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『スティルウォーター』『シチリアを征服したクマ王国の物語』『マークスマン』『クライ・マッチョ』 [映画]

『スティルウォーター』を観た。2021年、アメリカ、2時間19分。
アメリカ、オクラホマの石油掘削作業員ビル・ベイカーは不況のため現在は日雇い労働に従事していたがある用事のため定期的にフランスのマルセイユを訪れなければならなかった。

ネタバレ有り。

予告は目にしなかったのでマット・デイモン主演という事と、マット・デイモンが父親役で娘に何か災難が起こる。くらいの前情報で観た。
娘役がアビゲイル・ブレスリンだったのが意外だったしフランス語が違和感無く聴こえるほど上手かったのも意外だった。
タイトルからすると水が関係した社会派作品かと思ったがスティルウォーターは実在する地名。日本、東京でいうと御茶ノ水的な。
リーアム・ニーソン主演作『96時間』から続く実は父親が最強なアクション映画かとも思っていた。マット・デイモンと言えばジェイソン・ボーンだし。
しかし本作でのマット・デイモンは全然ジェイソン・ボーンではなかった。かと言ってもう一つの代表作『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の時の天才的頭脳の持ち主でもなくごく普通の一般人。
娘は異国の地で事件に巻き込まれていて、何も特別な能力は持っていない父親は娘を救う事が出来るのか。といったサスペンスなストーリーではあるけど事件解決に向けてはなかなかすんなりとは行かない。むしろ積極的に脇道に逸れていく感じ。だけどそれが何故かじれったくは思わなかった。主人公のキャラクター、現在の様子は決して愛想の良いタイプではないけど礼儀正しく、過去に何が有ったかは詳しくは描かれないが情報は小出しにされる事で人間として好感、共感の持てる所(娘からすると最悪な父親だったみたいだけど)がサスペンスに進展が無くてもイライラしなかったのかもしれない。
事件が起こったなら必ずと言っていいほど解決するのがフィクションの良いところで、本作でも紆余曲折が有った末に完全とは言えないが作品的に解決する。しかしそれで良かった。という物語では無く、本作が何を描こうとしたのかは主人公ビルの最後の台詞に有るのだろうと思う。今回のマルセイユでの経験によってビルの人生も人間性も全く別のものになって、だからこそビルの目から見た住み慣れた町の景色はそれまでとは全く別のものになったのだろうと思う。そういう一人の人間が変わっていく姿、多分いい方に変わった姿が描かれている物語だったのだと思う。
だったらサスペンスは無くても良かったかと思うが、あれくらいの事が起きないとそうそう人間変われるものではないという事か。
という事でいい映画だった。



『シチリアを征服したクマ王国の物語』を観た。2019年、フランス=イタリア、1時間22分。
昔々、森奥深いクマ王国の国王が川ではぐれた息子を探して国民総出で人間たちの街シチリアへとたどり着く。人間と友好的に関わりたいクマたちだったがクマの大群の出現に恐れおののく邪悪な大公は開戦を即決。クマたちはやむを得ず大公率いる軍隊と戦う事となる。

イタリアの児童文学をアニメーション化。シチリアとタイトルで示されているのでイタリアの話なんだろうなと思っていた。実際そうなんだけどどうも話している言葉がイタリア語っぽくなく、聞いているとどうやらフランス語。そう言えばイタリアでアニメ作品を作っているイメージがほとんど無いし、フランス語を話しているという事はフランスで制作されているのかと納得がいった。本作のロレンツォ・マトッティ監督はイタリア人で現在はフランスで活動しているアーティストとの事。巨大化け猫とか海の化け物ヘビはさすがアーティストといった感じの恐怖感満載の存在だった。
イタリアで作られたアニメで思い出せるのは『名探偵ホームズ』。初めはイタリアのテレビ局から持ち掛けられた企画で宮崎駿監督が関わった最初の数本はイタリアと日本の合作という事だったと思う。
その数本で何かしらの事情により製作は中止されるが後に日本主体でテレビシリーズが製作される。

手描きのアニメかと思ったがどうやらCGっぽい。CGも使いつつ手描きの所も有りなのか。それが不満という事では無いけど、全編手描きアニメだったらもっと良かったなとつい思ってしまう。




『マークスマン』を観た。2021年、アメリカ、1時間48分。
アメリカとメキシコの国境近くの牧場で暮らす元海兵隊のジム。メキシコからの密入国者を見つけ次第国境警備隊に報告するのも日々の重要な仕事となっていた。ある日、母親と子供の密入国者を発見するがその母子は麻薬カルテルに追われていた。

