

池袋シネマ・ロサにて。

ドキュメンタリー映画。舞台では面白おかしく振る舞う芸人さんの舞台裏での健全さを前面に押し出している。それは個人は元より団体としても何か過去にやましい事が有ったからではないかと想像してしまう。浅草でストリップ小屋を始まりとした興行となればそれはもうそういう反社会的な関係の人達が関わっていたのだろうと思う。飲む打つ買うが当たり前の業界であったとよく聞くし。今でも常識や法律の範囲内でそういう所は有るのかもしれない。時に法律からはみ出してしまう人もいて。
フランス座出身のビートたけしさんがそういう反社会的な人達を描いた映画を多く作っているのは浅草フランス座時代に関わっていたのかは分からないけど目にする事は度々有ったからではないだろうか。
関西の吉本興業もそういった関係を切るために苦労をした。みたいな事を何かでチラッと読んだ様な気がする。
演芸だけに限った事ではなくて昔から有る興行と呼ばれたものには反社会的な人達との関係が恐らく有ったのだろう。地方に巡業に行った時などのその土地土地のそういった人たちとも。
現在の世論的な事からすれば何事も健全でなければならないのかもしれないが、お笑い、芸能、もっと大きく芸術に関して反社会的な事だけではなくモラルとして健全である事がいいのか、正しいのかと言えばどうなんだろうとも思う。健全さを前面に押し出している本作が面白い映画であったかと言えばそうとも言えなかったのがそれを現している様でもあった。



『梟 ‐フクロウ‐』 2022年、韓国、1時間58分。を観た。
朝鮮王朝実録に記されている王の子の謎の死。その現場を盲目の鍼師ギョンスが目撃していた。

単なるサスペンスミステリーを期待していたが、権力者がその力をふるう中で庶民が翻弄される姿を描く韓国映画でよく観るタイプの作品でもあった。1960年代からの軍事政権時代を描いた作品を朝鮮王朝時代に置き換えた様な。
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『犯罪都市 NO WAY OUT』『落下の解剖学』 [映画]

『犯罪都市 NO WAY OUT』 2023年、韓国、1時間45分。を観た。
不審死事件を捜査するマ・ソクト刑事は新手の合成麻薬"ハイパー"の存在に辿り着く。"ハイパー"を巡って韓国、中国、日本の悪者共が蠢く中にマ・ソクト刑事は拳だけで乗り込んでいく。

『犯罪都市』シリーズ3作目。前作から7年後の2015年の話でまだ現在には追いついていない。4作目も同時進行で撮影しているらしい。
前2作品ではマ・ソクト刑事はソウル・クムチョン(衿川)署強力班の所属だったけど本作ではソウル地方警察庁広域捜査隊に異動している。より広い管轄、韓国全域(?)の事件に首を突っ込める様になったという事だろうか。前作ではベトナムで勝手に捜査していた。

マ・ソクト刑事の強さの秘密は実はディフェンスの方に有るのだろうと思った。ボクシングをしていたという設定になっているので(本作から?だからなのかビンタの回数がかなり減った。一回だけだったと思う。)ディフェンスの技術もかなり高度に見えるがそれよりもなによりもとにかく打たれ強い。痛みに鈍感と言った方が正しいのかもしれない。背後から凶器でクリーンヒットすればちゃんと気を失って、車に轢かれればダメージは受けるけども、そのダメージを後に引きずらずにむしろパワーアップして全力を出しきれる。それは戦う側からしたら脅威でしかないだろうと想像する。『ターミネーター』の韓国版リメイク出来そう。
マ・ドンソクのアクションも上手いのだろうけど映像としての見せ方も上手いと思う。ちゃんと相手の急所めがけてパンチを出していて思いっきり当てにいっているように見える。どうやってパンチを出してそれをどこからどう撮ればそういう風に見えるのかを熟知しているのだろう。
実際に当たってしまう事もそれで怪我をする事も有るのだろうけど、それはもう仕方ないと覚悟の上で。それくらいの覚悟がないと手に汗握る様なアクションにはならないのかもしれない。観客がそれを期待してしまうし。



『落下の解剖学』 2023年、フランス、2時間32分。を観た。
フランス。山荘に暮らす三人家族。フランス人の父、ドイツ人の母、視覚障がいを持つ11歳の息子。ある日息子が飼い犬を連れた散歩から戻ると庭先で倒れている父親に気付く。

ネタバレ有り。

裁判の展開が丁寧に描かれていて、これは裁判とはどういうものなのかが描かれている映画なのだと思った。
片方は無罪を主張し、片方は有罪にする事を目的としていてその為に証人や証拠を用意して裁判で発表(発表?)するが、一つの証拠をもってしても無罪を主張するための証拠になる事も有れば逆にそれが有罪の証拠になる事も有り得る。それを如何に自分達の主張の方が正しいか、正しくなくても説得力が有るかを競い合っているようで、真実を探り明らかにするのが目的では無いようにも思えた。
確か本作の中でも二つのの選択肢が有った場合どれから一つを選ばなければならない。みたいな事を言っていたと思う。裁判にかけられたら何かしらの一つの答えを出さなければならなくて、どっちでもいいじゃんは有り得なくて。だから無理矢理にでも答えを捻り出さなければならない。そこに真実の追及という考え自体あまり必要ではなくて、だから本作でも何が真実だったのかはっきりと明かされないのか。
結局どういう判断であの結審に至ったのかも説明されない。それは逆の結果になっていた可能性もかなり高かったという事なのではないかと思う。

弁護士役のスワン・アルローがカッコ良かった。これから世界中で大人気になるんじゃないだろうか。もう既になっているのかも。名前がスワンなのが出来すぎの様な気がするが綴りはSWANNで英語のSWANとは違う。

カンヌ国際映画祭でパルム・ドッグ賞を受賞。確かにあの犬は賢そうで演技力も有った。当人(人?)は演技しているとは思っていないだろうけど。
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『マダム・ウェブ』『神探大戦』 [映画]

『マダム・ウェブ』 2024年、アメリカ、1時間56分。を観た。
1973年、ペルーのジャングルでコンスタンス・ウェブは探し求めていた蜘蛛を発見する。30年後のニューヨーク、娘のカサンドラ・ウェブは救急隊員としての日々を過ごしていた。

マーベルのヒーロー映画はもう観ないつもりでいたが予告を目にしたらタハール・ラヒムが出ていたのでちょっと気にはなっていた。そして観ようと思ったひと押しはダイアンが宣伝していたから。
ハリウッド大作の宣伝に映画と関係の無い芸能人を使う事に批判も有るけど、それきっかけで観てみようと思う人もいるわけだから一概に良くない事とは言えないかもしれない。と今度の事で思った。逆にこの人が宣伝しているから観る気を失ったという事も有るだろうし。



最上級の「スーを差し上げます。受け取ってください」の時だけ片仮名の「スー」になる。



本作はディズニーのマーベルヒーロー作品ではなく、ソニーの主にスパイダーマンを中心としたソニー・スパイダーマン・ユニバース(SSU)と知ったのは本編上映が始まってコロンビアのロゴが出てから。ディズニーとソニーのマーベルヒーローが全く無関係ではなくてそこら辺はややこしくてよく分かっていない。本作ではまだ2003年の話なので半分に減るのはこれから起こるのか、こちらでは起こらない事になるのか。
恐らくアニメの『スパイダーバース』シリーズともつながっているんではないかと思う。もしそうならさっぱり分からなくなってしまう。
ダイアンが宣伝に起用されたのは「ごいごいすー」の「すー」の部分だけでスパイダーマンとギリギリ薄く関わっているのかもしれない。