リーアム・ニーソンがいつもより最強度は少し抑えめの最強の男を演じる。とは言え海兵隊での狙撃兵としては勲章を授かるほど。
しかし今回の敵はメキシコの麻薬カルテル。メキシコの麻薬カルテルと言えば色んな映画でその残虐さっぷりを見せつけてきて本作でも出会うもの皆傷付けていくスタイル。そんなのと敵対してどういう決着をつけるのか、生半可な事では決着はつかないと考えていたがそこまで厳しくはなくどちらかと言えば緩めな決着の様に思えた。あれは麻薬カルテルとは言っているけどまだ新興で巨大組織ではないという事なのだろうと考えれば一応納得は出来る。



『クライ・マッチョ』を観た。2021年、アメリカ、1時間44分。
1980年、テキサス。元ロデオスターのマイク・マイロの元に昔馴染みで恩義が有りながら喧嘩別れした男が1年振りに現れる。男はメキシコ人の元妻の元で養育されている13歳になる息子を連れてきて欲しいとマイクに半ば強制的に頼み断り切れないマイクはメキシコへと向かう。

予告を見た時点でイーストウッドの老いが急激に進んだ感じはしていてそれが不安でもあった。
映画本編を観るとその不安通りでありつつ、でも老いたからこその可愛らしさみたいなのも感じられた。
しかし60年近く映画スターであり続けた上で90歳を超えて主演映画が作られる人はそんなにはいないわけで。しかもその内容が終活とかそういった辛気臭いものではなく、あくまでイーストウッド主演作品、これまでの主演作品の延長上にあってこの先もまだ続くんじゃないかと思わせてくれるのが良かった。ネバー・エンディング・イーストウッド・ストーリー。

闘鶏の雄鶏の名前がマッチョという所に全てが象徴されている様に思えた。チキンはスラングで臆病者の意味として使われるが思慮深さや慎重でもあるという事だろう。マッチョは強さ、男らしさという意味か。
チキンなだけではいけない。でも無理をしたマッチョもよろしくはない。思慮深く慎みを持った力強さが本物の男であり人間としてあるべき姿だと現在のイーストウッドは考えるが、自身の事を顧みれば若い頃には多少のやんちゃと無理は必要と。

ウィキペディアで本作の製作過程を読むと、一番最初は1988年にイーストウッドに話が行ってそれが色々有って中止に。
2000年代になってシュワルツェネッガー主演作で進みつつもここでも色々有って中止。
そして2020年になってイーストウッド監督主演作品として急速に事が進んで完成。とあった。
その話を信じるとシュワルツェネッガー主演作品として完成していたら明らかに『ターミネーター2』を想起させる作品になっていたんだろうなと思われる。

リニューアルされた丸の内ピカデリーシアター2の2階席で観た。
2階席の最前列で観たのでスクリーンのデカさは相変わらず。当然1階席の前方で観た方がもっとデカいんだろうけどそれだと見上げる姿勢になってツラい(1階席の最前列はリクライニングシートになっていた)が、2階席だと丁度目の前にデカいスクリーンが広がる感じ。
座席数が586から434(車椅子席が2)に変わったので席と席の間も余裕が出来ただろうと思う。今回は最前列だったけど普通に座ってて普通に前を通れる感じの広さ。ちなみにシアター1の方は802から623(車椅子席2)に。
リニューアル前は気圧の関係か何なのかよく分からないが扉を開け閉めする際にバタンバタンうるさかったけどそれも改善されたみたい。
一つ気を付けたいのが2階のトイレが無くなっていた。以前は有ったと思うのだけど。
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シネマ★シネマ★シネマ 1996年 5 [シネマ★シネマ★シネマ]



映画紹介

"THE JUROR" 『陪審員』
監督 : ブライアン・ギブソン
出演 : デミ・ムーア、アレック・ボールドウィン、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ジェームズ・ガンドルフィーニ

"THINGS TO DO IN DENVER WHEN YOU'RE DEAD" 『デンバーに死す時』
監督 : ゲイリー・フレダー
出演 : アンディ・ガルシア、ガブリエル・アンウォー、クリストファー・ウォーケン、クリストファー・ロイド、スティーヴ・ブシェミ

"DEAD MAN WALKING" 『デッドマン・ウォーキング』


全米興行成績トップ10

"SCREAMERS" 『スクリーマーズ』

"BED OF ROSES" 『マンハッタン花物語』
監督・脚本 : マイケル・ゴールデンバーグ
出演 : メアリー・スチュアート・マスターソン、クリスチャン・スレイター
の2本が初登場。
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きょうのポストカード(パトリオット、グッドモーニング,ベトナム) [映画のポストカード]

今日の午後ローはパトリオット。
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今日のBSプレミアム午後の映画はグッドモーニング,ベトナム。
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紅の豚放送記念


全国の多田信忠(ただのぶただ)さんのあだ名は紅の豚もしくはポルコ・ロッソだったりするのだろうか。

ひろしに乗る豚(わたしは豚ではない!)
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きょうのポストカード(ユージュアル・サスペクツ、コップランド) [映画のポストカード]

今日の午後ローはユージュアル・サスペクツ。
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明日の午後ローはコップランド。
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『日本語劇場版 サンダーバート55/GOGO』『ゼイリブ 〈4Kレストア版〉』 [映画]

『日本語劇場版 サンダーバート55/GOGO』を観た。2021年、イギリス、1時間31分。
過去の音源を基に新たに作られたサンダーバード。

サンダーバードに対して特に思い入れは無いので1960年当時の作り方を忠実に再現して新たに作られたという事に対しても平坦な気持ちをキープ。
本作が一本の映画としてちゃんと成り立っているかというとそこは微妙。元々映画としては作られていないのか。過去にレコード盤で作られた音声劇を映像化したという事で三編からなっているけどその三編に物語としての繋がりは特にない。

サンダーバードには苦手意識とはちょっと違うけどサンダーバード独特の間(ま)が気になってしまう。サンダーバードだけではなく人形劇の独特の間なのかも。何かしらのリアクションの時に多分一秒にも満たないくらいの間が空いて、何か有るのかと思うとなんにも無い。なんにも無い事に対してもなんにも無くスルーされる。「いや、なんも無いんかい!」と関西の人ならツッコミたくなる様な気がするけどどうなんだろう。



『ゼイリブ 〈4Kレストア版〉』1988年、アメリカ、1時間34分。
自分達とは違う何者かによって仕組まれこれまでとは違う社会になろうとしている。その事を知った男が仲間と共に力ずくで抗おうとする。

≪JOHN CARPENTER RETROSPECTIVE 2022≫にて。

大分昔に一度だけ観た事が有る。その時でも既にカルト的な人気が有ったと思うが自分としては今イチ乗り切れないままに現在まで至っていた。
2022年の今でもカルト的な人気は根強く何かの陰謀説めいた事が起きるとネット上で本作が話題に出てくるのをよく目にしていた。
面白ポイントの一つとされる眼鏡掛けろ掛けないバトルの事は気になっていて、今回観てその面白さが分かった事がとても良かった。
あれは二人の男の路上プロレスをただ見るのではなく、二人がプロレスしている理由、この眼鏡を掛けろ、その眼鏡を掛けたくない。で闘っている事を理解した上で見るとメチャクチャ面白い。
またあのプロレスしている時間の長さも面白い。理由と時間の長さが釣り合っていなくて。眼鏡を掛けさせようとしている男と掛ける事を断固拒否している男両者の気持ちも理解は出来るけど。
そして実はあの路上が大通りに面していて通行人から丸見えだったというのも面白かった。

ラストにちょっとしたオチ的なものが有るのが今回観た3作品に共通していた。本作のはただのお色気セクシーショットなだけでなく何者かによる侵略は相当根深い所まで進行していた事が分かる。

確かプログラムとして販売されていたと思うがポストカードが付いているという事で買ったら中身はほぼポストカードがメインだった。
昔のビデオテープの紙パッケージを模している外箱。
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裏面。箱の縁の印刷が薄れているのはそういうデザイン。
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中にはビデオテープのデザインがされた内箱も入っている。
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1作品につき5枚の大判のポストカード。
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眼鏡掛けろ掛けないプロレスのシーンが有ったのが嬉しい。
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『ニューヨーク1997〈4Kレストア版〉』『ガリバーの宇宙旅行』『魔犬ライナー0011変身せよ! 『ザ・フォッグ〈4Kレストア版〉』 [映画]