宣伝でマーベル映画初の本格ミステリーと言われているがどこら辺がミステリーなのかよく分からない。観客も推理するタイプのミステリーではなかった。カサンドラがどの様にしてマダム・ウェブと呼ばれるスーパーヒーローになったのかが描かれるという意味でのミステリーだったとしたら別にそういうのはこれまでにも有ったし。
予知能力がスーパーヒーローとしての能力として見栄えのするものなのかと言えば本作ではそんな事は無かった。スーパーヒーローでは無いけど予知能力を持つ主人公の映画で言えばニコラス・ケイジ主演の『NEXT ‐ネクスト‐』は面白かった。

タハール・ラヒムがこの後もハリウッド大作で活躍出来るのかと言えば本作だけで評価されると微妙なんではないか。

女子高校生三人(スパイダーウーマン?)の内の一人のシドニー・スウィーニーは実年齢は26歳で大人の女性。
アメリカの興行成績ベスト10に何週間もランクインしているこちらの方が実年齢に近い役なのかも。

ハリウッドエクスプレスでは何週間も上の動画の同じ映像が流れていて、シリアスな恋愛映画なのかと思っていたけど下の動画を観るとロマンチックコメディだったので観てみたい。




『神探大戦』 2023年、香港、1時間40分。を観た。
香港で起きた未解決の凶悪事件に関連した人物達が殺され殺害現場に「神探」のメッセージが残される。かつて神探(神の捜査官)と呼ばれた元刑事の男がその独特な捜査手段で犯人に近づいていく。

ヒューマントラストシネマ渋谷 "未体験ゾーンの映画たち2024"にて。
2022年の東京国際映画祭で上映されて、その後にも2回くらいかなり限定的に映画館で上映されたのをやっと観る事が出来た。

ジョニー・トー監督作品の脚本家で知られるワイ・カーファイ。『マッスル・モンク』(2003年)や『MAD探偵 7人の容疑者』(2007年)などでは共同監督も務めていて本作では単独での監督作品(脚本も担当)。
その『MAD探偵』の主人公と本作の主人公はどちらもラウ・チウワンが演じていてよく似ているが同一人物ではないみたい。すっかり忘れていたが『MAD探偵』の主人公の方は×んでた。
本作だけでも十分に面白いけどそれでも同一人物で違う世界線での物語として観た方がより面白いのだろうと思う。

本作での香港警察のオフィスの様に香港映画も小綺麗な感じになってしまっている様に思えるけど、本作にはかつての泥臭い雰囲気も感じられてそれが良かった。
最後に中国当局の圧力か忖度か何かは分からないが警察組織を褒め称える方向に行くと思わせてギャグに持っていくのが面白かった。それはラストシーンも含めての反骨精神の様にも窺えた。正義は必ず勝つ。の綺麗事だけではこの世の中は成り立っていないというのが『MAD探偵』と本作で描かれている事だろうし。



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ピピルマピピルマプリリンパ

ちゃんと観た事は無いけどエンディングが好き。


葦プロダクションが来年設立50周年。
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『ボーはおそれている』 [映画]

『ボーはおそれている』 2023年、アメリカ、2時間59分。を観た。
ボー・ワッサーマンは母に会いに行く予定だったが出発当日寝坊してしまい更には家の鍵を盗まれ外に出る事自体が難しくなっていた。その事を電話で伝えると母は不機嫌になりボーは途方に暮れ不安が押し寄せる。掛かり付けの医者に処方された薬を飲もうとするが水で飲むようにと言われていたため目の前にある食料雑貨店に駆け込まなければならなかった。その隙をついて大勢の者たちがボーの家に上がり込んで家の中をメチャクチャにするのだった。家の惨状に更に途方に暮れるボーが風呂に入る準備を整え再度母に電話をすると電話に出たのは荷物を届けに来た配達員だという。