『ニューヨーク1997〈4Kレストア版〉』を観た。1981年、アメリカ、1時間39分。
1988年に犯罪発生率が400%増加したアメリカでは大都市ニューヨークのマンハッタン島全体を刑務所として犯罪者を収容し厳重に隔離していた。
1997年、アメリカ合衆国大統領専用機がハイジャックされマンハッタン島のビルに激突。大統領はポッドで脱出したが島の犯罪者たちに拉致される。今後の世界情勢を左右する重要会議が翌日に迫る中で大統領救出の任務を厳命されたのは元軍人で現在は犯罪者としてマンハッタン島に収容されるはずのスネーク・プリスキンだった。

≪JOHN CARPENTER RETROSPECTIVE 2022≫にて。

アウトローヒーロー、スネーク・プリスキンを生み出したという事だけで意義のある映画だろうと思う。
そのカッコ良さは多分見た目が8割から9割位有るんではないかと思う。
そして見た目のカッコ良さの8割から9割位はヘアースタイルに有るんではないかと思う。ボサボサ頭と形容される事も多いけど無造作の様でいて実はとっても整えられていて髪質もキューティクルが輝いている。無精ひげ(ひげも無精に見える様に整えられているのだろう)とアイパッチとのバランスで髪型もワイルドの様に見えるけど髪型だけで見れば実はそこまでワイルドではない。
ただ単にワイルドに汚くしようとすればどこまでも不潔に出来るのだろうけど、そうではなくてワイルドでありながら清潔感が有ってああいう風になりたいと思わせるビジュアルを作り上げた事がスネーク・プリスキンをアウトローヒーローのアイコンと言われるまでの存在にしたのではないだろうか。
現在リー・ワネルによってリメイク作が進行中との事。完成するかは未定。スネーク・プリスキンにはカート・ラッセルの息子のワイアット・ラッセルへの待望論も有るけど本人は否定している。父親が作り上げたビジュアルがどれくらい再現されるかに注目が行ってしまうのだろうからそれはやりたくないのかもしれない。

おじさん達の脇役陣が充実しているが中でもリー・ヴァン・クリーフがカッコいい。実は出演作は2、3本しか観た事がない。
スネーク・プリスキンを作り上げたカート・ラッセルとは違って見た目は多分普段のままなんではないかと思うがそれでも画面上でスネーク・プリスキンと並んでも負けないくらいにカッコいい。

スタッフの中に若き頃のジェームズ・キャメロンがいた。というのは有名な話で。ジム・キャメロンでクレジットされている。
グライダーの飛行シーンでの線画のコンピューターグラフィックを担当したという話だったと思う。実際はコンピューターは使わずにアナログな方法を使ったとか。
三面モニターで正面と左右の側面の移動のシンクロが素晴らしい。



『ガリバーの宇宙旅行』1965年、日本、1時間20分。
みなしごの少年テッドはのら犬のマック、ブリキの兵隊人形、そして年老いたガリバーと出会う。数々の冒険をしたガリバーは宇宙旅行を計画していた。テッドたちは宇宙船ガリバー号で青い希望の星を目指す。

丸の内TOEI ≪東映創立70周年"エンターテインメント・アーカイブ"特集上映・2021冬≫にて。

東映動画の劇場用アニメ。冒険ファンタジー。
1960年代はアメリカとソ連が冷戦の一端として宇宙開発競争でしのぎを削っていた時代。本作での宇宙にこそ希望が有るが行ってみたらそこでも争いが起こっていたというお話はそういった現実を反映しているのかもしれない。

主人公テッドの声は"上を向いて歩こう"の坂本九さん。少年の声は女性声優の方が演じられるケースの方が多いのではないかと思う。本作の絵柄に坂本九さんの声が合っているかと言えばちょっと微妙かなと思うが坂本九さんの少年役は全く問題無かった。
ガリバーの声は宮口精二さん。声優としてのお仕事はアメリカのテレビドラマの吹替えをされていたみたい。それに実写作品でもアフレコが多かっただろうから上手い。



『魔犬ライナー0011変身せよ!』1972年、日本、50分。
数々の怪事件が起こり林博士は宇宙人侵略説を唱えるも学界からは非難される。博士の息子ツトムが家に連れ帰った母犬と子犬3匹は林博士殺害を目論む宇宙人から博士とツトムを守り犠牲となるが博士によってサイボーグ化され驚異の能力を持ち、宇宙人から人類を守るためにツトムと力を合わせて戦う事となる。

丸の内TOEI ≪東映創立70周年"エンターテインメント・アーカイブ"特集上映・2021冬≫にて。

東映動画の劇場用アニメ。
1970年代になってテレビの時代になったのだろう。日本映画は斜陽産業となり予算は削られ人材もテレビへと移っていく。という事なんだろうな、と感じられてしまう作品の質だった。それは主に作画面で。そういった時代に支えてくれたのは声優さん達の献身なのではないかと思う。
しかし日本のアニメそのものがそのまま廃れるのではなく、テレビアニメが隆盛を迎え、それがまた映画作品へと還っていく道筋になったのはそういう運命を辿る様に出来ていたのかもしれないと考えてしまう。当時の現場にいた人達からしたらそんな悠長で呑気な事では無かっただろうけど。
そして現在はネット配信がテレビも映画も呑み込もうとしている。



『ザ・フォッグ 〈4Kレストア版〉』1980年、アメリカ、1時間29分。
海沿いの町が創立100周年を迎えようとしていたがその町には知る人の少ないおぞましい歴史の秘密が隠されていた。そして霧と共に彼らは現れ町民に復讐を始める。

≪JOHN CARPENTER RETROSPECTIVE 2022≫にて。
今回上映される3作品の中で本作だけ初見。

映画だけではなく静と動が物語にうねりみたいなものを生み出すのではないだろうか。
ホラー映画の帝王と呼ばれるジョン・カーペンター監督の作品は実は静の部分が多い様に思う。昔はそれが退屈に思えていた事も有ったけど、動だけではただ一本調子で騒がしいだけで、静と動が有る事でうねりみたいなものが出来るし、そのうねりが厚みにもなるのではないだろうか。
本作は霧が恐怖の対象となっているので余計に静かだけどそれは当然の事で。そもそも霧は音を立てずにじんわりと広がっていくものだし。そして静かに霧に包まれた時に恐怖が襲い掛かってくる。
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JOHN CARPENTER RETROSPECTIVE 2022 [映画]

ジョン・カーペンター監督作品3作『ザ・フォッグ』『ニューヨーク1997』『ゼイリブ』の4Kレストア版を都内ではヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺の3館で3週間特集上映中。

新宿武蔵野館
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アップリンク吉祥寺
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『ニューヨーク1997』ではこのポスターが一番好き。確かドイツ版だったんじゃないかと思う。
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丸の内TOEI① [映画]

丸の内TOEI①ではロビーに東映作品のポスターが展示されている。期間限定なのかは分からない。撮影禁止の表示も無かったので数枚を撮影。
悦っちゃん。
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恐らく合成ではないかと思うが物凄く合成が上手くいっている。
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何故か1枚だけジャッキーのが有った。モンキー・パンチ先生作画の『ドランクモンキー酔拳』のポスターの上にロビーカードが3枚。
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漫画原作。
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このポスター展示で丸の内TOEI①に2階席が有る事を今更知った。2階席は常に開放されているわけではなく、混雑時、多分舞台挨拶などが有った時に開放されるらしい。
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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』 [映画]

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を観た。2021年、アメリカ、2時間29分。
ピーター・パーカーの思いつきとドクター・ストレンジのひらめきによって禁断のマルチ・バースの扉が開かれる。

スパイダーマンファン感謝祭といった感じ。なのでファンとは言えない自分にとっては疎外感が有った。長いし。疎外感はスパイダーマンに限った事ではなく今やマーベルのアメコミヒーロー映画全般に言える事ではある。でも疎外されているからといって寂しいとも思わない。強がりではなく。それは承知の上だし、なんだったらこっち側からも疎外してる様な感じだから。
とは言っても物語としては物凄く悲しい話で。その原因はピーター・パーカーが浅はかだったとも言えなくは無いけど、それよりもスパイダーマンの正体を知った民衆の行ないがまたそれ以上に浅はかだったことが原因なわけで。しかしその民衆を憎まず、民衆の誰かに困った事が起こればスーパーヒーローであり親愛なる隣人として助けに向かう。その健気さには心打たれるものは有ったけどいくらアメコミヒーローとは言えそこまで重荷を背負わせなくてもいいんじゃないかと思ってしまう。この気持ちは『若おかみは小学生』を観た時と同じ。
結局は「大いなる能力には大いなる責任が伴う」という言葉に集約されるのだろう。それを受け容れるピーター・パーカーはいい奴だなと思う。