よく分からない映画だった。

追記。
よく分からないはアリ・アスター監督にとっては恐らく褒め言葉。よく分からない映画を撮ろうとしているのだろうし。
宇宙規模で言ったら分かっている事より分かっていない事の方が圧倒的に多いはずで。それを分かっている範囲で物語を作るのが常識とされてきて、でも現実にはよく分からない事は起きるわけで。人間同士が殺戮兵器を使って大量に殺し合う戦争が起きるのも本当ならするはずが無いのに起こってしまう。戦争に関しては色々理屈は付けられそうだけど、よく分からないのに起きてしまう事を憶測とか希望的観測とかであれこれと理由付けしないで描いている。映画として大分誇張されている所は有るけど。だからよく分からなくて当然。
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『ダム・マネー ウォール街を狙え!』『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』 [映画]

『ダム・マネー ウォール街を狙え!』 2023年、アメリカ、1時間45分。を観た。
コロナ禍の2021年、コンピューターゲームの大手小売り業ゲームストップの株がヘッジファンドの空売りの対象となり株価が下落しヘッジファンドの目論見通りに事は進んでいた。ゲームストップの業績を評価する個人投資家でありユーチューバー"ローリング・キティ"でもあるキース・ギルは自身の番組でゲームストップ社への評価を訴えるが視聴者の反応は芳しくなかった。しかし地道な活動を続ける内にSNSを通じて個人投資家達の連帯が繋がり始める。

実際に起きた出来事を映画化。ゲームストップが社名なのも知らなかったしそもそもが株や経済の事が分かっていないので理解出来るか心配だった。実際最初の内はなんの事だかさっぱり分からなかったけど、途中で「階級闘争」という言葉が出てきてこれはそういう映画なのだという事が分かってからはとても面白かった。持たざる者達の持てる者への闘争、革命の物語であって、持たざる者達の最大の武器は信念と連帯であると。その姿が感動的だった。まあでもそれは映画であるからで美化されている所は過分に有って実際はどうだったのかは分からない。そもそもが全ての人が平等である事を目指した社会主義革命の様な崇高な志ではなかったわけで、持てる者たちだけが儲かるシステムになってしまっている現在の経済の仕組みをぶち壊して俺ら私たちも儲けたい。っていう事なのだろうし。社会主義革命も結局は崇高な志は続かなかったのだから一緒なのかもしれないが。
デジタル時代の現在の革命にはSNSが重要なアイテムであり、それはコロナ禍によってオンラインでの繋がりが顕著になった事で更に重要さが増した事が描かれている。でも結局はSNSを使うのは生身の人間であるのだというアナログな感情面も描かれていて浪花節的な所からは逃れられないのかもしれない。そういうのをズル賢い人は突いて意図的な誤情報や風評等を流して悪用したりもするのだろう。

キース・ギルのお父さん役の人は『ショーシャンクの空に』の看守役の人だった。クランシー・ブラウン。



『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』 2023年、アメリカ、1時間49分。を観た。
直情的な性格が災いして働き口を失ったマイク。まだ幼い妹アビーの養育権のために閉鎖されたレストランの深夜警備の仕事に就く。

世界的人気ホラーゲームの映画化。元々がどういうゲームなのかは分からないが映画化の際にはスティーヴン・キングが原作かの様な物語になっていてそれはそれで面白かった。
スティーヴン・キング関連ではないがホラー映画『チャイルド・プレイ』な要素も入っていた様にも思える。『チャイルド・プレイ』では子供の姿をした人形チャッキーの恐怖が描かれ、本作では動物の着ぐるみの姿をしたロボットたち。チャッキーの場合はだんだんと容姿がホラーバージョンに変わっていったかと思うが本作ではほとんど見た目が変わらない。最初から不気味ではあったけどあまり恐怖にはなっていない様に感じたが最後に出てくるボスキャラだけは何故かマッチョで厳つい。レストランのマスコットキャラなのに。この世に厳ついマスコットキャラが存在しないかと言えばそんな事も無いのだろうけど。ゆるキャラに対抗して厳キャラ。

いつ以来だか思い出せないくらいに久し振りにメアリー・スチュアート・マスターソンを見た。一目でメアリー・スチュアート・マスターソンと分かるくらいに見た目が変わっていなかったのは日頃の努力の賜物なのか。
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