これにてトム・ホランド版のスパイダーマンは3部作完結という事らしいがこれでトム・ホランド卒業ではなく他の作品に顔を出して、またみんな集合という時に中心的な役割を担うのだろう。
トム・ホランドは童顔だけど大人っぽくてカッコいい表情の時がちょくちょく有った。

『エターナルズ』の時はスーパーヒーローキャラクターのネタ切れが深刻だったけど本作では悪役キャラクターのネタ切れが深刻だった。今回は禁じ手とも言える様な手段でしのいでいるけど今後も悪役には苦労するんじゃないだろうか。

本作以降もマルチ・バースが重要になってくるみたいだけどマルチ・バースとはなんぞや?の答えは世界全体、全ての生き物共通のマルチな世界が存在しているというよりも人間で言えば72億それぞれの人にとってのマルチな世界が存在しているという事なのだろうと考える。
ピーター・パーカーにとっての別の世界では存在しない人がいるという事は、誰かにとっての別の世界ではピーター・パーカーが存在しない事もあり得る。
現在72億でこれまでの累積を合わせたらとてつもなく膨大な数になるがそんなの扱って収拾つけられるのだろうか。収拾つけられなくなって世界崩壊の危機を迎える事になるのか。
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きょうのポストカード(宇宙人ポール) [映画のポストカード]

25:45から地上波初放送『宇宙人ポール』
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吹替えなのか字幕での放送なのか分からない。英語じゃないとあの駄洒落は成立しないと思うが。
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次回作決定

スパイディが辮髪に?!
次回『スパイダーマン/ウォン・フェイフォーン』どうぞお楽しみに。


1/6 リアルマスターピース コレクティブル フィギュア ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ ジェット・リー ウォン・フェイフォン RM-1080

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キン肉マン キン肉ボトルマスク 争奪戦ラウンド2 [3.モンゴルマン](単品)

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シネマ★シネマ★シネマ 1996年 4 [シネマ★シネマ★シネマ]



映画紹介

"DEAD MAN WALKING" 『デッドマン・ウォーキング』
製作・監督・脚本 : ティム・ロビンス
出演 : スーザン・サランドン、ショーン・ペン

"BLACK SHEEP" 『プロブレムでぶ/何でそうなるの?!』
監督 : ペネロープ・スフィーリス
出演 : クリス・ファーレイ、デヴィッド・スペード、ブライアン・デネヒー

"SCREAMERS" 『スクリーマーズ』
監督 : クリスチャン・デュゲイ
原作 : フィリップ・K・ディック
脚本 : ダン・オバノン
出演 : ピーター・ウェラー、アンディ・ラウアー、ジェニファー・ルービン


全米興行成績トップ10

"SENSE AND SENSIBILITY" 『いつか晴れた日に』(公開6週目)

"MR.HOLLAND'S OPUS" 『陽のあたる教室』

"FROM DUSK TILL DAWN" 『フロム・ダスク・ティル・ドーン』
製作総指揮・監督・編集 : ロバート・ロドリゲス
製作総指揮・脚本・出演 : クエンティン・タランティーノ
出演 : ジョージ・クルーニー、ハーヴェイ・カイテル、ジュリエット・ルイス、サルマ・ハエック
の3本が初登場。
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『ミッチェル家とマシンの反乱』 [映画]

『ミッチェル家とマシンの反乱』を観た。2021年、アメリカ、1時間50分。
父、母、姉、弟、犬のミッチェル家。それぞれが個性的であるがために長女ケイティのそれまでの学生生活は変わり者として扱われていた。映画好きのケイティはその道に進むための大学進学を決め前途は洋々だったが父親からの理解は得られずかつては仲の良かった父娘の関係は崩壊していた。
一方世界各地ではマシンの反乱が起こっていた。

一家4人と犬一匹で家族構成がほぼほぼクレヨンしんちゃん。アメリカでどれだけクレヨンしんちゃんが浸透しているのか分からないけどひょっとしたら意識していたりするのかなあと考えたりもする。

家族ドラマのドタバタコメディとSFサスペンスのドタバタコメディの融合。最終的に家族は素晴らしい、家族は最高、家族が何より大事。という結論に至る事で家族ドラマもSFサスペンスも大団円させるのは見事だったけど、過剰過ぎるくらいに家族の大切さを持ち上げられると若干白けてしまうのはひねくれ者だからだろう。

SFサスペンスでは蛍光色を基本カラーとしていてカッコ良かった。


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新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでたい動画。


新年あけまして冷たい動画。


新年あけまして超絶テクニックな動画。

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